気象予報士を目指したいと思っている皆さん。気象予報士の人はなかなか周りにおらず、どうやったらなれるのか分からない人も多いのではないでしょうか?

「気象予報士になるためにどんなことをしたらいいのか分からない」「気象予報士になるためにどんな大学・学部に行けばいいのか分からない」という人はたくさんいます。

気象予報士になるには、一般財団法人気象業務支援センターが年2回実施する気象予報士試験に合格して国家資格を取得し、気象庁に登録する必要があります。

今回の記事では、気象予報士になるまでの流れ資格の取り方、大学・学部を紹介します。

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気象予報士になるためには「国家資格」の取得が必要

気象予報士になるためには、気象業務支援センターが実施する国家試験の気象予報士試験に合格し、気象庁長官に気象予報士として登録することが必要です。

「気象予報士」は、気象に関する予報業務を行うために必要な国家資格です。

民間の気象会社などで予報業務に携わるためには、この資格の取得が法律で義務付けられており、専門性の高い職業であることが特徴です。

気象予報士試験に合格した後、気象庁長官に気象予報士として登録することで、初めて「気象予報士」を名乗ることができます。

気象予報士試験は、合格率が低く非常に難関です。

独学で勉強することも可能ですが、大学などで専門的に学ぶと有利になるでしょう。

気象予報士になるには?どうやってなる?

気象予報士になるには

気象予報士になるには、「試験を受験・合格 → 気象庁に登録 → 就職して実務に就く」という3ステップが基本的な流れです。

特別な学歴や年齢制限はなく、誰でも目指せる資格ですが、試験の難易度や就職のハードルがあるため、全体の流れを正しく理解しておくことが重要です。

ここからは、気象予報士になるまでの流れを詳しく解説していきます。

①気象予報士試験を受験・合格する

気象予報士になるためには、まずは気象予報士試験に合格する必要があります。

この試験は学歴や年齢に関係なく誰でも受験できるため、大学生はもちろん、社会人から目指す人も多いのが特徴です。

進学先の学部・学科に決まりはありませんが、地学や気象学を学んでおくと理解がスムーズでしょう。

試験は合格率が4〜6%台と非常に難易度が高く、効率的に学習を進めても合格までに1年~2年かかるのが一般的です。

対策としては、独学に加えて気象予報士専門の講座や通信教育を活用するケースも多く見られます。

②気象庁に登録する

気象予報士試験に合格した後は、気象庁に申請を行い、気象予報士として登録を受ける必要があります。

試験に合格していても登録をしていない場合は、あくまで資格保持者にとどまり、気象予報士として業務を行うことはできません。

なお、民間の予報業務許可事業者において気象予報業務に従事できるのは、法律上、気象予報士に限られています。

そのため、実務に就くためには登録まで完了していることが前提となります。

③就職して実務に就く

登録後は、気象会社や放送局、気象庁などに就職します。

ただし、気象予報士の採用は募集人数が少ない傾向にあり、資格を取得しただけですぐに希望の職に就けるとは限りません。

求人情報を幅広く収集し、粘り強く就職活動を進めることが重要です。

また、資格が生かせる一般企業に就職する場合は、気象に関わる業務に配属されるかどうかは入社後の配属次第となる点にも注意が必要です。

なお、地方公務員や国家公務員として気象に関わる仕事に就く場合は、別途、公務員試験に合格する必要があります。

気象予報士の資格の取り方

気象予報士の資格は、所定の手続きに沿って受験申請を行い、試験に合格することで取得できます。

受験資格に制限はなく、年齢・学歴・実務経験を問わず、誰でも受験可能。

試験は年2回(例年1月・8月頃)実施されており、全国の主要都市で受験することができます。

受験~資格取得までの基本的な流れは以下の通りです。

  1. 気象業務援センターの公式サイトで受験資料・申込書を入手
  2. 必要事項を記入し、受験申請を行う
  3. 試験当日に学科試験・実技試験を受験
  4. 後日、合格発表

願書は試験実施前に配布されるため、受験を検討している場合は早めに情報を確認しておくことが大切です。

また、気象予報士の資格は難関のため、一般的に合格までに3〜5回ほど受験するケースが多い傾向にあります。

そのため、複数回の受験も見据え、計画的に準備を進めることが重要になるでしょう。

気象学が学べる大学の偏差値ランキング

気象学が学べる大学の中で、偏差値ランキング1位は東京大学理学部(地球惑星物理学科・地球惑星環境学科)です。

気象予報士試験に受験資格はないため、入らなければならない大学・学部はありません。

ただ、気象予報士になるためには、理学部、工学部、農学部などの気象学を学べる学部を選ぶと良いでしょう。

東京都で気象学を学べる大学は、東京大学、日本大学、立正大学、お茶の水大学などです。

地方でも、北海道大学、秋田大学、筑波大学、富山大学、愛知教育大学、奈良女子大学、九州大学など様々な大学で気象学を学ぶことができます。

こうした大学では、気象予報士を目指す学生や合格者と出会える機会もあり、試験対策や進路に関するリアルな情報を得られる点もメリットです。

そこで参考として、気象予報士を目指せる主な大学の偏差値ランキングをまとめました。

順位大学名学部偏差値
1位東京大学理学部(地球惑星物理学科・地球惑星環境学科)75
2位京都大学理学部(理学研究科地球惑星科学専攻)72
3位東北大学理学部(地球科学系・物理系 宇宙地球物理学科など)66
3位大阪大学工学部(電子情報学科・地球総合工学科)66
3位名古屋大学理学部(地球惑星科学科)66
6位北海道大学理学部(地球惑星科学科)64
6位神戸大学神戸大学(工学部)64
8位筑波大学理工情報生命学術群63
8位お茶の水女子大学理学部(情報科学科)63
10位神戸大学理学部(惑星学科)62
出典:日本気象学会 みんな輝く気象学会 気象学が学べる大学・大学院
出典:2026年度入試対応 国公立大学・学部の偏差値一覧
※同率偏差値の場合は同順位として記載しています

上記の通り、偏差値上位には難関大学が並びますが、気象学を学べる大学は他にも数多く存在します。

偏差値だけでなく、学べる内容や研究分野、大学院への進学実績なども確認しながら、自分に合った進学先を選ぶことが大切です。

気象予報士になるための国公立大学

気象予報士を目指すうえで、国公立大学では東京大学や京都大学などをはじめ、多くの大学で気象学や地球科学を学ぶことができます。

理学部や工学部、環境系の学部で専門知識を身につけておくことで、試験対策を効率的に進められる点がメリットです。

多くは地球科学・環境科学・物理学などの一分野として学ぶ形になります。

そのため、大学選びの際は学部名だけでなく、カリキュラムの内容まで確認することが重要です。

以下は気象学を学べる国公立大学・学部の一例です。

東京大学理学部 、工学部
千葉大学園芸学部
お茶の水女子大学理学部
北海道大学理学部、工学部
秋田大学教員文化学部
東北大学理学部
筑波大学生命環境学群
新潟大学理学部
富山大学都市デザイン学部
愛知教育大学教育学部
金沢大学理工学域
京都大学理学部
神戸大学理学部・工学部・海事科学部・海洋政策科学部
奈良女子大学理学部
岡山大学理学部
高知大学理工学部
九州大学理学部
長崎大学環境科学部
出典:日本気象学会 みんな輝く気象学会 気象学が学べる大学・大学院

これらの大学以外にも気象学を学べる国公立大学は存在します。

偏差値や知名度だけでなく、研究分野や大学院への進学実績、立地なども含めて総合的に比較し、自分に合った進学先を選びましょう。

気象予報士になるための私立大学

気象予報士を目指すうえで、私立大学でも日本大学や東京理科大学、東海大学などをはじめ、気象学や地球科学を学べる大学は多数あります。

以下は気象学を学べる私立大学・学部の一例です。

大学名学部
日本大学文理学部
立正大学地球環境科学部・データサイエンス学部
東海大学情報理工学部・教養学部・海洋学部
東京理科大学理学部・創域理工学部
慶應義塾大学環境情報学部
明治大学理工学部物理学科
京都産業大学理学部
同志社大学理工学部
近畿大学理工学部
広島工業大学環境学部
福岡大学理学部
出典:日本気象学会 みんな輝く気象学会 気象学が学べる大学・大学院

私立大学は大学ごとの特色が大きいため、設備や研究分野、就職支援なども含めて比較検討することが大切です。

オープンキャンパスなどを活用し、実際の学びの環境を確認しておきましょう。

有名気象予報士の出身大学!何学部?

テレビでよく見る気象予報士に憧れている人も多いと思いますが、有名気象予報士はどのような学校を出ているのでしょうか。こちらが、有名気象予報士の出身校です。

木原実日本大学芸術学部演劇学科
森田正光愛知県立犬山高等学校
石原良純慶應義塾大学 経済学
天達武史御茶の水美術専門学校
依田司東海大学海洋学部海洋工学科
小林正寿専修大学文学部人文学科

意外にも、地学や気象学を学校で学んでいる気象予報士は少ないようです。

気象予報士の試験は、受験資格が無く、どんな経歴の人でも受験することができます。このことを踏まえると、自分の勉強に専念できそうな大学を選ぶという手もあります。

しかし、大学で気象学などを学ぶことで、難易度の高い気象予報士の試験への合格率が高まることは間違いないでしょう。

気象予報士になるための大学・学部の選び方

気象予報士になるためには、数学や物理を学べる大学や、他の人と差が付く経験ができる大学を選びましょう。

気象予報士の試験には、気象学だけでなく、一般的な数学や物理の問題も出題されます。そのため、数学や物理学を学べる学部・学科を選ぶのも有効な方法です。

また、気象予報士試験を突破した後には、面接を乗り越えなければいけません。面接で、周りの人と差を付けられるような経験ができる大学を選ぶことをお勧めします。

例えば、気象に関するサークルやプロジェクト活動を活発に行っている大学や、気象に関係なくても打ち込めるものがある大学を選ぶと良いでしょう。

試験だけでなく、就職へ向けた活動ができる大学を選ぶことも重要です。

まとめ

本コラムでは、気象予報士のなり方や大学一覧を紹介しました。

最後に記事の要点をまとめます。

  • 気象予報士になるには、気象予報士試験に合格し、気象庁長官に気象予報士として登録が必要
  • 気象予報士になるために必要な資格は国家資格
  • 受験資格はなく、大学進学は必須ではない
  • 理学部・工学部・農学部などで気象学を学ぶことで、試験対策を有利に進められる

自分の学習スタイルや将来のキャリアに合わせて、最適な進路を選び、計画的に学習を進めていきましょう。

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