40代から目指す税理士!挑戦するメリット・成功のための6つのポイントを解説
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40代は、これからのキャリアに不安を感じる一方、「自分の力で、将来の選択肢を広げたい」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
税理士の国家資格は、年齢に関係なく挑戦でき、努力次第で独立開業が目指せる魅力的な選択肢です。
本コラムでは、40代から税理士を目指すメリットや税理士になるための流れを詳しく解説します。
試験勉強と仕事を両立させるポイントなども紹介するため、税理士に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
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目次
40代から税理士を目指すのは遅くない
40代から税理士を目指すのは決して遅くありません。
実際、2024年の税理士試験において5科目合格を果たした578人のうち、229人が41歳以上でした。

| 年齢別 | 5科目到達者数 |
|---|---|
| 41歳以上 | 229 |
| 36~40歳 | 104 |
| 31~35歳 | 103 |
| 26~30歳 | 94 |
| 21~25歳 | 47 |
| 20歳以下 | 1 |
多くの人が、40代からの税理士資格挑戦を成功させています。
また、40代ならではの人生経験や社会人としての実務感覚は、税理士としての業務やクライアント対応において大きな強みになります。
年齢を重ねているからこそ得られる信頼感や視野の広さは、若い世代にはない武器となるでしょう。
40代からの第一歩が、新しい未来を切り開く鍵となります。
40代から税理士を目指すメリットと魅力
40代から税理士を目指すメリットと魅力を4つ紹介します。
- 経験が最大の武器になる
- 高いニーズと長期的なキャリアが見込める
- 柔軟な働き方が選べる
- 安定した需要があり社会貢献できる
経験が最大の武器になる
40代までに積みあげてきた社会人としての経験は、税理士を目指すうえで大きな強みです。
特に経理・財務・経営企画などの分野で働いてきた方は、税理士の実務に直結する知識や現場感覚がすでに身についているため、学習への理解がスムーズでしょう。
また、これまでの人生経験で自然と身についた対人スキル・判断力・問題解決能力などは、顧客との信頼関係構築や提案力に役立ちます。
高いニーズと長期的なキャリアが見込める
税理士業界は全体的に高齢化が進んでおり、40代を含む若手〜中堅層が不足しています。
そのため、40代から税理士を目指す人材への需要も高く、業界として歓迎されやすい環境です。
さらに税理士は定年がほとんどなく、健康であれば60〜70代まで現役で働き続けられます。
知識と実績を重ねるほど価値が増す職業でもあり、人生後半の長期的なキャリア構築が可能です。
柔軟な働き方が選べる
税理士は多様な働き方が可能であり、ライフスタイルに合わせたキャリア設計ができる点も魅力です。
税理士法人や会計事務所で経験を積んだあとに独立する道はもちろん、企業の税務・経理部門で資格を活かしながら働く選択肢もあります。
さらに、非常勤・パートタイム・リモートワークといった柔軟な勤務スタイルも可能なため、育児や介護などと両立しながら働くことも可能です。
年齢にとらわれず、自分らしい働き方を実現できるでしょう。
安定した需要があり社会貢献できる
税理士は、企業や個人にとって不可欠な税の専門家のため、常に安定した需要がある職業です。
不況や社会情勢にも左右されにくいため、資格を活かしながら年齢に関係なく長く続けられます。
また、企業経営を支えたり、個人の資産形成をサポートしたりと、社会に直接貢献できる点も魅力のひとつです。
直接感謝される機会も多く、自分のスキルと経験を活かして人の役に立つ実感を得られます。
税理士になるためのステップ
税理士になるための流れは、次のとおりです。
- 税理士試験の受験資格を満たす
- 税理士試験に合格する
- 2年間の実務経験を積む
- 税理士登録を行う
1. 税理士試験の受験資格を満たす
まずは、税理士試験の受験資格を満たさなければなりません。
受験資格は科目によって異なり、簿記論と財務諸表論は受験資格がありません。
一方、税務科目については学識・資格・職歴のいずれかの要件で受験資格を満たす必要があります。
関連コラム:税理士試験の受験資格を解説!緩和後の要件は?受験資格がない人や高卒の人が受けるには?
2. 税理士試験に合格する
税理士の資格を得るためには、全11科目中、5科目に合格しなければなりません。
必須科目は、簿記論・財務諸表論となり、選択必須科目として所得税法または法人税法があります。
そして、ほかの税法科目などを組み合わせ、5科目での合格を目指します。
科目合格制が採用されているため、数年かけての合格も可能です。
関連コラム:税理士試験とは?科目や試験内容を詳しく解説!
3. 2年間の実務経験を積む
試験合格後、税理士として登録するためには、税務や会計業務などで2年以上の実務経験が必要です。
勤務先としては、税理士事務所や会計事務所はもちろん、企業の経理部門などでも実務経験として認められる場合があります。
なお、試験合格前から実務経験を積んでおくことも可能です。
関連コラム:税理士登録に必要な実務経験を解説!どこで積める?要件となる2年の現実とは?
4. 税理士登録を行う
税理士試験合格と2年以上の実務経験の両方を満たせたら、税理士としての登録申請を行います。
登録申請は日本税理士会連合会を通じて行い、必要書類を提出したあと、審査を受ける流れです。
審査を経て登録が完了すれば、正式に「税理士」として名乗り、業務を行うことが可能になります。
40代で税理士試験の勉強・仕事を両立させる3つのポイント
時間の使い方や学習方法を工夫すれば、勉強と仕事の両立は可能です。
次に、40代におすすめの試験勉強と仕事の両立を成功させる3つのポイントを解説します。
- 徹底した時間管理とスキマ時間の活用
- 効率的な学習方法の選択
- モチベーションの維持と周囲の協力
1. 徹底した時間管理とスキマ時間の活用
毎日のスケジュールを見直し、早朝・通勤時間・昼休みなどのスキマ時間を積極的に活用しましょう。
働きながら学ぶ40代の受験生にとって、限られた時間をどう使うかが合否をわける重要なポイントです。
10〜15分でも毎日積み重ねれば、大きな学習時間になるでしょう。
無理なく学習を続けられるルーティンを確立し、学習を生活の一部に組み込む工夫が必要です。
2. 効率的な学習方法の選択
予備校や通信講座を活用するなど、限られた時間で成果をあげられる学習方法を選択しましょう。
40代から試験勉強をする場合、ほとんど受験生が家庭や仕事と両立しながら、合格を目指すことになります。
市販教材だけに頼らずに、通信講座などの効率的な学習ツールを活用すれば、通勤中や自宅でのスキマ時間にも学習できる環境が整えられるでしょう。
特に過去問演習や答練などのアウトプット中心の学習は、合格に直結する実力アップにつながります。
3. モチベーションの維持と周囲の協力
税理士試験は合格までに数年かかることが多い試験です。
そのため、目標を細分化し、無理のない学習計画と小さな達成感を積み重ねて、モチベーションを維持することがポイントです。
また、家族や職場に理解を得ておけば、学習に集中できる環境が整えられるでしょう。
40代で税理士登録の実務経験や転職を成功させる3つのポイント
40代の年齢ならではの強みを活かせると、登録のための実務経験や転職を成功させられます。
ここでは、税理士登録の実務経験と転職を成功させる3つのポイントを紹介します。
- 実務経験が積める事務所・企業を選ぶ
- 自身の強みと経験を明確にする
- 転職エージェントや人脈を活用する
1. 実務経験が積める事務所・企業を選ぶ
登録に必要な実務経験を積める就職先として、申告業務や顧問対応などに携われる税理士事務所や会計事務所を選びましょう。
企業の経理・財務部門でも実務経験の条件を満たせますが、中には認められない場合もあるため、業務内容が要件に合致するか事前にチェックすることが大切です。
今の職場で要件を満たせない場合は、登録に向けて転職を早めに検討することも選択肢に入れましょう。
2. 自身の強みと経験を明確にする
40代からの転職では、これまでの経験やキャリアで身につけた自身の強みの明確化が重要です。
自己分析を実施し、経理実務・会計ソフトの使用経験・業界特化の知識・チームマネジメント能力など、具体的な実績を整理すると良いでしょう。
履歴書や面接などでは、税理士の専門知識に加え、自分の強みがどう税理士業務に役立つのかを明確に伝えるとアピールになります。
3. 転職エージェントや人脈を活用する
40代からの転職は選択肢が限られる場合があるため、就職先を探す際には転職エージェントや人脈の活用がおすすめです。
中でも税理士や会計業界に特化した転職エージェントを活用すると、自分の条件に合う非公開求人の紹介や、年齢に応じた転職戦略のアドバイスが受けられます。
また、勉強会や実務セミナーなどで同業者とつながれると、有益な人脈を築くことにもつながります。
40代からでも後悔しない?税理士の将来性や需要とは
AIやITの進化が急速に進む現代でも、税理士は安定した需要が見込まれる職業です。
記帳代行のような定型業務は自動化が進む可能性は高いですが、税理士の仕事の本質は、単なる計算や申告書の作成に留まりません。
また、日本経済の基盤を支える中小企業からの税理士のニーズは非常に高いです。
特に専門的な知識と対人力が必要とされる分野では、税理士の存在が不可欠でしょう。
ここからは、税理士の将来性・需要の高さについて詳しく解説します。
専門性と人間性が問われる分野で、税理士の価値は高まる
例えば、複雑な事業継承・相続対策、国際税務などは、個々の状況に応じた高度な判断と、クライアントの心情に寄り添ったきめ細やかな対応が求められます。
AIにはできない人間ならではの感覚で対応すべき分野であり、さらにクライアント背景や感情を汲み取りながら、最善の選択を導くコミュニケーションが必要です。
人にしか対応できない領域では、税理士の専門性と人間力が今後ますます重視されます。
中小企業からの税理士ニーズは今後も高い
日本にある企業のほとんどが中小企業であり、その多くが経理や税務の専門部署をもちません。
そのため、税務だけでなく、経営相談・資金繰り・補助金活用など、幅広い分野で税理士からのサポートを必要としています。
AIが提供できるものはデータに基づいた情報ですが、中小企業の経営者が求めるものは、経験と専門性に基づいた、頼れる税理士による的確で実践的なアドバイスです。
税理士は単なる税務の専門家に留まらず、企業や個人のお金や税に関する幅広い課題を支えるパートナーとして、今後も高い需要が見込まれるでしょう。
まとめ
本コラムでは、40代から税理士を目指すメリットや税理士になるための流れなどを解説しました。
コラムの要点は、以下のとおりです。
- 税理士を目指すことは40代からでも遅くない
- 実際に40歳以上の合格者は多く、人生経験が大きな強みになる
- 税理士になるためには、受験資格の確認→5科目合格→実務経験→登録のステップを踏む
- 勉強と仕事の両立には、時間管理・学習の効率化・周囲の協力がポイント
- 実務経験と転職を成功させるためには、強みを明確化し、戦略的な行動が重要
- 事業承継や相続対策など、人間力が問われる領域では今後も活躍の場が広がる
- 中小企業からの経営パートナーとしてのニーズは引き続き高い
人生100年時代、40代から新たなキャリアに挑戦することは決して遅くはありません。
年齢を重ねているからこそ、これまでのキャリア・人間関係・社会人としての視点などが、税理士としての大きな武器になります。
年齢を理由に諦めるのではなく、「40代の今だからこそ実現できる税理士像」を目指しましょう。
また、税理士は安定した需要があり、多様な働き方が可能な人に感謝されるやりがいのある仕事です。
長期的なキャリアを築く次のステージとして、税理士は魅力的な選択肢になるでしょう。
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