気象予報士試験を受験したいと考えている皆さん。

気象予報士の試験は難易度が高い事で知られており、不安を抱えている人が多いのではないでしょうか。

不安を解消するためには、試験についての理解を深めることが重要です。

今回の記事では、気象予報士試験の日程、受験資格、受験料などを紹介します。

気象予報士試験の情報を知り、不安を軽減しましょう。

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気象予報士の試験日・申込期間・合格発表の日程は?

気象予報士試験の日程は、例年8月と1月の年に2回です。

令和6年度第1回の試験日は2024年8月25日(日)、令和6年度第2回の試験日は2025年1月26日(日)です。

試験に向けて学習をする際には、試験日や試験内容を詳しくみてから計画を立てましょう。

こちらが、例年の気象予報士試験の試験日、申込期間、合格発表日です。

第1試験日
試験日8月下旬
申込み期間6月中旬から7月上旬
合格発表10月上旬
第2試験日
試験日1月下旬
申込み期間11月中旬から11月下旬
合格発表3月上旬
出典:気象業務支援センター 試験日程

気象予報士の試験内容・科目は?

試験内容は、学科試験と実技試験で構成されており、気象に関する専門知識が問われます。

実技試験では、実際にデータを読み解き、予報を行います。

実技試験の問題形式は、記述、計算、作図、穴埋めと記号選択です。

気象予報士資格の取得には、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があり、難易度が高いと感じる人が多くいます。

こちらが気象予報士の科目と範囲です。

学科試験の科目
1 予報業務に関する一般知識大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気における放射、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規
2 予報業務に関する専門知識観測の成果の利用、数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害、予想の精度の評価、気象の予想の応用
実技試験の科目
1気象概況及びその変動の把握
2局地的な気象の予報
3台風等緊急時における対応
出典:一般財団法人 気象業務支援センター 気象予報士試験

気象予報士試験の受験料

気象予報士試験の受験料は、11,400円です。

学科の1科目が免除になった場合の受験料は、10,400円、学科の2科目が免除となった場合は9,400円の受験料が必要となります。

受験料
免除科目なし11,400円
学科一科目が免除10,400円
学科二科目が免除9,400円
出典:気象庁 気象予報士試験について

気象予報士試験の受験資格・免除制度は?

気象業務支援センターによると、気象予報士試験の受験資格はありません。(ただし、気象業務法による処分を受けた場合を除きます。)

また、試験の免除制度は、学科試験の全てまたは一部合格した場合と、気象業務に関する業務経歴や資格がある場合に使うことができます。

免除を利用することで、試験費用を安くすることも可能です。

こちらが、気象業務支援センターによる免除制度の詳細です。

免除制度
学科試験合格による免除学科試験の全部または一部に合格された方については、申請により、合格発表日から一年以内に行われる試験において、合格した科目の試験が免除となります。
業務歴や資格による免除気象業務に関する業務経歴または資格を有する方については、申請により、学科試験の全部または一部が免除となります。
出典:一般財団法人 気象業務支援センター 「気象予報士試験」

気象予報士試験の合格基準は?

気象予報士試験には、70%以上の正答率で合格することができます。

学科試験では、「予報業務に関する一般知識」と「予報業務に関する専門知識」のどちらも15問中正解が11問以上の正答が合格基準です。

しかし、合格基準は変動することがあります。

こちらが、令和5年第2回気象予報士試験の合格基準です。

令和5年第一回気象予報士試験 合格基準
学科試験(予報業務に関する一般知識)15問中正解が11以上
学科試験(予報業務に関する専門知識)15問中正解が10以上
実技試験総得点が満点の69%以上

このように、合格基準は変動することもあるため、あくまでも目明日として認識しておくと良いでしょう。

基本となっている合格基準の70%以上の得点を取れるように勉強をしつつ、合格基準にとらわれすぎないことも大切です。

出典:気象業務⽀援センター 試験結果

気象予報士試験の合格率と難易度は?

気象予報士試験の合格率は、例年4〜6%です。

気象予報士試験では、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があるため、難易度が高まっています。

令和5年度第1回目の試験では、受験者数が4,290名に対し、合格者数は206名でした。

気象予報士試験の難易度は高いですが、過去には小学生の合格者もいます

学校などで専門的な知識を学んでいない場合でも、専門書や講座を利用すれば合格できるでしょう。

出典:気象業務⽀援センター 試験結果

まとめ

気象予報士試験は、例年8月と1月に行われています。

試験では、専門知識を問われる学科試験と実技試験があり、どちらも70%以上の正答率で合格可能です。

合格率は4〜6%と難易度が高い試験ではありますが、受験資格は無いため誰でも受験することができます。

また、学科試験に合格している場合や、気象に関する業務に関わっている場合は、免除制度を利用することもできます。

免除制度を利用すると11,400円の受験費用が安くなるため、ぜひ利用できるか確認してみてください。

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