マンション管理士試験の合格者は、平均年齢が何歳で、どのような年代の方が多いのでしょうか。

自分と同じ年齢層の方が合格されているか、マンション管理士試験の合格者の年齢は気になりますよね。

当コラムでは、マンション管理士試験の合格者の年齢について、平均年齢や合格者の多い年代を含めて解説します。

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マンション管理士試験合格者の年齢

マンション管理士試験の合格者は、どの年齢層からも100弱~300人程の方が合格しており、幅広い年齢層から合格者が輩出されています。

年度 ~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳~ 平均年齢
2022 101人(7.2%) 270人(19.3%) 380人(27.1%」) 398人(28.4) 253人(18.0%) 47.8歳
2021 97人(7.8%) 246人(19.9%) 323人(26.1%) 343人(27.7%) 299人(18.5%) 47.7歳
2020 84人(8.0%) 167人(16.0%) 282人(27.0%) 295人(28.2%) 217人(20.8%) 48.5歳
2019 102人(10.3%) 202人(20.4%) 276人(27.9%) 257人(25.9%) 154人(15.5%) 46.2歳
2018 85人(8.7%) 218人(22.4%) 272人(27.9%) 240人(24.6%) 160人(16.4%) 46.5歳
2017 106人(9.1%) 260人(22.3%) 322人(27.6%) 263人(22.5%) 217人(18.6%) 46.8歳
2016 93人(8.4%) 223人(20.3%) 322人(29.2%) 264人(24.0%) 199人(18.1%) 46.9歳
2015 103人(8.9%) 240人(20.7%) 320人(27.6%) 262人(22.6%) 233人(20.1%) 47.1歳

出典:公益財団法人マンション管理センター|マンション管理士試験

合格者の年代にバラつきがあるため、年齢を問わず合格が可能であると考えられます。

更に、1.平均年齢、2.多い年代、3.最年長合格者について見ていきます。

1.平均年齢

近年の平均年齢は46~48歳程度で推移しています。

また、マンション管理士の合格者のうち29歳以下の合格者は例年少ないことが分かります。

これは、マンション管理士の仕事が知識のみならず人生経験を活かした仕事も必要としている部分があるため比較的歳を重ねて受験し、合格している方が多いと推察されます。

経験を活かしたマンション管理士の仕事としては、住民間のトラブルへの交渉が例に挙げられます。

マンションの住民は様々な人が1棟の建物に居住します。
そのため、職業・生活・環境が全く異なり、騒音やゴミの出し方などでトラブルになることもあります。

マンション管理士は、マンション住民の良好な住環境を守るため、当事者の話を吟味したうえ、人生の中で培ってきた経験やスキルを活用して解決策を模索します。

このように、マンション管理士の仕事にはマンション管理士としての経験だけでなく、人生の中で培ってきた経験が必要な場合もあります。
そのため、歳を重ねた受験生が多く、平均年齢が比較的高齢になっていると思われます。

2.多い年代

近年のマンション管理士試験の合格者の中では、40~49歳、50~59歳が多い傾向にあります。

マンション管理センター『マンション管理士の業務についての アンケート調査結果の概要』によると、マンション管理士資格を取得した理由において「現在又は将来の仕事に活かすため」という回答が65.8%を占めており、最も多い取得動機になっています。

これは、既に仕事を持っている方が専門性の獲得やキャリアアップを目的としてマンション管理士を受験していることが多いと推察されます。

マンション管理士試験は中高年の方が多く受験し、中高年の合格者が沢山輩出されているといえます。

3.最年長合格者

令和4年度の合格者の最高年齢は85歳でした。

これは、マンション管理士試験は高齢になっても合格できる試験であるということを裏付けています。

マンション管理士試験の問題は、四肢択一のマークシート式となっています。

この試験形式は管理業務主任者試験や宅建士試験と同じです。
択一式試験では、消去法等を用いて正解を導き出すことが比較的容易な試験といえます。

このため、歳を重ね高齢になっても十分に合格ができる試験です。

関連記事:マンション管理士とは?役に立たない?やめとけと言われる理由も解説

マンション管理士試験は年齢を問わず目指せる

今見てきたように、マンション管理士試験は中高年の方の合格者が多く、70歳を超えての合格も可能であるような試験であることが分かりました。

そのため、マンション管理士試験は年齢を問わず合格を目指すことのできる試験といえます。

また、マンション管理士は歳を重ねてからもできる仕事が多いです。

マンション管理士の仕事は、トラブルの交渉のほか、管理規約の素案の作成や大規模修繕の計画・実施といったものがあります。

これらの仕事はデスクワークが多く、肉体を駆使して働くことは少ないです。そのためマンション管理士として生涯現役で働くこともできます。

更に、マンション管理士の資格は、他人の為のみならず、自分のためにも活用できます。

例えば自分のマンションの大規模修繕を計画する場合、マンションの修繕についての知識を有しているため、計画に適した業者を選定し、マンションという財産を保全することができます。

加えて、マンション管理士には将来性もあるため、資格取得をおすすめします。

分譲マンションは現在も増加しており、老朽化による修繕や建て替えのニーズは高くなることが考えられ、マンション管理士の仕事が増加すると考えられます。

また、近年災害が多く発生していることから、マンションでの防災意識が向上しており、防災に対するアドバイスをマンション管理士に求めることもあります。

マンション管理士は今後も必要とされる仕事が多く、おすすめできる資格です。

関連記事:マンション管理士とは?役に立たない?やめとけと言われる理由も解説

まとめ

以上でマンション管理士の年齢についての解説を終わります。

このコラムのまとめ

  • マンション管理士は29歳以下~60歳以上の幅広い年齢層の方が合格している
  • マンション管理士試験の合格者の平均年齢は46~48歳、最も多い年齢層は40~49歳であり、中高年の方の合格が目立つ
  • マンション管理士試験の合格者の最高齢は77歳~83歳であり、歳を重ねてからも合格が可能な試験である
  • マンション管理士は年齢を重ねてからでも合格できる試験となっている

マンション管理士に年齢は関係ないということが理解できたのではないでしょうか。

年齢で悩む必要はないので、ぜひマンション管理士の取得を目指してはいかがでしょうか。

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