受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

私はサラリーマンで不動産には全く関係のない仕事をしていますが、父が不動産を持っており、将来的に不動産管理に関わる可能性があるため、昨年宅建士の資格を取得しました。学習するうちに不動産関連の法律の学習が面白く、さらに知識をつけるため、他の不動産資格を探し、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士の3 資格を受験することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建士を受験した時は独学でしたが、3 資格の受験が同時期であり、加えてマンション管理士の合格率が非常に低く、独学では合格はとても無理と判断しました。宅建士受験時もYouTubeにアップされているショート講義を活用しており、その中で工藤講師の宅建士の講義も拝見しており、アガルートの広告も見ていました。スタディング、フォーサイトと価格、合格率、各社の合格特典を比較し、工藤講師のサンプル講義が決め手となりアガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

マンション管理士、管理業務主任者のダブル受験のため、少しでも早くと2021年の12月にダブル受講の申し込みをしましたが、学習に取り組んだのは4月でした。受験まで8ヶ月残す事でしたが、今からならまだ間に合うと思っていました。
テキストに沿って講義を聞こうと思ってスタートしましたが、スタートしてみると画面にテキストが映し出されているので、テキストなしで講義を聞くだけでも充分でした。上巻では昨年度合格の宅建士と学習範囲が重なっている。民法はほぼ宅建士と同様の学習内容でしたが、区分所有法は、宅建士の学習内容より細かく 1回の受講では理解できない部分も多くありましたが、とにかく全部聞こうと進みました。中巻下巻も同様に、まずは全部受講することに力を置きました。
時間短縮のため1.5倍速で受講しました。まとまった時間が取れなかったので、通勤など電車での移動中に聞くことが多くありました。1回目の講義受講後に問題集を1回解き、回答はノートに記載し、正解、自信がないが正解したものら不正解と解答に○ △ ×と印をつけていきました。
上巻の問題集が終わったのは5月末で思った以上に時間がかかりかなり焦りました。下巻まで終わる頃には8月になっていました。お盆明けから講義2回目を開始しました。問題集は2回目では、1回目の△ ×だった問題を解きました。9月以降は問題集を繰り返し解くことに専念しました。×と△は回数を追うごとに数は減っていきます。10月初旬までに4回目まで行いました。
失敗したなと思ったのは、ホームルームをリアルタイムで受講しなかった事です。9月に入り始めて4月5月のホームルームを確認しました。勉強の進め方に加え、ホームルームでは試験での重要項目を掘り下げて解説してくれていました。試験の直前では、ホームルームでの重要事項の解説を再度確認しました。
Facebookは積極的な活用は出来ませんでした。登録はしたものの受講生の皆さんの質問を確認した程度で理解を早める。折角のチャンスでしたが、使わずにもったいなかったです。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義の初期の段階で講師からできれば何回か繰り返し講義を聞いた方が良いと言う話があったと記憶していますが、なかなか複数回の受講の時間は取れませんでした。それでも細切れ時間を使って基本1.5倍速で2回受講しました。
通信講座の使い勝手の良いところは、全部を複数回受講することはできませんでしたが、苦手分野、理解が難しい分野は何回でも繰り返し受講できる所です。問題集を解いて間違いが多い分野は何回か講義を聞き直し、理解に努めました。
昨年独学で宅建士を受験しましたが、独学とは違い、講師が解説してくれる通信講座はとても楽しく、学習が滞る事は少なかったです。テキストの内容は細かくて合格するに当然十分な内容ですが、加えて、テキストに記載されていない制度の考え方や理屈、理由を教えてくれ、納得するのに腹落ちする話をしてくれました。解説も手振りが入り、聞きやすく画面に映し出されたテキストには、ピンクやブルーのマーカーで、ここがポイントと示して、欄外に間違いやすい重要項目や引っかけポイントなどを記載し、なるほどと思わせることも多々ありました。
面白い話もありました。建物設備の学習時には、テキストにはカラー写真で建物の劣化状況と解説がわかりやすく掲載されていました。講師がマンション管理士を受験した時、街を歩くときに建物の様子を見たりしていましたとお話しされていましたが、私もその話を聞いて以来、建物のタイルの状況やひび割れの状況を見て、これがテキストに記載されていた劣化だなと観察するようになりました。実際に建物を注意深く見ると、意外に多くの建物の劣化を観察でき、建物の状況と劣化症状の名前が記憶に定着しました。
講義を受けての感想ですが、単にテキストの解説でなく、マーカー、手書きの図、手振りを使って、わかりやすく解説しようとする講師の姿勢。講師ご自身の受験時の工夫など興味を引くお話、とてもよかったです。あらためて講座を振り返るとテキスト、講義内容、講師の人柄、アガルートを選択して正解だったと思っています。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問の数は相当数ありました。過去問解説講義は過去問を解いた後、各一回聞きました。合格体験記にも記載しましたが、上巻、中巻、下巻と問題集を1回解き、回答はノートに記載し、正解、自信がないが正解、不正解と回答に印をつけていきました。各項目が終了すると、解説を聞き、間違えた箇所をチェックし、テキストを確認する感じで進めました 。
9月からは問題集を繰り返し解くことに専念専念しました。×と△の数は回数を追う事に減っていきますが、10月初旬までに4回目まで行いました。
過去問解説講座で取り上げている問題は全問ではなく、講師が重要、理解が難しいとした問題を抜粋して、解説を加えています。過去問解説講座は1回しか聞きませんでしたが、これで理解が進んだ問題も多かったです。ただ自分が誤答した問題と解説されている問題は当然リンクはしていなく、講義の再度確認やテキストの読み返しをしました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は受験1ヵ月前の追い込み時から受講を始めました。とても助かりました。残り1ヵ月となり、総合講義はすでに2回聞いており、3回目を聞く時間もなく、そんな時期での総まとめ講座は効率よく、ポイントをまとめた内容で追い込み時期にはぴったりでした。
テキストも総まとめだけを持ち歩き、ラストの1ヵ月は総まとめ講義だけで試験に臨みました。試験当日もそうまとめ講座のテキストだけを試験会場に持ち込みました。特に役に立った優れていた箇所は、重要な事項を簡潔に表にまとめてあったり、類似の項目でわかりにくい相違点を比較してわかりやすく掲載してあったり、正しく総まとめのテキストになっていました。過去問も解説確認も総まとめテキストでやりやすかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

ダブル受験だったので、マンション管理士、管理業務主任者のそれぞれ模擬試験2回分と令和3年の過去問題がありました。
模擬試験は各試験の2週間前に第一回目を実施し、第2回目と令和3年の試験は1週間前に実施しました。管理業務主任者は1回目38点、2回目35点、本試験40点、合格点は36点。マンション管理士は1回目30点、2回目34点、本試験34点、合格点40点。さすがに模擬試験なので若干難しかった。模擬試験では全く合格点に届かず、現状を知って最後まで気を抜かず学習に臨むことができました。
反省点としては模擬試験の実施時期をそれぞれあと1週間早く実施すれば回答の確認やもう少し掘り下げて解説テキストを確認できたと思います。利用方法は単に模擬試験に臨み、点数確認し、解説を確認しただけで、掘り下げた理解には活用できなかったことです。