【2026】気象予報士の試験内容!受験資格や受験料、科目範囲などまとめて解説
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気象予報士試験を受験したいと考えている皆さん。
気象予報士の試験は難易度が高い事で知られており、不安を抱えている人が多いのではないでしょうか。
不安を解消するためには、試験についての理解を深めることが重要です。
今回の記事では、気象予報士試験の内容、受験資格、受験料などを紹介します。
この記事で解決できる悩み気象予報士試験の情報を知り、不安を軽減しましょう。
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気象予報士の試験内容・科目は?

気象予報士試験は学科試験と実技試験で構成されており、試験内容は大気力学や熱力学、数値予報といった理論に加え、気象データを用いた実務的な解析能力(記述・作図)が問われます。
実技試験では、実際にデータを読み解き、予報を行います。
実技試験の問題形式は、記述、計算、作図、穴埋めと記号選択です。
気象予報士資格の取得には、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があり、難易度が高いと感じる人が多くいます。
こちらが気象予報士の試験内容と範囲です。
| 学科試験の科目 | |
| 1 予報業務に関する一般知識 | 大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気における放射、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規 |
| 2 予報業務に関する専門知識 | 観測の成果の利用、数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害、予想の精度の評価、気象の予想の応用 |
| 実技試験の科目 |
| 1気象概況及びその変動の把握 2局地的な気象の予報 3台風等緊急時における対応 |
また、気象予報士試験の試験は下記の3科目で構成されており、1日で実施されます。
| 科目 | 形式 | 所要時間 | 合格基準 | |
| 学科試験 | 予報業務に関する 一般知識 | マークシート形式 (5肢択一式) | 60分 | 15問中11問以上正解 |
| 予報業務に関する 専門知識 | 60分 | 15問中11問以上正解 | ||
| 実技試験 | 実技1・実技2 | 記述・作図式 | 150分(各75分) | 総得点の70%以上正解が目安 |
表からもわかるように、気象予報士試験は「知識を問う学科」と「実務力を問う実技」でバランスよく評価されるのが特徴です。
学科試験のマークシートは単純な問題ばかりではなく、複数の選択肢の正誤を組み合わせて答える形式が基本なので、正確な理解が求められます。
学科試験(予報業務に関する一般知識)
学科試験(予報業務に関する一般知識)では、気象学の基礎理論を中心に、気象予報業務に必要な土台となる知識が問われます。
主に「気象現象の発生原理」「構造」「発達・衰弱のプロセス」「特徴」などについて、物理学や数式の意味を踏まえて理解しつつ、知識として暗記する必要があります。
試験内容は以下8分野です。
学科試験(予報業務に関する一般知識)の試験内容- 大気の構造
- 大気の熱力学
- 降水過程
- 大気における放射
- 大気の力学
- 気象現象
- 気候の変動
- 気象業務法その他の気象業務に関する法規
複雑な計算問題や思考問題も出題されますが、「数学」の試験というよりは「気象学」の試験です。
各公式や数値が何を意味し、どのような現象を説明しているのかを日本語で理解することができれば、十分に得点は狙えます。
また、15問中4問は「気象業務法」や「災害対策基本法」などの法律分野から出題されるのも特徴です。
この分野は暗記と反復によって対策しやすいため、理系分野が苦手な方でも得点を補いながら合格を目指すことが可能です。
学科試験(予報業務に関する専門知識)
学科試験(予報業務に関する専門知識)は、観測データの活用方法や予報技術など、実際の気象業務に直結する知識が問われる科目です。
気象観測の手法やルールに加え、得られたデータをどのように処理・解析し、最終的に予報として活用していくのかといった一連の流れを理解しているかが重視されます。
試験内容は以下9分野です。
学科試験(予報業務に関する専門知識)の試験内容- 観測の成果の利用
- 数値予報
- 短期予報・中期予報
- 長期予報
- 局地予報
- 短時間予報
- 気象災害
- 予想の精度の評価
- 気象の予想の応用
一般知識と比べて暗記量が多いだけでなく、単に覚えるだけでは対応しきれない問題も多く出題されます。
与えられた情報をもとに適切に判断する力や、データの意味を読み取る分析力・読解力など、総合的な力が求められるのが特徴です。
また、予報技術は日々アップデートされているため、テキストの内容だけでなく、気象庁のホームページ等で最新の気象情報や技術動向もチェックしておくことが重要です。
実技試験
実技試験では、与えられた気象データを正しく読み取り、そこから状況を判断し、将来の気象を予測する力が問われます。
学科で学んだ知識を実際に使えるかを確認する、実務に最も近い試験です。
試験内容は以下3分野です。
実技試験の試験内容- 1気象概況及びその変動の把握
- 2局地的な気象の予報
- 3台風等緊急時における対応
具体的には、天気図や衛星画像、観測データなどをもとに現在の気象状況を分析し、その変化や影響を読み解く問題が出題されます。
また、特定の地域における降水や風の予測、台風や大雨といった災害時の判断も求められます。
解答形式は以下のように多岐にわたるため、問題量が多く、75分では時間が足りないと感じる受験者も少なくありません。
- 記述
- 計算
- 作図
- 穴埋め・記号選択
そのため、単に知識を身につけるだけでなく、時間配分を意識した演習や、自分なりの解答手順を確立しておくことが重要です。
過去問を繰り返し解くことで出題パターンに慣れ、解答スピードと精度を高めることが、得点力アップにつながります。
気象予報士試験の受験料
気象予報士試験の受験料は、11,400円です。
学科の1科目が免除になった場合の受験料は、10,400円、学科の2科目が免除となった場合は9,400円の受験料が必要となります。
| 受験料 | |
| 免除科目なし | 11,400円 |
| 学科一科目が免除 | 10,400円 |
| 学科二科目が免除 | 9,400円 |
また、併せて気象予報士の試験日程や申し込みスケジュールも確認しておきましょう。
気象予報士試験の受験資格・免除制度は?
気象業務支援センターによると、気象予報士試験の受験資格はありません。(ただし、気象業務法による処分を受けた場合を除きます。)
気象予報士試験は、年齢や学歴、性別や実務経験に関わらず誰でも受験可能で、10代から高齢者まで挑戦できる試験です。
また、試験の免除制度は、学科試験の全てまたは一部合格した場合と、気象業務に関する業務経歴や資格がある場合に使うことができます。
免除を利用することで、試験費用を安くすることも可能です。
こちらが、気象業務支援センターによる免除制度の詳細です。
| 免除制度 | |
| 学科試験合格による免除 | 学科試験の全部または一部に合格された方については、申請により、合格発表日から一年以内に行われる試験において、合格した科目の試験が免除となります。 |
| 業務歴や資格による免除 | 気象業務に関する業務経歴または資格を有する方については、申請により、学科試験の全部または一部が免除となります。 |
気象予報士試験の合格基準は?
気象予報士試験には、70%以上の正答率で合格することができます。
学科試験では、「予報業務に関する一般知識」と「予報業務に関する専門知識」のどちらも15問中正解が11問以上の正答が合格基準です。
しかし、合格基準は変動することがあります。
こちらが、令和7年第2回気象予報士試験の合格基準です。
| 令和7年第2回気象予報士試験 合格基準 | |
| 学科試験(予報業務に関する一般知識) | 15問中正解が10以上 |
| 学科試験(予報業務に関する専門知識) | 15問中正解が9以上 |
| 実技試験 | 総得点が満点の65%以上 |
実際に、公表している合格基準と若干変動しているのがわかります。
このように、合格基準は変動することもあるため、あくまでも目安として認識しておくと良いでしょう。
基本となっている合格基準の70%以上の得点を取れるように勉強をしつつ、合格基準にとらわれすぎないことも大切です。
まとめ
気象予報士試験では、専門知識を問われる学科試験と実技試験があり、どちらも70%以上の正答率で合格可能です。
合格率は4〜6%と難易度が高い試験ではありますが、受験資格は無いため誰でも受験することができます。
また、学科試験に合格している場合や、気象に関する業務に関わっている場合は、免除制度を利用することもできます。
免除制度を利用すると11,400円の受験費用が安くなるため、ぜひ利用できるか確認してみてください。
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