受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験を目指した理由・契機

令和4年度の土地家屋調査士試験を受験し、その後土地家屋調査士法人への転職が決まっていました。
調査士試験が終わり他の勉強時間が取りやすくなったこと、測量の実務経験が無かったため少しでも知識を増やしておきたいと思ったのがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートの測量士補・土地家屋調査士試験講座を受講した経験があったため、コンパクトにまとまったインプット講義や、Facebookを使った受講生サポートが、非常に充実していることは理解していました。
測量士試験の講座は中山先生が力を入れて作ったものであり、調査士試験の講座と同様のクオリティが期待できましたので、迷わずアガルートでの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

まずは総合講義を一通り視聴しました。
測量実務を経験していないため、初めはイメージしづらい論点が多かったのですが、一つ一つ潰していくとなるととても時間が足りないため、ある程度割り切って先に進むようにしていました。
他の論点を勉強すると、知識が繋がって理解できるようになることもあるため、悩みすぎないようにしていました。

計算問題は種類が多いので、勉強しない期間があるとすぐに忘れてしまいます。
そのため、少しずつでもよいので毎日コツコツ勉強することが大切だと感じました。

測量士試験は過去問に類似した問題が繰り返し出題されるため、講義を視聴した後はひたすら過去問を解いていました。
私はアガルート以外の教材は使用していません。
アガルートで提供される過去問集を繰り返せば、合格点は確保できるかと思います。

測量士試験は合格点が決まっているため、どうやって合格点を確保するかという作戦を考えました。
私の場合は、午前の部と午後の必須問題でできるだけ点を稼ぎ、午後の選択問題で上乗せして合格点を確保するという王道のやり方で勉強を進めました。

 公共測量の流れや各種作業工程、製品仕様書の記載事項等、午後の必須問題で頻出の暗記科目については、作業工程や、測量計画等の単純暗記的な問題が多く出題されます。
私は効率よく暗記するために、テキスト内の表を暗記ペンで塗りつぶし、シートで隠して効率よく暗記できるかチェックするようにしていました。

午後の選択問題については、アガルートの指導方針とは異なるかもしれませんが、科目を絞って勉強しました。私が選択したのは写真測量と地図編集です。
この二題は計算問題のパターンが少なく、内容も比較的シンプルだったので記述問題の暗記に力を入れれば点を取りやすいと思いました。

本試験では今まで見たことのない問題が数問出題されます。
ですが、過去問の対策がしっかりできていれば、それらの新問は解けなくても合格点を確保することができます。
だからこそ、試験勉強においては過去問のやり込みが重要だと思います。
手を広げすぎずに、アガルートで提供される教材を信じて勉強すると必ず結果はついてくると思います。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は一コマ10分程度で構成されているため、計画的に勉強を進めることができます。
また、総講義時間は約24時間と非常にコンパクトにまとまっているため、インプットを手短に終わらせ過去問に移行することができます。

さらに、講義はコンパクトなだけではなく、テキストと連動し、過去問解説講座(受講当時は過去7年分)の問題を解ききることができる内容になっています。
また、過去問を使った計算問題の解説も収録されているため、総合講義を一周すると午前・午後試験の全範囲を網羅することができます。

午後の過去問を解いて分かったのですが、記述問題についても過去に出題された内容はテキストに記載されています。
欲を言うと、午後で頻出の個所については、テキスト内で分かりやすくしていただけるとインプット時によりメリハリをつけた学習が可能になると感じました。
テキストには無駄な情報が一切入っておらず、今まで出題された問題をすべて詰め込んだような内容になっています。
それでいてコンパクトにまとまっているためとても効率的だと感じました。

Facebookを活用した質問制度も何度か利用しました。
講師のレスポンスが非常に早く、解決するまでに時間がかからないことが素晴らしいと思いました。

総合講義を視聴しわからない点があった時、すぐに質問すれば、次の日には回答が来ていることが多かったです。
この制度は他の予備校にはない魅力だと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

何度解いても間違えてしまう問題や、計算方法が理解しづらい問題等は解説講義を視聴し、解きなおすという作業を繰り返しました。
時間的な都合もあったため、間違えた問題でも解説を読めば納得できる問題については、講義を視聴しませんでした。
どこまで視聴するかについては、自身のスケジュールと相談しながら活用するのがよいかと思います。
時間に余裕があれば、過去問を解いた後に解説講義を視聴すれば、理解がより深まるものと思います。

講師へのメッセージ

学習を始めたころは分からないことが多く、ストレスがたまることもありましたが、諦めずに講義を視聴し、問題を解き続けることで合格を掴み取ることができました。ありがとうございました。