日本語教育能力検定試験は1年に1回のみの実施で、早くから試験対策に取り組んでいる方も多い試験です。

そのような中、出願方法が郵送からオンラインになったり受験料が変更されたりして、手続き方法がいろいろと変わっています。

できれば少しでも試験対策に多く時間をかけたいところですので、日本語能力検定試験の手続きに関してはこのコラムに目を通してひととおり把握しておきましょう。

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【2024年】日本語教育能力検定試験の申込期日とその他日程

項目日程
オンライン出願期間※原則オンライン出願7月3日(月)から7月31日(月)まで
試験日程※試験時間は、9:00~16:4010月27日(日)
受験料17,000円(税込)
試験地区北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州
合否結果通知の発送12月20日(金)(予定)

例年、出願期間は7月、試験日程は10月後半の日曜日です。試験日の3か月前が出願期間となっていて、7月末で締め切られてしまうので注意が必要です。

受験料は17,000円です。

試験地区は全国7地区で、例年関東は東京都内に複数の会場が用意されます。ただし同地区内での試験会場を受験者が選ぶことはできません。

受験票は試験日の1か月前くらいに郵送されてきます。

合否結果は例年12月後半に郵送で通知されます。

日本語教育能力検定試験は原則オンライン出願のみ

令和5年度よりインターネットでのオンライン出願に変わりました。

郵送による出願はできなくなったので注意してください。

出願の際の作業を大きく分けると、出願登録と支払い手続きがあります。

出願登録は、出願開始日の0時から出願最終日の23時59分まで行うことができます。

ただし最終日はアクセスが集中して繋がりにくくなる心配もあるので、早めに出願しましょう。

受験料の支払いはクレジットカードかコンビニエンスストアかペイジーで行います。
この支払い期限は出願登録した翌日から7日以内です。出願最終日に出願登録をした場合でも、同じく出願登録の翌日から7日以内です。

支払い期限までに支払いが完了していないと出願は無効となり、出願期間内に再度出願手続きが必要となります。

このようなミスは誰にでも起こり得ますので、やはりまず出願登録を早めに済ませましょう。

オンライン出願に必要なもの

オンライン出願する前に以下について準備、確認しておきましょう。

インターネット環境、メールアドレス、顔写真のデータです。

インターネット環境

出願はパソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも可能です。

以下の点を確認しましょう。

  • パソコンはMicrosoft Edge、 Google Chrome、 Firefox、 Safariの最新バージョン
  • タブレットやスマートフォンはAndroid Chrome、 iOS Safariの最新バージョン

ブラウザは、JavaScript、Cookieを有効にしておきます。

また、セキュリティソフトをインストールしているとオンライン出願が正常に動作しないことがあるので、心配な場合はメーカーのサポートセンターに問い合わせておきましょう。

メールアドレス

メールアドレスはフリーメールや携帯電話のアドレスで構いません。

携帯電話の場合、オンライン出願サイトからのメールを受信できるようにドメイン(@postanet.jp)受信許可の設定をしてください。

顔写真のデータ

顔写真はオンライン出願に使用するパソコン、タブレット、スマートフォンに保存してください。

準備や撮影の際には以下のことに注意してください。

  • 3か月以内に撮影したもの
  • 上半身・正面・無帽・無背景
  • 鮮明であること
  • 目を閉じていないこと
  • サングラスを着用していないこと
  • 余白が多すぎないこと
  • カラー・白黒は問わない
  • データ形式はJPEG、サイズは3MB以下

写真は合格証書に印刷されます。出願後の写真の変更は一切できませんので気をつけましょう。

日本語教育能力検定試験の申込の流れ

ここでは日本語教育能力検定の申し込みの流れについて解説します。

  • アカウント作成
  • 出願登録
  • 受信料の支払い

以上の順番で申し込みます。

アカウント作成

まずアカウント作成から始めます。

日本国際教育支援協会のWebサイトよリオンライン出願サイトにアクセスし、出願登録用のアカウントを作成します(新規登録)。

「新規登録」のボタンをクリックし、利用規約と個人情報の取り扱いに同意した後、メールアドレス、パスワード等を入力して「登録」をクリックします。

入力したメールアドレス宛てに仮登録メールが届くので、60分以内にメール本文のリンクをクリックして本登録完了です。

出願登録

オンライン出願サイト(Post@net)のログイン画面にメールアドレスとパスワードを入力し「ログイン」を クリックすると、登録したメールアドレスに認証コードが届きます。

認証コードを入力してログイン完了です。

オンライン出願サイトの「検定一覧」から「日本語教育能力検定試験」を選択し、「出願」より必要事項を入力します。

  • 留意事項等の確認
  • 試験名の選択
  • 受験希望地区の選択
  • 出願内容の確認
  • 出願者情報の入力、顔写真アップロード
  • 出願者情報の確認
  • アンケート入力/確認

受験希望地区について、出願後1回に限り受験地区の変更が可能です(試験会場定員に余裕がある場合)。

希望する場合は日本国際教育支援協会に会場変更の可否を確認の上、指定された期限までに必要書類を提出します。なお、同じ受験地区内での試験会場の変更はできません。

それから出願者情報入力の際は、受験票、合否結果通知書、合格証書の送付先として、確実に届く住所を入力しましょう。

住所は日本国内のみです。海外居住者が一時帰国して受験する場合は、国内の家族や知人宅等の住所を入力してください(「○○様方」まで忘れずに入力しましょう)。

また、出願後は住所の変更はできないので、転居した場合は必ず郵便局に転居届を出してください。

受験料の支払い

上記の入力の後、支払い方法を選択します。

クレジットカード、コンビニエンスストア、ペイジーのいずれかを選びます。

クレジットカードの場合は入力を進めてその場で支払いが完了します。

コンビニエンスストア、ペイジーの場合は支払いに必要な番号等が表示されるので、「お支払い情報送信」や「印刷」のボタンをクリックして表示の番号等を受け取っておきましょう。

また、支払い期限(出願登録した翌日から7日以内)にも要注意です。

支払いが済んだら出願完了です。

受験料支払い後は登録内容の変更はできず、出願取り消し及び返金にも応じてもらえませんので、入力に間違いがないよう気を付けましょう。

出願後はオンライン出願サイトで「出願内容一覧」から「出願内容確認」ができます。

まとめ

オンラインでの手続きは、途中どこかで不備があるなどしてうまく進まないことがよくあります。

トラブルは誰にでも起こり得るものと考えて、期限直前ではなく日数にゆとりを持って出願しましょう。

それから、病気や怪我、障害等のために受験時に何らかの配慮が必要な人はそれを申請できます。

出願前に「受験上の配慮申請書」を日本国際教育支援協会から取り寄せて申請してください。その場合も通常のオンライン出願は別途必要です。

出願期間後に病気や事故等で急遽受験上の配慮が必要になった場合は、すぐに日本国際教育支援協会に連絡してください。

1年に1回の試験に万全の状態で臨むために、試験に付随する事務的な手続きはここを読むなどして慌てずに済ませていきましょう。

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