東北医科薬科大学は、宮城県仙台市に拠点を構える私立大学です。

前身である東北薬科大学は1939年に創立し、現在の東北医科薬科大学が誕生したのは2016年のこと。

そこには2011年の東日本大震災の復興や東北地方の医師不足を解消する狙いがあるといわれています。

そのような東北医科薬科大学に興味を抱き、社会人から改めて再受験を検討している方もいるのではないでしょうか。

そこで本コラムでは、東北医科薬科大学医学部の再受験者に対する寛容性について解説します。

入試情報や合格するためのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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東北医科薬科大学医学部は再受験に寛容なのか

東北医科薬科大学医学部は再受験に対して「とても寛容」であるといえます。

以下の項目で詳しく取り上げていますが、東北医科薬科大学医学部は22歳以上の再受験の合格者数が現役生を上回っています。

また、再受験の合格者数だけではなく、合格率も高い水準を叩き出しており、再受験から合格への門戸は決して狭くないと考えられるでしょう。

東北医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由①

東北医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由は、22歳以上の合格者数を見て判断できます。まずは以下の表を見ていきましょう。

〇東北医科薬科大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3027名79名56名22名43名
H2917名100名61名25名53名
H2821名122名62名35名57名
H27
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

※医学部は平成28年創立のため、平成28年以降のデータを記載

平成28年から平成30年までの年齢別の合格者数は上記の通りです。

18歳の現役生は10名~20名台で推移していますが、19歳以上のいわゆる浪人生や再受験者は60名以上の年が多い印象です。

中でも再受験者が集中する22歳以上に注目してみると、40名~50名台と、現役生と比べると2倍以上になっています。

東北医科薬科大学医学部は、震災の復興や東北の医師不足解消を目的に創立された大学です。

現役至上主義というより、年齢や浪人回数に関係なく医療に意欲的な人材を取り込もうという姿勢が表れているのかもしれません。

そのため、22歳以上の再受験者も適切な受験対策を講じておけば、十分に合格を狙えるでしょう。

東北医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由②

東北医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由は、再受験者の合格率にも表れています。次に以下の表をご覧ください。

〇東北医科薬科大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30344名12.5%
H29430名12.3%
H28452名12.6%
H27-名-%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

※医学部は平成28年創立のため、平成28年以降のデータを記載

平成28年から平成30年までの22歳以上の受験者数と合格率は上記の通りです。

合格率は12%台で推移しています。

一般的に22歳以上の合格率が10%を超えていれば、再受験に対して寛容な大学と判断できるため、東北医科薬科大学医学部も該当するといえるでしょう。

東北医科薬科大学医学部の入試情報

次に東北医科薬科大学医学部の直近の志願倍率や実質倍率を以下で紹介します。

2025年の試験科目についても記載しているため、受験対策の参考にしてみてください。

倍率(2024年度)・志願倍率:21.53倍
・実質倍率:6.10倍
試験科目(一次試験)英語100、数学100、理科200【計400】
試験科目(二次試験)小論文、面接
参考:入学試験の状況|情報公開|大学概要|東北医科薬科大学
参考:学生募集要項

2024年の志願倍率は21.53倍に対して、実際の受験者数と最終的な合格者数で割り出す実質倍率は6.10倍です。

試験科目は一次試験が英語・数学・理科の3科目、二次試験では小論文と面接試験が行われます。

筆記試験では理科の配点が高いため、十分な対策を練る必要があるでしょう。

東北医科薬科大学医学部に再受験で合格するポイント

東北医科薬科大学医学部は再受験者にとても寛容ですが、然るべき受験対策をしっかり講じておく必要があります。

どのような受験対策が有効なのか、以下では東北医科薬科大学医学部の再受験で合格するためのポイントを3つ紹介します。

数学の難易度は標準的だが時間配分に注意する

数学の配点は100点で医学部固有問題として、例年通りであれば大問が3題出題される予定です。

難易度は標準的となっており、苦手分野を克服しておけば満点に近い得点も獲得できるでしょう。

ただし、全問マーク式で試験時間は70分。

計算量が多いもの、場合の数・確率の場合分けや数え上げに時間を要する問題もあるため、時間配分には注意が必要です。

ミスなく答えを導き出す計算力、図形やグラフから要点を読み取る図形的考察を鍛えておきましょう。

理科で高得点を狙う

理科は物理・化学・生物から2科目を選択します。いずれも全問マーク式で標問と難問の混合型である可能性が高めです。

例年通りであれば、物理は力学と電磁気は高確率で出題されるでしょう。

化学は理論計算の割合が多めで、生物は遺伝や体内環境のほか、動物の反応といった、分子生物をおさえておくのがおすすめです。

試験時間は120分で、1科目あたり60分でこなせるスピード感も鍵となります。

面接は東北に関する質問に慣れておく

面接試験は受験生1人に対して面接官3人の個人面接です。時間は10~20分程でほかの大学と大差はありません。5段階評価を得点化して評価が決まります。

面接では「東北医科薬科大学医学部を選んだ理由」「地域医療への関心度」「震災の復興に必要なこと」など、東北医科薬科大学医学部の特徴を活かした質問が想定されます。

東北医科薬科大学医学部の特徴をおさえておくことのほか、東北地方が抱える医療の問題について、自分の意見を述べられるようにしておきましょう。

東北医科薬科大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは、東北医科薬科大学医学部の再受験に対する寛容度について解説しました。

東北医科薬科大学医学部は、現役至上主義の傾向は薄く、震災の復興や東北地方の医師不足の問題に向き合える意欲的な人材を欲しています。

そのため、再受験への寛容度はとても高く、社会人から再受験を目指す方も狙いやすい大学といえるでしょう。

予備校に通いながら試験対策を講じるのがベストですが、社会人生活との両立は決して容易ではありません。

予備校に通うのが難しい場合はオンライン予備校という選択肢があります。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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