まつげエクステとネイルのトータルビューティーを提供できるネイリスト兼アイリストは、相性の良い組み合わせです。

ダブルライセンスを持つことで、携われる業務の幅が広がりやりがいを感じられたり、給与アップ・昇進のきっかけになったりさまざまなメリットがあります。

本コラムでは、現役ネイリスト兼アイリストである筆者がそれぞれの仕事の違いやダブルライセンスを取得するメリットについて解説します。

経験豊富な講師によるオンライン個人レッスンあり

講義動画はすべての手順を収録

講師が選定したこだわりの用具つきコースもご用意

ネイリストとアイリストの仕事内容の違い

ネイリスト

ネイリストの仕事は、爪をケアしたりマニキュアやジェルでデザインを施したりして指先を美しく見せること。資格取得は必須ではないため、資格を持たない未経験者でもネイルサロンでキャリアをスタートできます。

プロのネイリストとしてキャリアの幅を広げるのであれば、JNAジェルネイル技能検定やJNAフットケア理論検定試験といったさまざまなネイル関連資格も取得しておくと良いでしょう。

※関連コラム:【施術から事務作業まで】ネイリストの仕事内容がきついというのは本当か

アイリスト

アイリストは、まつげエクステンションやまつげパーマ・カール、まつげカラーなど目元のケアを専門的に行います。

アイリストになるには、国家資格である美容師免許が必須です。未経験からアイリストを目指す人の多くは、美容専門学校に通いながら美容師免許を取得しています。

ネイリスト技能検定試験の難易度

ネイリスト技能検定試験は、初心者向けの3級から中・上級者レベルの1級までの3階級あります。

ネイリスト技能検定試験の難易度は、階級が上がるにつれて徐々に高くなる傾向です。

トップネイリストとしての知識や技術が求められる1級は、平均合格率が50%前後の難関レベル。現役ネイリストでも受かるのが難しいといわれているほどです。

ネイリストを目指すのであれば、まずはネイリスト技能検定試験3級に挑戦しましょう。

※関連コラム:ネイリスト技能検定試験3級の合格率は?実技・筆記試験の概要と注意点

JEAまつ毛エクステンション技能検定の難易度は?

2008年に誕生したJEAまつ毛エクステンション技能検定は、アイリストとして安心・安全性の高い技術を提供することを目的とした検定試験です。

階級はネイリスト技能検定試験と同じく3~1級までの3種類あります。JEAベーシックライセンスである3級は、美容師免許を持っていなくても受験可能です。

詳しい試験内容については、試験を主催している「一般社団法人日本アイリスト協会」の公式ホームページを確認してみてください。

ネイリストとアイリストのダブルライセンスを取得するメリット

年収アップ

ネイリストとアイリスト、両方の資格を持つことで大幅な年収アップも期待できます。

同年代のネイリストよりも高収入を得られることで、自分に自信を持てるようになったり市場価値を高めることができたり、モチベーションアップにもつながるのではないでしょうか。

転職活動時に有利になる

ネイリストとアイリストのダブルライセンスがあれば、転職活動を有利に進められる可能性が高くなります。

「平均相場よりも基本給がやや高め」「これまでの経験を生かせるポジションで入社できる」など、良い条件のオファーが増えるかもしれません。

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