受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社会福祉士国家試験を目指した理由・契機

大学の福祉系学科を卒業と同時に、福祉とは無縁の一般企業に就職して十ウン年経ちました。
仕事と育児に追われる中、大学時代の友人に障がいのあるお子さんが生まれたと知らせをうけた時、4年間も福祉を学んでいたにも関わらず、友人にかける言葉もでてこなかった自分に愕然としました。あの志は本物だったとはず。
しかしながら、在学中にこの資格を本気で取得しなかったのは福祉の道に進むという覚悟が無かったのかもしれません。あの頃からずいぶん月日が経ち、私が学んできた分野がどの様に変わり、これからどう変化していくのかを学びなおしたいと思い今回の受験を思い立ちました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講料が他社と比べてお手頃なのは大きかったです。自分を追い込むためにある程度の出費は覚悟していましたが、家計を預かる身としてあまり高いのであればあきらめざるを得ません。その上で、実際の講義をお試しで視聴できるのはよかったです。

合格体験記・学習上の工夫

まずは講義の初めに先生から話があったように、試験日から逆算して、最低でも全項目3回は繰り返し学習できるようなスケジュールを立てました。試験までの日数が少なかったので一日の学習量はそれなりにありましたが、出来るだけその日の分はその日の内に終わらせるようにしました。
もしクリアできなかった場合は、一週間のどこかで回収できるように調整してスケジュールを遅らせないように努めました。

勉強する時間帯はもっぱら早朝でした。夜にやろうとしても子供を寝かしつけると一緒に寝てしまい勉強できなかったという罪悪感が生まれてしまうので、割り切って朝の一時間半早起きして集中して講義を受けました。
また、幸いなことに仕事は電車通勤でしたので、通勤時間は全て勉強に費やしました。動画をみるよりも音声データに落とし込んで講義を聞いていました。お昼休憩はご飯を早々に済ませ30分は勉強。
土曜日は早朝に加え、子供のお昼寝タイムを使って勉強でした。時間が無いと分かっていながら、毎日勉強するのは正直辛いので、日曜日だけは「何もしない日!」と決めて気分転換をしました。それが自分をいい意味で追い込めたので、このやり方は合っていたのかもしれません。

正月は試験一か月前でしたが、あと一か月本当に自分を追い込む気でいたので、最後の気分転換と称して元旦と1月2日だけはお正月気分で過ごし、3日からは本気モードに切り替えました。早朝の勉強を2時間半に増やしたり、土日も家族に協力してもらい近所の図書館で一日中籠ってラストスパートをかけました。
試験が近づいてくるとやはり気になってくるのは、SNSなどで、他の人が「合格ラインに到達しました」などの書き込みです。これだけは見ても焦るだけとわかっていたので、見ないように努めました。

総合講義のご感想・ご利用方法

思い立ったのが9月中旬、とにかく私には時間がありませんでした。働きながら、そして2児の育児をしながらの受験、不安しかありませんでしたが、先述の通り、試験日から逆算して全項目3回は繰り返し学習できるようなスケジュールを立てました。
先生の「時間がない人は、予習をせずにまずは講義を聞く方法で大丈夫」との言葉を信じ、予習をせず講義を聞くことから始めました。

まず一巡目は、本当に「講義を聴くこと」だけに集中しました。本当に範囲が広く、ただ浅く勉強すればいいと思っていたのですが、こんな細かいところまで覚えるの?!と驚くようなこともあり、記憶の限界と戦う毎日でした。
大昔、大学の講義で聞いたような用語もありましたが、聞き覚えのないものや、当時から変わってしまった制度もありました。そんな時、先生の(かわいらしい図付きの)解説を聞いて自分自身の中に落とし込むように勉強しました。

二巡目は、テキストに補記をし始めました。この試験は、一つの事が複数の章にまたがって出てくることもあるので、「あれ?この言葉どこかの章で聞いたことあるな」と思ったらすぐ遡って確認し、「P○○~も確認する」と補記し、後から見直してわかるようにしました。
また、他の章に出てきた付随して覚えておきたいポイントも補記し芋づる式に覚えるようにしました。

三巡目で初めて暗記ペンを使ってどうしても覚えられない用語などを隠して丸覚えにかかりました。何度も声に出してみたり、自分で語呂のいい節をつけてみることもありました。
割合などの数字はこの時に覚えるようにしました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問に取り掛かったのは、12月中旬でした。それまで模擬試験などは全く受けてこなかったので、あと2か月しかないにも関わらず、この試験の出題傾向すら知らないままでした。
全項目を3回繰り返し学習した後、まずは一年間分を本番の要領で解いてみました。事例問題は何となく常識の範囲内で解けるものもありましたが、
もちろん知識も伴う問題が大半でしたので、正直半分の点数もとれませんでした。ちょっとは勉強してきたという自負があったので、現実を突きつけられて泣きそうになったのを覚えています。
でも、そこが踏ん張り時。落ち込んだ後は這い上がるだけ。一問ずつ丁寧に見直し、関連する項目(出題された部分だけでなく、項目全体)をテキストでもう一度学習しなおしました。一年間分を一週間で見直しを終えるようにして、すべての年度をやり終えた頃には合格ラインまで近づけるようになりました。

自由記載欄

講義の折々で、福祉に対する先生の熱い気持ちがにじみでる言葉がとても魅力的に感じました。さすがは日々福祉の世界に生きておられる生の声だと思います。

私のような一度福祉の道から外れたものでも、志があればなんとかなるものだとも思います。覚える事が多すぎて不安で泣けてくる事もありましたが、先生のおかげで当日は落ち着いて問題を解くとこができました。