技術士試験は試験会場に持ち込めるものと持ち込めないものが決められています。

試験当日になって慌てないように、試験勉強の合間に持ち物リストを作成しておきましょう。このコラムでは、技術士試験当日に必要な物のリストや持ち込み不可の物のリストを紹介します。

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技術士筆記試験当日に必要な持ち物リスト

まず、第一次試験と第二次試験筆記試験の当日に必須のもの、あると便利なもの、持ち込めないもののリストを紹介します。

必須の物

  • 受験票
  • 筆記用具
    • 黒鉛筆又はシャープペンシル(HB又はB程度)
    • 消しゴム(電動は不可)
    • 鉛筆削り(鉛筆を使用する場合、電動は不可)
  • 時計
  • 写真付きの身分証明書(運転免許証、社員証等)

受験票は試験日の数週間前に送られてきます。当日、絶対に忘れないようにしましょう。

筆記用具は、第一次試験ではマークシートの塗りつぶしに適したものを用意しましょう。

第二次試験の筆記試験では、長文の論文作成で指が疲れにくいものを選んで用意しましょう。

鉛筆を使用する場合は鉛筆削りも用意しましょう。

試験の経過時間を確認するために時計は必須です。スマートフォンは時計として使用できません。腕時計などを用意しましょう。

必要に応じて本人確認が行われる可能性があるため、写真付きの身分証明書も必要です。

あると便利な

  • 電卓(関数電卓等は不可)
  • 水分補給用のペットボトルかボトル缶(ふた付き)
  • ハンカチ、タオル、うちわ、扇子
  • (第二次試験のみ)長さ30cm程度までの透明な直定規

電卓は、シンプルな四則演算機能を持つものに限り持ち込みが許可されています。関数電卓は許可されていないので注意しましょう。

試験中の水分補給は、ペットボトルやボトル缶の使用が認められています。ペットボトルやボトル缶は、試験中に机の上に置くことができます。

ハンカチやタオル、うちわや扇子も試験中の使用が認められています。うちわや扇子は、暑い時期に行われる第二次試験ではあると便利でしょう。

透明な直定規は、第二次試験で作成する答案論文に図を記載する場合に使用します。

持ち込めない物(使用できない物)

  • 関数電卓
  • 耳栓
  • (第二次試験のみ)色鉛筆、蛍光ペン、字消し板、テンプレート定規

前述の通り、関数電卓は許可されていません。 持ち込み用の電卓が使用可能かどうか不安な場合は、受験案内書の電卓の解説を確認することをおすすめします。

集中するため等の目的で試験中に耳栓を使用することは禁止されています。

また、二次試験の筆記試験で答案論文の強調したい箇所に色鉛筆や蛍光ペンで色付けすることも禁止されています。

その他、消しゴムを補助する字消し版の使用や、直定規以外の定規の使用も禁止されています。

技術士口頭試験当日に必要な持ち物リスト

口頭試験は、技術士試験の最終試験です。口頭試験当日に必須のもの、あると便利なもの、持ち込めないもののリストを紹介します。

必須の物

  • 技術士第二次試験筆記試験合否通知書

送付されてきた技術士第二次試験筆記試験合否通知書は必須です。合否通知書が口頭試験の受験票に相当します。

試験会場で合否通知書を提示することで受付を済ませることができます。

あると便利な物

  • 口頭試験対策用の資料(職務経歴票、復元した筆記試験の答案論文等)
  • 写真付きの身分証明書(運転免許証、社員証等)

口頭試験では、業務経歴と筆記試験の答案論文の内容について質問されることがあります。

第二次試験申し込み時に記載した業務経歴票と、筆記試験の内容を復元した答案内容を持参して、口頭試験の控室などで最終確認を行うことをおすすめします。

筆記試験で作成した論文の復元は、記憶がはっきりしている筆記試験直後に必ず行っておきましょう。

写真付きの身分証明書は、万一の場合に身分を証明するのに役立ちます。

持ち込めない物

口頭試験は、その名の通り口頭で試験官の質問に対して受験者が口頭で答える試験です。

口頭試験中は、資料などの参照は一切できません

また、試験室内の撮影や録音は禁止されています。

口頭試験の際の服装は?

口頭試験の目的は受験者の技術士としての適格性等を確認することであり、服装についての規定はありません。

しかし、口頭試験は、就職や転職での面接のような雰囲気で行われるため、男女ともに一般的に面接で好ましいとされるスーツなどの服装や身だしなみが無難です。

以下のようなことに気を付けるとよいでしょう。

  • スーツの色は黒、もしくは濃紺などフォーマルなカラー
  • 自分の体に合ったサイズを選ぶ(袖や丈が長すぎない・短すぎない)
  • ワイシャツはアイロンをかけるなど皺がない状態にしておく
  • ネクタイの色はブルーや紺などオーソドックスで落ち着いたカラーを選ぶ

なお、口頭試験は毎年冬に実施されるので、スーツが暑くて不快になることはないでしょう。

関連コラム:技術士試験日&申し込み方法完全ガイド!第一次・第二次試験日程は?

試験当日の確認

試験当日は、出発前、試験会場の最寄り駅に到着したタイミングなどで持ち物リストを確認しましょう。
可能であれば、試験前日までに試験会場の場所を訪れて、移動時間や会場の建物などを確認しておくと当日の不安が少なくなります。

出発前

持ち物リストを見ながら、かばんに入れ忘れたものがないか確認しましょう。
必須の持ち物は、何度も確認して、自宅やホテルなどの滞在先に置き忘れないようにしてください。

出発前には、天気予報や公共交通機関の運行情報を確認して、試験に遅刻しないように余裕をもって出発しましょう。

最寄り駅に到着したら

最寄り駅に到着した時に、もう一度持ち物リストを確認しましょう。

万一、足りないものに気づいた場合は、購入可能なものは試験会場近くのコンビニなどで調達しましょう。

試験会場

第一次試験や第二次試験の筆記試験では、試験開始前に必要なものを机の上に準備しましょう。

口頭試験では、指定された試験時間に遅れないように受付を済ませるようにしましょう。

控室が用意されているので、少し早めに到着しても口頭試験の時間まで控室で待機することができます。

まとめ

技術士試験当日の持ち物リストを紹介しました。

試験日間近になってあわてないように、余裕をもって持ち物の準備を進めましょう。

技術士試験申込時の案内書に記載されている試験当日の注意事項や、日本技術士会ホームページのQ&A(第一次試験第二次試験)も合わせて確認しておきましょう。

これから技術士試験の受験を検討している方には、効率よく合格目指すために通信講座もおすすめです。

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