気象予報士試験は合格率が例年5%前後の難関資格です。

気象予報士試験を受けようとしているものの、どのくらいの正答率で合格できるか分からず、不安を抱えている人は多くいます。

インターネットなどで情報を調べていると、「気象予報士試験は難しい」という言葉が多く、不安に思ってしまうことは仕方がない事です。

今回の記事では、気象予報士試験の合格率、合格率が低い理由、難易度などについて解説します。

気象予報士試験のレベルを明確に知り、対策を進めましょう。

気象予報士試験の合格を
目指している方へ

  • 自分に合う教材を見つけたい
  • 無料で試験勉強をはじめてみたい

アガルートの気象予報士試験講座を
無料体験してみませんか?

実際に勉強できる!気象予報士試験対策のフルカラーテキスト

約4時間分の一般知識対策講座が20日間見放題!

割引クーポンやsale情報が届く

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

気象予報士試験の合格率推移は?

気象予報士試験の合格率推移は?

気象予報士試験の合格率は、例年5%前後です。

例えば、100人の受験者がいた場合5人しか合格することができないほど難しい試験となっています。

気象予報士試験の受験者数は年々増えていますが、合格率に大きな変動はありません。

こちらが、気象予報士試験令和2年から令和7年の合格率推移です。

試験日受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
令和2年1⽉26⽇(通算第54回)2,9691725.8
令和2年8⽉23⽇(通算第55回)2,8481665.8
令和3年1⽉31⽇ (通算第56回)2,6161465.6
令和3年8⽉22⽇ (通算第57回)2,9201244.2
令和4年1⽉30⽇(通算第58回)3,6291774.9
令和4年8⽉21⽇(通算第59回)4,1732516.0
令和5年1⽉29⽇(通算第60回)4,1661984.8
令和5年8⽉27⽇(通算第61回)4,2902064.8
令和6年1⽉28⽇(通算第62回)3,9282426.2
令和6年8⽉25⽇(通算第63回)4,2682485.8
令和7年1⽉26⽇(通算第64回)4,0342446.0
令和7年8月24日(通算第65回)4,0482105.2
令和8年1月25日(通算第66回)3,932 2085.3
出典:気象業務⽀援センター 試験結果

過去5回分の結果をグラフにすると下記の通りです。

気象予報士試験の合格率推移グラフ

気象予報士試験の難易度

気象予報士試験の難易度はかなり高いです。合格率は、例年4〜6%で、多くの受験者が複数回受験しています。

難易度が高い気象予報士試験を突破するために、学科試験と実技試験ともに入念な準備をしましょう。

また、学科試験のみに合格をした場合は、免除制度を1年間利用することができます。免除制度を利用して受験する場合、受ける試験は実技試験のみです。

実際に、試験合格者の多くは、免除制度を利用していると言われています。

さらに、気象業務に携わっていた場合にも免除制度を利用できることがあるので、しっかりと確認をしてから対策をしましょう。

気象予報士試験の合格率はなぜ低い?

気象予報士試験の合格率が低い理由は、実技試験、受験者数の増加、膨大な専門知識です。

気象予報士試験では、専門的な気象知識が問われ、独学で勉強しづらいと感じている人がたくさんいます。

それぞれの理由について詳しくみていきましょう。

①気象予報士試験には実技試験がある

気象予報士試験には、学科試験と実技試験があります。

気象予報士の資格取得には、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があるのです。

特に、実技試験は、記述、計算、作図、穴埋めと記号選択形式の問題で構成されており、難易度が高いです。

全ての問題を制限時間以内に答えることに難しさを感じている受験者が多くいます。

②気象予報士試験は受験者が多い

気象予報士試験の受験者数は年々増加しています。

気象予報士は、ドラマなどの影響で話題になりやすい資格であり、受験者が年々増えています

また、気象予報士試験には受験資格が無いことも、受験者数が多い理由の一つです。

過去には、小学生の合格者も出ており、他の資格に比べて幅広い年齢の人が気象予報士試験を受験していることが分かります。

年齢層が広い分、多くの受験者が深い知識を持って受験している訳では無いため、不合格者が多くなっていると言われています。

③気象予報士試験では専門的な知識が問われる

気象予報士試験では、専門的な知識が問われます。

具体的には、地球物理学や気象学といった理系分野に加え、予報業務に関する法規なども出題範囲に含まれており、単なる暗記だけでは対応できない内容です。

また、これらの知識は「仕組みを理解し、天気を予測する」といったように一連の流れでつながっているため、個別に覚えるだけでなく、全体像を理解したうえで応用する力が求められます。

しかし、気象予報士試験の対策を受けられる講座はそこまで多くありません。

そのため、多くの人が独学での学習を選択しますが、1人で学ぶことに限界を感じる人も多いです。

また、気象予報士の試験では、膨大な暗記量が求められます。

専門知識を覚えることで手一杯になり、試験への作戦を立てるまでに至らない人が多いです。

気象予報士を偏差値で例えるとどのくらい?

気象予報士を大学の偏差値で例えると、MARCH(マーチ)レベルです。

主な資格試験の難易度を大学入試の偏差値で表すと以下の通りです。

大学名偏差値試験
東京大学、京都大学68~司法試験・予備試験
慶應大学、早稲田大学、上智大学65~67不動産鑑定士・司法書士・弁理士
MARCH60~64気象予報士・土地家屋調査士・中小企業診断士・社労士
行政書士・技術士二次試験・通関士
マンション管理士・ケアマネジャー
日本大学、東洋大学、駒澤大学
専修大学
55~56技術士一次試験・宅建・測量士・管理業務主任者
社会福祉士・インテリアコーディネーター
※上記の偏差値は、合格に必要な勉強時間と大学受験での偏差値の数値を照らし合わせてアガルートが独自に作成しています。

気象予報士は偏差値約60〜64に該当し、土地家屋調査士や社会保険労務士(社労士)と同レベルであると考えられます。
どちらも1000時間前後の勉強時間が必要とされている資格試験です。

しかし、資格試験の難易度と大学の偏差値を正確に比較することは難しいため、あくまで参考程度にお考えください。

気象予報士と他資格の難易度を比較

気象予報士は、他の国家資格と比較しても難易度が高い資格です。

難易度の目安としては、社労士と同程度の水準に位置づけられる一方で、宅建や行政書士といった資格よりも難しいとされています。

ここからは、合格率・学習時間・試験内容の観点から、以下の資格と比較しながら気象予報士の難易度を詳しく解説します。

  • 気象予報士と宅建の難易度
  • 気象予報士と社労士の難易度
  • 気象予報士と行政書士の難易度

気象予報士と宅建の難易度はどちらが高い?

合格率・学習時間のどちらの観点から見ても、宅建より気象予報士の方が難易度が高いです。

合格率を比較すると、宅建は例年13%〜19%程度で推移しているのに対し、気象予報士は4%~6%程度と大きな差があります。

宅建は国家資格の中では比較的合格しやすい部類に入りますが、気象予報士は難関資格に位置づけられています。

また、宅建は一般的に300〜400時間程度の勉強で合格水準に到達するとされていますが、気象予報士は800〜1,500時間と、倍以上の学習時間が必要です。

このように、試験の合格率と学習負担の両面から見ても、気象予報士の方がより高い難易度を持つ資格だといえるでしょう。

気象予報士と社労士の難易度はどちらが高い?

気象予報士と社労士はどちらも合格率5%前後の超難関資格です。

単純にどちらが上とは言い切れず、求められる能力の違いから「適性によって難易度の感じ方が変わる」といえます。

合格率を見ると、気象予報士は4〜6%程度、社労士は5〜8%程度で、どちらも非常に低い水準です。

また、必要な学習時間も社労士が約1,000時間、気象予報士が800〜1,500時間と、どちらも1日2〜3時間の勉強を継続しても半年〜1年以上はかかる計算になります。

ただし、試験の難しさの性質は大きく異なります。

気象予報士は物理や地学といった理系知識をベースに、データを読み取り予測する応用力や実践力が求められます。

一方で社労士は、膨大な法律知識の暗記に加え、科目ごとに設定された基準点をクリアする必要があり、幅広い分野をバランスよく得点する力が必要です。

このように、気象予報士は「理系的な思考力・応用力」、社労士は「法律知識と暗記力」が問われるため、自分の得意分野や適性に応じて選ぶことが重要です。

気象予報士と行政書士の難易度はどちらが高い?

気象予報士は行政書士よりも難易度が高い資格といえます。

合格率を比較すると、行政書士は例年10%前後であるのに対し、気象予報士は4〜6%程度と、気象予報士の方が合格者が少ないことがわかります。

行政書士も十分に難関資格ではありますが、8士業の中では難易度ランキングで7位となっており、難関資格の中では比較的合格しやすいといわれています。

また、行政書士は合格までに600〜1,000時間程度が必要とされる一方で、気象予報士は800〜1,500時間と、より多くの学習時間が必要です。

ただし、試験の性質は大きく異なります。気象予報士は理系分野の理解や実技試験での応用力が求められるのに対し、行政書士は法律知識の暗記や文章理解が中心です。

そのため、理系分野が得意な人は気象予報士、法律分野に興味がある人は行政書士といったように、自分の適性に応じて選ぶことが重要です。

気象予報士試験の合格に必要な期間・学習時間

気象予報士試験に合格するまでの期間は、一般的に1年〜1年半以上、必要な学習時間は約800〜1,500時間が目安とされています。

これは試験範囲が広く、地球物理学や気象学といった専門知識に加え、実技試験で求められるデータ解析や記述力まで身につける必要があるためです。

特に初学者の場合は基礎理解に時間がかかるため、800時間以上の学習を想定しておくと現実的でしょう。

一方で、理系の基礎知識がある人や効率的に学習を進められる人であれば、300~500時間程度など、比較的短期間での合格も可能です。

いずれの場合も、短期集中で一気に詰め込むというよりは、長期間にわたって継続的な学習が必要です。

気象予報士試験の合格点

気象業務支援センターによると、気象予報士試験の合格基準は、学科試験では15点中正解が11点以上、実技試験では70%以上の正答率です。

しかし、この基準は毎年変動しています。こちらが令和7年度第2回気象予報士試験の合格基準です。

令和7年度第2回(通算第65回)気象予報⼠試験の合格基準
学科試験(予報業務に関する⼀般知識)15 点中正解が 10点以上
学科試験(予報業務に関する専⾨知識)15 点中正解が 9点以上
実技試験総得点が満点の65%以上
出典:令和7年度第2回(通算第65回)気象予報士試験 試験案内

令和7年度の合格基準は定められている基準と同水準ですが、令和7年度試験はやや緩和された基準で実施されました。

このように、基準は毎年変動するため、合格基準にこだわりすぎないようにしましょう。

まとめ

気象予報士試験の合格率は4〜6%で、非常に難易度が高い試験です。

合格率が低い理由は、実技試験があること、受験者数の多さ、膨大な専門知識があげられます。

気象業務支援センターが定めている合格基準は、学科試験では15問中11問以上の正解と実技試験では70%以上の正答率です。

しかし、合格基準は変動する場合もあります。基準となっている合格点を超えられるように勉強しつつ、プレッシャーを感じすぎないようにすると良いでしょう。

気象予報士試験の合格を
目指している方へ

  • 気象予報士試験に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの気象予報士試験講座を
無料体験してみませんか?

実際に勉強できる!気象予報士試験対策のフルカラーテキスト

約4時間分の一般知識対策講座が20日間見放題!

割引クーポンやsale情報が届く

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

▼アガルートアカデミーの気象予報士試験講座はこちら▼

現役気象キャスターがわかりやすく解説!

充実のサポート体制だから安心


▶気象予報士試験の講座を見る