受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

現在大学4年生で、不動産系の会社から内定をいただいたのがきっかけです。
3月の卒業まで時間があり、宅建資格はすでに取得しているので、宅建資格と相乗効果が期待でき、国家資格化もされ今後重要度も増すのではないかと感じ、賃貸不動産経営管理士を受験することに決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

資格の勉強法には独学や通学など数種類あると思いますが、私は大学の授業・卒論執筆やアルバイトとのスケジュール調整がしやすい点や、独学と比べモチベーションが保ちやすい点などから、通信教育を選びました。
なかでもアガルートの教材を選んだのは、合格率と学習環境です。合格率は全国平均よりも約2倍高く、受講者の合格率も高かったので安心感がありました。受講環境については、スマホで講義が受講出来たり、テキストを閲覧できるため、大学の授業の合間やアルバイトの休憩時間にも学習ができることに魅力を感じました。
以上2点の理由からアガルートの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は、宅建士の資格をすでに取得していたので、宅建試験で得た知識で賃貸不動産経営管理士試験もほとんど解けるのではないかと思ってしまい、賃貸不動産経営管理士試験を甘く見ている部分がありました。
もちろん賃貸借契約の範囲など宅建試験と被る範囲もありますが、建物設備(浄化槽や換気設備、電気設備など)の範囲や、サブリースに関する範囲など、初めて勉強する範囲も多かったです。私はまだ学生で実務経験もないため、初めて学習する範囲は思っていた以上に苦戦しました。
しかし、工藤講師の「一度ですべて把握できなくても大丈夫。1周目は大枠をつかんで、2周目・3周目で細かいところまで覚えていけば大丈夫。」というアドバイスを参考にし、初めての範囲も最初からすべて覚え、完璧にするのではなく、講義や問題集を何回も繰り返し、徐々に精度を高めていく勉強法で学習を進めました。
資格試験の学習は、「一回でどれだけ覚えられるか」よりも、「どれだけ繰り返し学習ができるか」の方が重要だと思います。過去問や模試の結果が良くても悪くても、その結果よりも見直しを繰り返しやることの方が重要と思います。
工夫と言えるかわかりませんが、学習する上で、今の結果(模試の点数など)に一喜一憂せずに、出来る限り学習を繰り返すことを意識しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

私の学習は、総合講義1周目→過去問1周目→総合講義2周目→過去問2周目→苦手範囲・総まとめ(模試など)、といった順で学習しました。
総合講義の動画を全体では2周し、苦手な範囲は加えて3、4周しました。また動画は再生速度が変えられるので、2、3周目の時には倍速などして効率的に学習できます。
講義動画の良い点は、一つの動画の長さです。講義動画は一本あたり、短いものは約5分、長くても約30分程度にまとめられています。大学の授業の合間の休憩時間の10分間や、アルバイトの休憩時間の20~30分で、講義動画を1、2本見ることが出来ました。まとまった時間が取れない日でも、隙間時間で学習を進めることができるため、勉強しやすく感じました
また、一つの動画が短時間だと学習を始めるハードルも下がると感じました。もし、一つの動画が1時間とかだと面食らってしまいますが、5~10分の動画だと時間的制約も短いですし、学習を始めやすく感じます
さらに、テキストには契約書のひな型がのっています。私のような学生や、他業種からの転職を考えている人など、実務経験がなく、契約書の類になじみがない人は、テキストのひな型でイメージを持てると思います。
アガルートの講義はオンラインということもあり、その時々の状況や時間の都合に合わせて、自分のペースで学習できました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義を1周してから過去問の1周目を始めました。
管理業法やサブリース契約・賃貸借契約、特に定期賃貸借契約の範囲などの問題は、問題で問われる部分が似ているので、比較的難易度は低く感じました。対して、税金や証券化などの範囲は学習内容自体が複雑なので、難易度が高く感じました。
また、過去問のテキストには〇×をつけられる欄もあるので、苦手な範囲や問題が分かりやすくなっています。自分がどこで躓いているのかが分かるので、すべての範囲を漫然と復習するのではなく、苦手な範囲や問題に絞って復習が出来るので、効果的に復習をする手助けになりました。
そして、問題の解き方についてですが、ある程度考えても分からないような問題はそのままずっと悩むのではなく、すぐに解説を見ることを意識しました。答えをすぐに出せずに迷ってしまう時点で、学習が足りていないということになります。その状態で出したあてずっぽうの回答がもし合っていても正答の価値は無いです。わからない問題はずっと悩むのではなく、すぐに解説を見て、覚えること・復習することに時間を割くように意識しました。
本試験時に正答できればいいという気持ちが大事だと感じました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

模試は全部で2回分あります。1回目は本試験の約3週前、2回目は本試験の2週前に解きました。その後市販の直前予想模試なども解きました。模試は本試験と同じようにマークシートの解答用紙が付属しており、本試験と似た状況で解くことができます。本試験に向けて良い緊張感を持つことができると思います。
模試は解説冊子や解説動画もあるので、解きっぱなしになりにくく、復習もしやすく感じました。解説動画でありがたかったのは、問題の解答だけでなく周辺知識も併せて解説してくれるところです(例えば「管理業者に代理権が授与されていないものはどれか」という問題の解説動画で、選択肢にないが代理権が与えられている「通知の受領」なども併せて教えてくれるといった感じです)。
模試はどちらも40点以上取ることが出来たため本試験も大丈夫だろうと思っていましたが、本試験は模試よりもかなり難しく感じました。国家資格化された影響もあると思います。模試の結果が良くても悪くても、一喜一憂せずに本番まで学習を続けることが重要だと思います。

総まとめ講座ご感想・ご利用方法

総合講義と過去問を粗方終えてから総まとめ講座に入りました。
総まとめ講座は本当に「まとめ」と言った感じなので、全範囲をざっと確認したいときに利用しました。私は総まとめ講座のテキストを試験当日に持っていき、最後はこのテキストで復習しました。
学習は、講義動画を視聴→テキストの一問一答という順で学習しました。先ほどと重複しますが、総まとめ講座は「まとめ」なので、総合講義の重要な点を抜粋したようなものになります。試験も迫ってきており、今から総合講義をまた1からやるのは時間的にも厳しい時に重宝します。総合講義の抜粋版なのでテキストも比較的薄くなっています。そのため持ち運びも容易で、通学電車の中などでも読みやすく勉強しやすかったです。
一問一答の問題の方も、それぞれの範囲で問われやすい問題が抜粋されているので、一通り過去問をやり終わり、あとはまとめだけという時に効果的だと思います。
内容自体は総合講義や過去問講座と同じなので、絶対やらないといけないものではありませんが、直前期のまとめに使いやすいと思います。

カリキュラム、講座のご感想

今年は試験が難化し、合格点・合格率ともに昨年と比較し下がりました。そんな中合格できたのは、アガルートの教材を存分に活用できたからだと思います。テキストが持ち運びやすいサイズだったり、動画が短時間にまとめられていたりと、隙間時間を有効活用できたのは本当に大きいと思います。
またアガルートの講座には合格特典があり、モチベーションを保ちやすい環境で学習ができると思います。  アガルートの皆様には大変お世話になりました。社会人になってから何か資格を取る時には、またアガルートの教材を活用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。