試験概要

マンション管理士と管理業務主任者のダブル受験を目指すには?難易度の違いは?

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マンション管理士や管理業務主任者の資格取得を検討している方は、一度はダブル受験を考えたことがあるのではないでしょうか?

「ダブル受験は本当に可能なのか」「気をつけるべきことはあるのか」「難易度はどう違うのか」など、不安に思うことがあると思います。

そこでこのコラムでは、マンション管理士と管理業務主任者のダブル受験についてと、両試験の難易度の違いについて解説していきます。
ぜひ参考にしてください。

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令和2年度管理業務主任者試験の合格率70%(全国平均の3.15倍)

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マンション管理士と管理業務主任者のダブル受験をしやすい2つの理由

➀試験範囲が近い

下記表のように、マンション管理士試験と管理業務主任者試験の試験範囲は8~9割ほどが同じとなっています。

ただし、マンション管理士と管理業務主任者の立場の違いから、各科目の比重が若干異なります。

    マンション管理士試験 管理業務主任者試験
法令 民法・その他法令 約6問 約10問
区分所有法等 約12問 約6問
標準管理規約 約8問 約8問
マンション管理適正化法 5問 5問
管理実務 標準管理委託契約書等・会計 約4問 約9問
建築・設備 約15問 約12問
合計 50問 50問

②試験日が近い

マンション管理士と管理業務主任者の試験日が近いことも、ダブル受験がしやすい理由の1つです。

以下にマンション管理士と管理業務主任者の試験日を示します。
マンション管理士試験は例年11月の最終日曜日、管理業務主任者試験は例年12月の第1日曜日です。

試験日
マンション管理士例年11月の最終日曜日
管理業務主任者例年12月の第1日曜日

※関連コラム:マンション管理士試験・管理業務主任者試験の概要

ダブル受験・ダブル合格を目指すには両試験の違いを把握しておこう

マンション管理士試験と管理業務主任者試験のダブル試験を目指すには、両試験の違いを把握することが欠かせません。

両試験はどのように違うのか、詳しく説明します。

両試験の立ち位置の違い

両試験の試験範囲はほぼ同じですが、マンション管理士は住民側、管理業務主任者は管理会社側と、両者の立場は真逆です。

この立場の違いにより試験の内容に差が出るため、この点についてはしっかり理解しておきましょう。

【マンション管理士】住民側の立場から助言や指導をする
⇒専門知識をもって、マンションの維持・管理に関する管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、適切な助言や指導、援助等のコンサルティング業務を手がけ、トラブルの解決をサポートします。

【管理業務主任者】管理会社の一員として管理業務に携わる
⇒管理の前提となる管理受託契約の重要事項の説明から、受託した管理業務の処理状況のチェック等及びその報告までマンション管理のマネジメント業務を担うものであり、管理会社の事務所ごとに国土交通省令で定める人数の設置が義務付けられています。

試験科目の違い~マンション管理士で重視されている分野~

    マンション管理士試験
法令 民法・その他法令 約6問
区分所有法等 約12問
標準管理規約 約8問
マンション管理適正化法 5問
管理実務 標準管理委託契約書等・会計 約4問
建築・設備 約15問
合計 50問

マンション管理士試験では、法令系の「区分所有法等」の問題が管理業務主任者に比べ多く出題されます。

マンション管理士には、管理規約の内容の精査や見直し業務があります。
管理規約は区分所有法に基づいて決められているため、マンション管理士は「区分所有法」についての理解が欠かせません。

また、「建設・設備」の比重も大きく、「建設・設備の中の都市計画法については、マンション管理士にしか出題されない分野です。

試験科目の違い~管理業務主任者で重視されている分野~

    管理業務主任者試験
法令 民法・その他法令 約10問
区分所有法等 約6問
標準管理規約 約8問
マンション管理適正化法 5問
管理実務 標準管理委託契約書等・会計 約9問
建築・設備 約12問
合計 50問

管理業務主任者試験では、「民法・その他法令」の問題が多く出題されます。

管理業務主任者は管理会社の立場であり、管理会社は管理組合と契約をして仕事を行っています。
そのため、管理業務主任者になるには民法への理解を深めなければなりません。

また、「標準管理委託契約書等・会計」も多く出題されます。

標準管理委託契約は、管理業者と管理組合が契約する際に必要となる契約書のこと。
管理会社側の立場である管理業務主任者にとっては重要な分野であるため、ここの比重が大きくなっています。

マンション管理士試験と管理業務主任者試験の難易度を比較

ここからは、マンション管理士と管理業務主任者の難易度を比較します。

合格率の違い

マンション管理士試験の合格率は8~9%
合格率は毎年10%を上回ることがなく1桁にとどまっており、合格しづらい試験といえるでしょう。

それに対して、管理業務主任者試験の合格率は20~23%
割合でいえば5人に1人が合格する試験で、毎年15,000人以上が受験して3,000人程度が合格しており、マンション管理士の3倍以上の合格者が排出されています。

マンション管理士試験は管理業務主任者試験より10%以上合格率が低いので、合格率の観点からはマンション管理士試験のほうが難易度が高いです。

管理業務主任者試験は基礎的なことが出題されるため、基礎力が身に付きます。
マンション管理士試験と管理業務主任者試験の出題範囲はほぼ同じなため、管理業務主任者試験で基礎力をつければ、マンション管理士試験で応用することもできるでしょう。

※関連コラム:マンション管理士の難易度ランキング!合格率が低い4つの理由とは?

※関連コラム:管理業務主任者の難易度ランキングと合格率!難しい?簡単?宅建とも比較

勉強時間

一般にマンション管理士試験合格に必要な勉強時間は、500時間程度

1日2時間勉強すると仮定した場合、9か月ほどかかる計算となります。
この場合、マンション管理士試験は毎年11月下旬にあるため、年明けの1月や2月から勉強をスタートしなければ間に合わない計算です。

長期間にわたって勉強する必要がある試験と言えるでしょう。

一方、管理業務主任者試験合格に必要な勉強時間は、一般的に300時間程度とされています。

マンション管理士試験は管理業務主任者試験よりも、合格に必要な勉強時間が200時間ほど長く、勉強時間の観点からもマンション管理士試験の方が難しいといえます。

マンション管理士・管理業務主任者ダブル受験に向けて

マンション管理士と管理業務主任者は、どちらもマンション管理に関する資格。
学習内容に共通する部分が多く、試験日程も近いので同時進行で勉強できるメリットがあるのです。

実際にダブル受験をすると、管理業務主任者試験で高得点を取りやすくなる傾向にあります

なぜなら、マンション管理士試験では深いところまで学習するのに対し、管理業務主任者試験ではどちらかというと基礎的な部分がメインであり、各科目の理解がより深まるためです。

仮に管理業務主任者試験だけしか受からなかった場合でも、来年には5問免除を受けた上でマンション管理士試験に挑むことができるため、ダブル受験をした経験は決して無駄になりません。

両試験の違いと攻略法

マン管・管業のダブルライセンスを目指す方へ,両試験の違いと攻略法を18分程度の動画にまとめました。

具体的な出題例を基に、理解を深めていただける内容となっておりますので,ぜひご視聴ください。

テキストの閲覧はこちら(PDF)

動画の内容

  • 00分26秒 マンション管理士・管理業務主任者の業務と試験の関係性
  • 01分21秒 試験概要・ダブルライセンスを目指せる根拠
  • 01分48秒 両試験の出題傾向
  • 05分53秒 実際の出題例・知識の問われ方の違い
  • 15分40秒 合格率・試験突破への鍵
  • 17分00秒 学習の進め方

令和2年度マンション管理士試験の合格率36.4%(全国平均の4.23倍)

令和2年度管理業務主任者試験の合格率70%(全国平均の3.15倍)

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