合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

不動産業界での転職を考えていて、幅広く不動産の業務に取り組みたいと考えていたからです。特に、マンションの老朽化が進む昨今、マンション管理業務の重要性が高くなってきていると考えられ、ビジネスモデルとしても有用であると考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

合格特典があったというのが大きな理由です。
また、マンション管理士と管理業務主任者のダブルで講座を受講できたので、一体的な理解が望めると思い受講しました。宅建や賃管でお世話になっていた工藤先生にご担当頂けたのもよかった点でした。

合格体験記・学習上の工夫

とにかく極めて短期間の受験だったので、まず何より必ず受かってやるという高いモチベーションと学習習慣を維持するために、実務家の動画等を定期的に見るようにしました
そして、日々の学習では、出勤前は設備の勉強をし、退勤後は会計等を勉強し、夜に区分所有法等を勉強していました。会計に関しては、簿記等の知識が全くなかったので苦戦しましたが、時間をかけて何とかものにできました。今まで全くの文系だったので、使っている脳の部分が全然違う気がして斬新でした。設備に関しては、とにかくYOUTUBEの動画をよく見るようにして、イメージを大切にしました。単純暗記は好きでしたがとにかく実務で使うんだという意識をもって学習し、覚える量が多く大変でしたが、得意科目となりました。
最後に、区分所有法に関しては、非常に苦労しました。私自身、法律の学習経験があり、規約に関しては会社法の定款などと似たようなところもありスッと入ってきやすかったのですが、区分所有法の最初の共用部分等の概念が過去問を解いてもさっぱりピンとこなかったり、団地、建替えや被災マンション法などでも苦戦しました。ここがしっかり固められなかったのが、マンション管理士不合格の主な要因だったように感じます。

総合講義のご感想・ご利用方法

やはり、予想はしていましたがかなりのボリュームでした。しかし、最後まで授業に食らいついていければ、試験に必要な情報はほぼ網羅していると思いました。過去問の情報を、随時テキストに書き込んでいけばより万全だと思います。区分所有法のところは難解なので、直前期に講義を聴き直すようにしました。また、マンション管理適正化法のところも似たような部分と混同しないよう講義を聴き直しました。
3分冊あるので、一部難しいところが出てきたら、他の分野の講義を聴くという方法もよく行っていました。とにかく止まったり深く考えたりせず、先に進むことが大事だと感じました。
私のマン管受験での失敗点は、団地や被災マンション法などの難解な分野を論理的に理解しようと時間をかけすぎたことが挙げられます。実際に、試験ではかなり基本的なことしか聞かれなかったので、基本的な部分を抑え、あとは最悪失点しても構わないのでより基本的な部分を抑えるようにするという学習法の方がよかったのかもしれません。
あとは、範囲が凄く広いので、Aランク等のランク付けを意識した学習が有効的であったと感じます。AランクからCランクまで、きちんとテキストにランク付けがされているので、基礎という幹を作り・固め、そこから枝葉を伸ばしていくように学習を進めました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

受験期間が極端に短かったので、こちらはほぼ講義は聞かず、独力で取り組みました。講義後すぐに取り組むようにし、過去問で問われていた部分はテキストに意識してマークするようにしました。過去問と合わせて、どんな風に試験で問われていて、そのために何を覚えればいいのかを意識して学習するようにしました。特に、昨年の試験問題などは早い段階で目を通すようにし、試験の全体像を把握するよう努めました。
取り組みやすさとしては、46問目以降の適正化法のところは似たようなところが多く過去問で出題されており、落とせないなと感じましたが意外と覚えるのに苦労しました。5点免除があると、かなり負担が小さくなるように感じました。
区分所有法の最初の共用部分等の抽象的な部分や不動産登記法の分離処分の制限のところは難解でしたので、短期間の学習では完全に理解しきれませんでした。設備のところは、メリハリが重要だと思いますが、将来の業務に関係する分野ですのでYOUTUBEなども活用し、コツコツ楽しく学習していきました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

3分冊と分量がかなり多かったため、直前期の総まとめ講座には大変お世話になりました。とにかく体系的理解を意識することができましたし、短時間で総復習をするのに最適でした。会社に出勤するときも持ち歩くようにしていましたし、試験会場で荷物をしまう時間まで確認していました。
試験に必要な個所を適切に抑えてあり、大変役に立ちました。私の場合は、準備期間がほとんどなかったので実践できませんでしたが、早めに総合講義を1週ないし2周した後、総まとめのテキストに情報を加筆し、夜寝る前にこまめに見て記憶の時間をとったり、パラパラと何回も見続けることで目次等の体系的な理解がより視覚的にインプットされて記憶できるのではないかと感じました。
いずれの講座でもいえることですが、この総まとめ講座はアガルートならではの優れものだと私は思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本試験を意識した内容であり、難しかったように感じました。模擬試験では、やはり法律の文言で聞かれるので、法律の条文に慣れるように条文を小さく印刷して手元に置いて、問題で問われたときに試験後その都度参照するようにしました。
私自身、この学習で改めて条文をしっかり見なきゃだめだなと痛感させられました。マン管では不十分だったこの点を改善したことにより管業では確固たる知識と自信になり、(「本試験難しすぎだろ」と少々微笑んでしまうような状況でも)9割以上の手ごたえがありました。区分所有法や適正化法、標準管理規約自体は民法と違ってそれほどのボリュームがないので条文学習は極めて効果的だったと感じました。
その他、本試験を意識した学習として、マン管学習で不十分だったガイドライン・統計等を時間の余裕からカバーできたのも管業高得点合格に寄与したと思いました。

カリキュラム,講座のご感想,講師へのメッセージ等

予めわかっていたことですが、マン管の試験が先に来てしまうことには要注意です。逆の順番だったら結果は違っていたかなと感じました。
マン管受験後管業受験までの1週間はすごくゆとりが持てたので、マン管の試験日を実際の試験の1週間前と想定した学習をお勧めいたします(私の場合マン管受験まで2週間しか時間が取れなかったため大苦戦しました(本試験7割程度))。  工藤先生、宅建、賃管、マン管・管業とご講義いただき誠にありがとうございました。苦労して勝ち取った資格は、転職の際にも大きな力となりましたし、今後の不動産業務に全力で生かしていきたい所存でございます。本当にお世話になりました。