受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験｜【2025年合格目標】入門総合講義／入門総合カリキュラム（フル・ライト）

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

一緒に宅建試験を受験する友人にダブル受験してみないかと誘われのがきっかけです。その時まで賃貸不動産経営管理士という国家資格があることを知りませんでした。誘われたのが９月で試験は11月にあると聞き、唐突に何を言い出すのかと思いました(笑)。冗談かと思ったぐらいです。その後調べてみると宅建とのダブル受験者は多く、宅建試験終了後の１ヶ月間の学習で合格されている方もたくさんいることを知りました。今となっては友人に誘ってもらってよかったと思います。というのも、私は不動産オーナーで物件の管理は管理会社に委託しており、彼らの業務や責任を知ることは非常にメリットがあると考えました。同様にオーナーとしての責任についても知ることができるよい機会だと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

当初、書店で買えるテキストと過去問を使って独学しようと考えていましたが、学習要領がよくわからない上に、短期間で合格できるレベルまで仕上げなければならないので、やはりサポートが必要だと考えを改め、講座を探すことにしました。宅建の試験が終わってから賃貸不動産経営管理士の試験勉強を始める予定だったので、学習に充てられる期間は約１ヶ月。そうなると通学は難しく、オンラインで完結できることが最優先でした。その他の条件としては、動画配信と紙のテキストがあることでした。貴校はそれらを満たしていましたし、合格実績が非常に高いことも決め手になりました。また、合格特典も頑張るモチベーションにつながると思いました。

合格体験記・学習上の工夫

まず最初に自分に必要な学習時間を調べたところ、宅建とのダブル受験の場合は学習領域が被ることもあり最低100時間だとわかりました。そしてスケジュールを見て何日勉強できるかを確認しました。どうしても外せない予定があったため、わずか20日が学習に充てられる日数でした。よって、１日最低５時間は勉強すると決めました。

次に、配信動画で学習の進め方のレクチャーを見て、通常のスケジュールで進めた場合にどの教材を何回繰り返して学習するのが理想とされているのかを把握しました。私は20日間でそれをやると決め、そこから先は雑念を捨ててとにかく学習を進めました。宅建と範囲が被っているところも飛ばさずに、復習を兼ねてすべて目を通しました。

特に意識したのは、問題をたくさん解くことです。過去問、実践答練、直前ヤマ当て模試などを繰り返しやりました。特に重要だと感じたのは、テキストに戻って確認する際に出題された箇所をピンポイントで記憶するのではなく、その領域が出題されやすいのだなという感覚をもって周辺の知識も一緒にインプットすることです。

それから、一般的に揉め事の多そうな領域は出題傾向も高いと思ったので重要なポイントとして押さえました。また、管理会社側の視点、売主・買主・貸主・借主としての視点で問題を捉えることによって、徐々に自分事として興味をもてるようになったのでインプットが捗ったと思います。この方法が功を奏したようで、38点を取って合格することができました。

導入講義のご感想・ご利用方法

賃貸不動産経営管理士の役割や期待されること、どのような知識を必要とするのか、そして学習の進め方などをスタート時点で把握することができ、気持ちが引き締まるとともに、これからしっかり学習しようという心構えもできて非常に良かったと思います。私のように試験の２か月前までこの資格のことを知らなかった方は少ないかもしれませんが、受講される方の認識もまちまちだと思うので、この導入講義は認識合わせという意味でも非常に有効だと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義については動画、紙のテキスト、Web上のテキストすべて活用しました。動画は講師の方が明るくテンポのいい話し方でとても聞きやすく、時々励ましてくれるので気分が上がり、普段なら怠けてしまいそうな時でも講義を聞く気になれました。動画を見たあとは紙のテキストで復習して、講師の方が「ここはあとで見ておいてください」と言っていた箇所もすべて確認しました。

テキストは文字ばかりで味気ない感じなので、本当は動画だけ見ているほうが楽しかったのですが(笑)

電車での移動中や外出先などでは、動画とWebのテキストを活用しました。スマホさえあれば場所を選ばず勉強することができるのは本当に助かります。外出先でのすきま時間を無駄にしなくて済むという安心感もありました。

私は紙のテキスト派なので、講座を申し込む時は「Webのテキストは使わなそう･･･」と思っていたのですが、やはり両方あって良かったです。外出先で動画を見ていて気になったことをWebのテキストですぐに確認できたからです。しばらく紙のテキストを持ち歩いていましたが、嵩張るし重たいし、混雑した電車の中では広げられません。両手もふさがってしまいます。外出先に限っては、圧倒的にWebのテキストのほうに軍配があがりました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座については、とにかく繰り返し問題を解くことに時間を割きたかったので実のところ動画はほとんど見ていません。解説を読んでもいまいち腹落ちしない部分だけ動画で確認しました。また、アガルートオリジナル問題が加えられているところに手厚さを感じました。工夫した点は、間違った問題だけ一気に確認できるように、目次のページに×を記入していきました。少なくとも３回は解く予定だったので線を引いて３列の欄を作り（時間の関係で実際は２回しか解けませんでしたが）、×が続いた問題は重点的におさらいしました。各ページにも記録できる欄が設けられていますが、ページをめくって確認するのは手間なのでこの方法を取りました。ピンポイントで×が多い問題もわかりますし、領域としても×が多いところは自分の弱点として把握することができたので良かったです。

教本改訂・法改正解説講座のご感想・ご利用方法

こちらについては動画とテキスト両方を活用しました。最新の法改正や統計資料について解説してもらえるのがまさに講座を受講するメリットの一つだと思います。書店でテキストを買って独学していたらカバーしきれなかったと思いました。法改正についてはテキストに変更箇所が簡潔にまとめられていましたし、統計資料に基づく傾向については動画で解説を聞くことで手っ取り早くポイントを把握することができました。付録の参考資料もありがたかったです。

頻出重要肢解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義を１回、過去問解説講座を２回繰り返した後にこちらの講座に取り掛かりました。頻出・重要な問題のうち、この時点で自分の理解が曖昧なものが把握できて、重点的におさらいすることができました。この講座でもこれまで同様、不正解だった問題には×をメモしてあとで確認できるようにしました。「頻出・重要肢」とされているので特に重点的に学習する必要があると思い、ここで出てきた問題に関する部分はテキストに戻って再度確認し、ピンポイントではなくその問題の周辺知識も一緒にインプットするように心がけました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座では表を多用しながらこれまでに学んだことが簡潔にまとめられていて知識の整理に役立ちました。チェックテスト的に過去問がピックアップされていて、忘れかかっていた内容を改めておさらいする機会になりました。ここまでくると正解率もだいぶ上がっていたものの、まだ間違ってしまう問題があり、繰り返し問題を解く必要性を感じました。貴校の教材を使えば各ステップにおいて自然と繰り返し過去問を解くことになるので、これも貴校を選んで良かった点です。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練では本番と同じように時間を計って解きました。本番では120分で50問を解くので1問あたり2.4分。実践答練は20問なので、2.4分×20問で48分が所要時間となります。この段階では問題を解くスピード感に慣れることを意識し始めました。時間に気を取られてしまうと焦りから読み間違いが原因で誤った解答をしてしまうことがあると思いますが、これは本当にもったいないです。どういう箇所が読み間違いをしやすいのかを把握しながら進めるのも試験対策としては有効でした。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

直前ヤマ当て模試も実践答練と同様、時間を計って解きました。こちらは本番と同じ50問でしたので所要時間は120分です。ここで意識したのは、時間内に解き終わること、読み間違いをしないこと（例えば〇の数を聞かれているのに×の数を答えてしまうなど）です。宅建の試験でも痛感しましたが、時間配分に注意を払いながら集中力を保ち続けるのは本当に大変だと改めて認識しました。直前ヤマ当て模試は２回分ありましたが、精神的に1日に１回分が限度でした(笑)　模試を解いた後は間違った部分とその周辺知識も復習して、記憶の定着を図りました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

賃貸不動産経営管理士の資格試験は宅建のように歴史の長い資格試験ではなく、また国家資格になったことで出題傾向など予測のつかないことが多い中、本当に手厚い講義をしていただいたと思います。このような過渡期に試験に挑む難しさもありましたが、ホームルームなどの動画で励ましていただいたお陰で、20日という短期間でカリキュラムをやりきって無事合格することができました。ありがとうございました。