難関試験といわれる測量士試験に合格するためには、どれだけの勉強時間が必要なのでしょうか?

合格するために必要な学習を整理しつつ、具体的な勉強時間や勉強法、独学でも合格できるのかについて解説いたします。

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測量士の受験は独学で合格できるか?

測量士試験を受験するための受験資格はありません。

測量士補試験に合格している必要もないため、誰でも受験をすることができます。

ただし、試験の合格率は約10%ほどの難関試験となっています。

その最大の理由は、測量士試験で出題される内容の難解さにあります。

測量士試験には測量に関する計算問題が多く出題され、それを避けて合格することはできません。

計算問題で使用する数学の分野には、行列や統計など、高度なものも含まれるため、これが大きなハードルになっています。

また、市販のテキストがほぼなく、あったとしても説明が非常に難解でボリュームがあるため、独学での合格が難しくなっています。

測量の分野や数学の分野に明るい方でしたら、市販のテキストを購入し、独学が可能かまずは計ってみると良いでしょう。

とはいえ、アガルートアカデミーの測量士講座以外に、現状は独学での学習をする他ありません。

正しい知識で効率的に合格を勝ち取るためにも、講座を利用することが現実的です。

測量士補試験に合格された方は、測量士試験と試験範囲が重複するため、測量士補試験の合格から時間を空けずに測量士試験を目指されることをお勧めいたします。

独学で学ぶメリット・デメリット

それでは、独学で測量士試験に挑戦するメリットとデメリットを挙げてみましょう。

メリット

測量士試験における独学のメリットとしては、費用を抑えることができることに尽きます。

費用については、市販のテキストや過去問集の出費だけとなります。

ただし、数学の分野など、市販のテキストだけで理解できないものについては、それぞれ別の専門書が必要になることもあります。

このあたりのコストについては個人差が大きくあるため、前述したように、まずはテキストと過去問のみでご自身での独学が可能か判断されると良いでしょう。

デメリット

一方デメリットとしては、まず、時間が圧倒的にかかります。

1つのことを理解するために、その道筋が示されないため、周辺知識を調べ理解する時間的コストがかかります。

また、自分のペースで勉強ができる半面、合格までの逆算による「今すべきこと」が分かりづらいデメリットがあります。

これは、学習意欲を維持することが難しい要因になります。

また、正しい知識を正しく身に着けることが難しい点には注意です。

独学となると、自己流の知識に偏ることが多くなりますので、合格はしたものの誤った知識を持っていたということに陥る可能性があります。

測量士には300時間程度の勉強時間が必要

測量士試験の合格に必要な勉強時間は、約300時間程度です。

これは想定している勉強時間(あるいは聞いたことがある勉強時間)からすると、相当短い勉強時間ではないでしょうか。

でも本当は、これでも相当余裕を持った時間にしています。

測量士補試験の勉強をしていれば、より短時間で合格できる

他の国家資格の学習経験があれば、もっと短時間でいけるかもしれません。

特に、測量士補の学習経験は強力です。

というのも、実は、測量士補試験と測量士試験の学習「範囲」は一緒です。

測量士補は「測量業務に従事」するための資格であり、測量士は「測量計画を立案」するための資格であるが故に、「内容」は大きく異なります。

ですが、「範囲」は同じなのです。

測量士補試験の学習を通じて全体の範囲を掌握していれば、より深く多角的な内容を学習していても道に迷いづらくなります。

もちろん、測量士補試験の学習が有利なのは事実ですが、必要ではありませんので、油断は禁物です。

300時間の時間配分

では、具体的に約300時間程度の勉強時間はどのような流れになるのでしょうか。

1 インプットに25時間

まず、テキストを使った体系的な知識の吸収を行います。

いわゆるインプットと言われるものです。

これが、例えば、アガルートの測量士試験対策講座の「合格総合講義」では、約25時間となっています。

あくまで、この後に続く過去問を解くための土台だと割り切り、深追いせずに講義を吸収していきます。

25時間というと短く感じるかもしれませんが、「午前試験・選択科目を含む午後試験」のすべての過去問が解けるようになる知識を講義しています。

2 過去問に150時間

次に、インプットした知識を使って、実際に過去問を解いていきます。

解くべき過去問については、こちらのコラムで詳しく言及していますが、受験年度にあわせて改訂された過去問を5年分ほどやれば充分です。

はじめはインプットしたにもかかわらず、問題を解くことができずに苦労するかもしれません。

ですが、それが普通です。

続けていくと、「過去問が繰り返し出題されやすい」という測量士試験の特徴が分かってきます。

苦しいのは初めだけです。

解けなかった問題や、解説を読んでも分からない場合、インプットのテキストや講義に戻り、周辺知識も含めて再確認していきます。

テキストは、過去問で出題される論点をパターン化・体系化していますので、より知識が定着します。

アガルートの測量士試験対策講座の「過去問解説講座」では、約35時間の講義で、「午前試験・選択科目を含む午後試験」のすべての過去問のすべての選択肢を解説しています。

解説が35時間程度ですので、解くだけでしたらもっと短時間で終わることになりますので、復習を含めて1周当たり30時間ほどと考えておくと良いです。

定期カウンセリングという、個別に学習計画を立てていくフォロー制度がありますので、中山は実際に受講生の学習を間近で見ていますが、多くの方は4周もすると、すべての過去問がおよそ解けるようになります。

余裕をもって5周とします。

1周当たり30時間ですので、30×5=150時間ほどあれば、過去問はすべて解けるようになります。

3 知識の整理に25時間

ここまでで延べ175時間ほどですが、過去問が解けるようになった後に、もう一度インプットをご視聴いただけると、より知識が定着します。

過去問が解けるだけでなく、過去問が本試験で使える知識になっていきます。

これは是非、実践していただきたいです。

過去問を解いていて、解けなかった問題や、解説を読んでも分からない場合にテキストに戻ることはあっても、過去問が解けるようになってからもう一度テキストに戻る方は多くありません。

ですが、過去問が解けるようになってからテキストで身に付いた知識を整理することは大変有効です。

より過去問を理解できるようになります。

点で押さえていた過去問が線でつながるイメージです。これは非常に強力です。

インプット講義は約25時間ですので、計200時間となります。

1.5倍のバッファをとって、合計300時間

ここで、1.5倍のバッファを取ります。

まとまった時間をとるか細切れなのかによる違いなどを踏まえても、1.5倍の勉強時間である300時間を確保すれば、充分でしょう。

測量士の勉強はいつから始めれば良いですか?

測量士の勉強開始をいつにすべきかという事については、結論としては5月までに300時間の勉強時間を確保できる日程から開始すべきということになります。

まず、測量士の試験日は例年5月の第3日曜日に実施されます。

※1令和6年(2024年)試験は5月19日(日)に実施される予定です。

※2実際の試験日については必ずご自身で公式HPをご覧ください。

そのため、この日程までに上述の勉強時間「300時間」を確保できるようにする、というのが一般的に妥当な考え方と言えるでしょう。

とはいえ、毎月費やせる時間は人によって違うため一概に「この時期から始めた方が良いです」と断定するのは難しいです。

以下では一応の一例を考えていきましょう。

まず、平日1時間、休日・祝日4時間勉強すると考え、月の中で平日が20日、休日・祝日が合計10日と仮定します。

すると、毎月の勉強時間は60時間となるので300時間の勉強をこなすには5ヶ月必要と計算されます。

そのため、5月まで(あるいは4月末まで)に勉強を終えたいと考えると、11月中ば~12月始めまでに勉強を開始することで次の試験までに合格に必要と思われる勉強を完了させられると考えられます。

なお、上記はあくまで一例です。

測量士試験の勉強法

測量士試験は、過去問をマスターしていれば、確実に合格点以上の点数を取ることができる試験です。

そのため、過去問を使った学習が非常に重要です。

ただし、単に過去問を覚えているだけでは合格は難しいです。

知識や過程を理解し、応用がきく状態でなければ使える知識とはなりません。

それでは、測量士試験の勉強法について、午前試験と午後試験に分けて具体的に示していきます。

まず、午前試験では、文章問題と計算問題に分けて考えます。

文章問題については、テキストを精読し、過去問の解説を読むことで、周辺知識も含めて学習することになります。

測量士試験の特徴でもありますが、過去問の焼き直しが多いため、数をこなすことで自然と知識が身についていくでしょう。

1つ1つの肢は分断された論点ですが、テキストをつかってそれらを体系的につなげることができるようになると、使える知識になります。

一方、午前試験の計算問題は、午後試験の計算問題と同等に考えるべきです。

午後試験で出題された計算問題が午前試験で出題されるというダイレクトな理由もありますが、午前試験の計算問題は答えだけを問われることが多く、午後試験の記述式でその過程を問う問題が出題されることがあります。

計算問題を根本から理解する助けになることがあるため、類題については午前・午後を問わず、まとめて解くことで、使える知識になります。

午後試験の穴埋め等の文章問題は、午前試験で問われる部分と重複することがありますが、択一式で「解ける」問題でも、それを記述式で「書ける」のはまた別です。

是非、実際に書いて学習してみてください。

書いて記憶した知識が、午前試験の択一式の知識の吸収にもつながってきます。

また、午後試験は選択式の問題があるため、実際の試験では解くことがない分野もありますが、上で挙げた理由から、実際の試験で選択しない分野についても、学習しておくと良いです。

働きながら効率的に学習を進めるには

最後に、多くの受験生共通の悩みである勉強時間の捻出に触れておきます。

測量士試験の受験生は、多くの方が働きながら勉強時間を捻出しています。

もっとも効率的に合格を目指すのであれば、間違いなく講座を受講することでしょう。

今までの勉強時間の根拠も、中山が担当しているアガルートの測量士試験対策講座が前提となっています。

アガルートの測量士試験対策講座は、多くの合格者にインタビューでも語っていただいておりますが、細切れの時間で効率的に学習できるように構成しています。

例えば、インプット講義である「合格総合講義」は、論点ごとに非常に短いチャプターで切っています。

是非、資料請求をしていただき、サンプル講義をご視聴ください。

テキストや過去問集も、常に持ち運べるようにコンパクトに作っています。

また、講義の音声をダウンロードできるため、テキストを開けないような場所でも耳で学習することができます。

測量士の試験について

試験内容について

測量士試験は、択一式からなる「午前試験」と、選択問題を含む記述式からなる「午後試験」に分けて実施されます。

午前試験では、①測量に関する法規及びこれに関連する国際条約、②多角測量、③GNSS測量、④水準測量、⑤地形測量、⑥写真測量、⑦地図編集、⑧応用測量、⑨地理情報システムのそれぞれから計28問が出題されます。

一方、午後試験では、必須問題1題と選択問題4題(基準点測量、地形・写真測量、地図編集、応用測量))となっていますが、選択問題は、この4題のうちから2題を受験者が任意に選択します。

それぞれの設問数は各4問となっております。

関連記事:測量士試験の試験内容・情報をわかりやすくまとめて紹介

合格率・難易度について

午前試験は、択一式1問25点とし、28問が出題されるため、計700点満点です。

一方、午後試験は必須問題が300点満点、4題中2題を選択する選択問題が2題で400点満点であり、合計700点満点です。

合格するための合格基準は、午前試験で400点(16問)以上正解し、かつ、午前試験と午後試験の合計点が910点以上にならなければなりません。

例年の合格率は、約10%ほどの難関試験です。

年度受験者数合格者数合格率
2018年3,345人278人8.3%
2019年3,232人479人14.8%
2020年2,276人176人7.7%
2021年2,773人497人17.9%
2022年3,194人460人14.4%
2023年3,667人379人10.3%

試験の特徴として、過去に出題された内容が繰り返し出題されやすい傾向がありますので、過去問の検討が測量士の試験では特に重要です。

関連記事:測量士試験の難易度は高い!その理由と学習を有利に進める方法

まとめ

以上、この記事では、独学で測量士試験に合格するための勉強法について解説いたしました。

過去問が繰り返し出題される試験であるため、独学での合格も視野に入る試験といえます。

まずは、実際にテキスト・過去問を見て、ご自身が独学で合格することができるのか計ってみてください。

独学での挑戦が難しいと感じた方や、より効率的に合格を勝ち取りたい方は、是非、資料請求をしていただき、サンプル講義をご視聴ください。

事前に独学で学習した方であれば、サンプル講義の吸収性の良さ、合格するための現実性の高さをご実感いただけるはずです。

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この記事の著者 中山 祐介 講師

中山 祐介 講師 (講師紹介はこちら

独学で土地家屋調査士試験全国総合1位合格の同試験を知り尽くした講師。

「すべての受験生は独学である」の考えのもと、講義外での学習の効率を上げ、サポートするための指導をモットーに、高度な知識だけでなく、自身の代名詞でもある複素数による測量計算([中山式]複素数計算)など、最新テクニックもカバーする講義が特徴。日々、学問と指導の研鑽を積む。

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