中小企業診断士試験の最終合格率は約4%です。1次試験の合格率は23~36%、2次試験の合格率は17~18%で推移しており、いわゆる「難関資格」と呼ばれる資格の中でも難しい部類となっています。

本記事では、中小企業診断士の合格率について解説します。合格率や勉強時間を他の資格と比べてわかる難易度についてもまとめたので、これから受験を検討している方は参考にしてみてください。

中小企業診断士試験の合格を
目指している方へ

  • 自分に合う教材を見つけたい
  • 無料で試験勉強をはじめてみたい

アガルートの中小企業診断士試験講座を
無料体験してみませんか?

テキスト+約5.5時間分の財務・会計、運営管理、経営法務講義が20日間見放題!

自分に合うカリキュラムが見つかる!パンフレット

講師が徹底解説!資料請求ガイダンス動画

約30分の必勝勉強法動画!合格者が実践した勉強法を講師が解説

割引クーポンやsale情報が届く

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

中小企業診断士試験の難易度は?どれくらい難しい?

中小企業診断士試験の最終合格率が4~5%程度と低いことからわかるように、難易度は高いです。

合格率で比較すると、社労士や司法書士と同程度の難易度となっています。

中小企業診断士試験は7科目ある1次試験に合格し、さらに2次試験として実施される筆記試験にも合格しなければなりません。

令和7年度までは2次試験の一環として口述試験も実施されていましたが、令和8年度から廃止。

しかし、中小企業診断士の口述試験は例年ほぼ全員が受かるものとされていたため、筆記試験のみになったからといって試験自体の難易度は変わらない可能性が高いでしょう。

1次試験の合格基準は絶対評価となっており、「総得点の60%以上の点数」「すべての科目で40点以上」を取らなければ合格することができません。

2次試験における筆記試験は相対評価と言われており、1次試験と同じ評価基準に加え、上位20%程度に入る必要があります。

合格基準の厳しさからも、中小企業診断士試験の難易度の高さがうかがえるでしょう。

1次試験の難易度

中小企業診断士試験における1次試験の合格率は23~36%と、幅が広いです。

1次試験はマークシート択一式で出題されます。

絶対評価の試験であるため、難易度は試験問題に大きく左右されます。

1次試験は7科目と多く、すべての科目で「総得点の60%以上の点数」「すべての科目で40点以上」の合格基準は満たさなければなりません。

合格率だけで見ると難易度は低いように思えますが、実際は科目数が多いことから、難しい試験であると言えるでしょう。

ただし1次試験には科目合格制度があり、満点の60%以上を取った科目については、翌年及び翌々年の試験まで免除されます。

1~3年かけて確実に合格を狙うことも可能ですので、難易度が高い試験ではあるものの、十分に合格を狙えると言えるでしょう。

2次試験の難易度

中小企業診断士試験における2次試験の合格率は17~18%ほどです。

1次試験を突破した実力のある受験者でも80%ほどが不合格となっています。それを鑑みると、2次試験の難易度は非常に高いと言えるでしょう。

2次試験では、筆記試験を行います。

以前の2次試験は筆記・口述の二段構成で、筆記試験の合格者は最終試験として口述試験を受ける必要がありましたが、令和8年度からは口述試験が廃止されました。

しかし、口述試験は例年の合格率がほぼ99%とそもそも「ほとんど全員が受かる試験」だったため、廃止による2次試験難易度への影響はごく軽微。

筆記試験対策の重要性は変わりません。

筆記試験は4科目あり、すべて記述式の試験です。

相対評価と言われており、上位20%程度に入る必要があります。

中小企業診断士の合格率は?

中小企業診断士試験の最終合格率は、4~5%ほどです。

1次試験の合格率は23~36%、2次試験の合格率は17~18%で推移しています。

中小企業診断協会によると、最新の令和7年度(2025年)の一次試験の合格率は23.7%。

合格者は4,344人でした。

昨年試験では、令和6年度(2024年)の一次試験は合格率は27.5%で合格者数は5,007人、二次試験は合格率18.7%で合格者数は1,516人という結果で、最終合格率は約5.14%でした。

以下では、1次試験と2次試験の過去の合格率・合格者数を紹介します。

1次試験の合格率

令和7年度中小企業診断士試験における一次試験の合格率は、23.7%でした。

受験者数18,360人に対し、合格者数は4,344人となっています。

1次試験における過去5年間の合格率の推移は、以下の通りです。

年度受験者数合格者数合格率
2025年(令和7年度)18,360人4,344人23.7%
2024年(令和6年度)18,209人5,007人27.5%
2023年(令和5年度)18,621人5,521人29.6%
2022年(令和4年度)17,345人5,019人28.9%
2021年(令和3年度)16,057人5,839人36.4%
参考:過去の試験結果・統計資料

2025年(令和7年度)1次試験の男女別合格者数

性別申込者数合格者数合格率
男性23,173人4,076人17.6%
女性3,038人268人8.8%
合計26,211人4,344人16.6%
※試験を欠席した人数も含む
参考:過去の試験結果・統計資料

2025年(令和7年度)1次試験の年齢別合格者数

年齢申込者数※試験合格者数合格率
20歳未満166人12人7.23%
20〜29歳3,579人574人16.04%
30〜39歳6,828人1,227人17.97%
40〜49歳7,360人1,236人16.79%
50〜59歳6,181人973人15.74%
60〜69歳1,893人300人15.85%
70歳以上204人22人10.78%
合計26,211人4,344人16.57%
※試験を欠席した人数も含む
※合格者の最年長:77歳、最年少:19歳
参考:過去の試験結果・統計資料

2025年(令和7年度)1次試験のエリア別合格者数

地域申込者数※試験合格者数
札 幌501人70人
仙 台914人128人
東 京14,657人2,550人
名古屋2,124人365人
金 沢557人103人
大 阪4,496人703人
広 島808人131人
四 国285人45人
福 岡1,648人234人
那 覇221人15人
合 計26,211人4,344人
※試験を欠席した人数も含む
参考:過去の試験結果・統計資料

2次試験の合格率

2025年中小企業診断士試験における二次試験の合格率は、17.6%でした。

受験者数7,044人に対し、合格者数は1,240人となっています。

2次試験における過去5年間の合格率の推移は、以下の通りです。

年度受験者数合格者数合格率
2025年(令和7年度)7,044人1,240人17.6%
2024年(令和6年度)8,119人1,516人18.7%
2023年(令和5年度)8,241人1,555人18.9%
2022年(令和4年度)8,712人1,625人18.7%
2021年(令和3年度)8,757人1,600人18.3%
参考:過去の試験結果・統計資料

2025年(令和7年度)2次試験の男女別合格者数

性別申込者数※合格者数合格
男性6,852人1,155人16.9%
女性503人85人16.9%
合計7,355人1,240人16.9%
※試験を欠席した人数も含む
参考:過去の試験結果・統計資料

2025年(令和7年度)2次試験の年齢別合格者数

年齢申込者数※合格者数合格率
20歳未満500.00%
20〜29歳79119825.03%
30〜39歳2,07745521.91%
40〜49歳2,12534816.38%
50〜59歳1,73419611.30%
60〜69歳583437.38%
70歳以上4000.00%
合計7,3551,24016.86%
※試験を欠席した人数も含む
参考:過去の試験結果・統計資料

2025年(令和7年度)1次試験のエリア別合格者数

地区申込者数合格者数
札幌12515
仙台22630
東京4,341689
名古屋690137
大阪1,286235
広島25636
福岡43198
合計7,3551,240
※試験を欠席した人数も含む
参考:過去の試験結果・統計資料

他資格と比較した中小企業診断士の難易度ランキング

合格率で見る難易度ランキング

中小企業診断士の合格率と、他の資格試験の例年の合格率を比較してみましょう。

合格率の高い順番に表にしてみました。

資格名合格率
税理士18%
宅建15~17%
FP1級13%
(学科試験合格率×実技試験合格率)
行政書士11~15%
公認会計士10%
社労士6~7%
中小企業診断士4~6%
(1次試験合格率×2次試験合格率)
司法書士3~5%

これを見てみると、公認会計士や行政書士といった試験の合格率は、中小企業診断士と比較して高い合格率となっています。

中小企業診断士は表からみてもわかるように、合格率が低い部類に属しています。

中小企業企業診断士と同じくらいの合格率では社労士といった難関資格が位置しており、中小企業診断士も簡単な試験といえないことが分かります。

勉強時間で見る難易度ランキング

次に、中小企業診断士と他の資格の勉強時間を比較してみましょう。

試験合格に必要とされる勉強時間が長い順番から表にしてあります。

資格名勉強時間
公認会計士3,500時間
司法書士3,000時間
税理士3,000時間
中小企業診断士1,000時間
社労士1,000時間
行政書士600~1,000時間
FP1級600時間
宅建300~400時間

これを見ると、合格率とはまた違った視点で難易度の違いを比較できると思います。

税理士は中小企業診断士より合格率こそ高いものの、勉強時間は中小企業診断士より3倍ほど必要なため税理士の方が難しいことが分かります。

一方、合格率の高かった宅建士は勉強時間の面でも中小企業診断士より勉強時間が短く、中小企業診断士の方が難しいといえるでしょう。

また、社労士は、中小企業診断士と合格率が近いばかりでなく、勉強時間も同じ1,000時間が必要とされています。

そのため、中小企業診断士と社労士は同じくらいの難易度といえます。

中小企業診断士と他の資格を比較すると、中小企業診断士の勉強時間は1,000時間となっており、勉強時間の表の中では中間に位置していることが分かります。

そのため決して非常に難しい試験とまではいえないでしょう。

しかし、簡単な試験ではありません。合格率は約5%と他の資格と比較しても低く、試験に合格するためには1,000時間の勉強が必要となっています。

1年間毎日3時間勉強してようやく中小企業診断士に合格できる水準にたどり着くことができると考えると、継続的に勉強し続ける必要があります。

※関連コラム:中小企業診断士の勉強時間は1000時間!1次・2次・科目別時間を解説

【アンケート結果】合格までの受験回数から分かる難易度

令和7年度中小企業診断士試験の最終合格率は4.17%と低いことから、難易度の高い試験だということがわかるでしょう。

実際にアガルート受講生のなかには、合格するまでに、試験を何度も受験している方がいらっしゃいます。

受験回数から難易度の高さがうかがえるので、ぜひ参考にしてみてください。

1次試験合格までの受験回数

1次試験を合格したアガルート受講生の受験回数は、以下のとおりです。

1次試験合格までの受験回数割合
1回目50.0%
2回目50.0%
※アンケート結果には、受講生がアガルート受講前に受けた試験結果も含んでいます。

2次試験合格までの受験回数

2次試験を合格したアガルート受講生の受験回数は、以下のとおりです。

2次試験合格までの受験回数割合
1回目12.5%
2回目62.5%
3回目25.0%
※アンケート結果には、受講生がアガルート受講前に受けた試験結果も含んでいます。

2次試験は8割以上の受講生が2回以上受験をしています。

合格率は1次試験よりも2次試験のほうが下がるため、一発合格するためには念入りな対策が必要です。

中小企業診断士試験受験者アンケートの結果より

中小企業診断士の偏差値を大学でいうと?

前提として、中小企業診断士の難易度を「偏差値」で表すことはできません。

しかし難易度を把握するための物差しとして、偏差値をまとめると以下のような形になります。

大学偏差値試験
東大京大68~司法試験・予備試験
早慶上智65~67不動産鑑定士・司法書士・弁理士
MARCH60~64土地家屋調査士・中小企業診断士・社労士・行政書士
技術士二次試験・通関士・マンション管理士・ケアマネジャー
日東駒専55~56技術士一次試験・宅建・測量士・管理業務主任者・社会福祉士・インテリアコーディネーター
※上記の偏差値は、資格試験の合格に必要な勉強時間と、大学受験での偏差値の数値を照らし合わせたものです。

中小企業診断士の偏差値は60~64程度です。明治大学や立教大学、中央大学など(通称:MARCH)と同程度の難易度だと考えられています。

一般的に上位12%に入る難易度とされるため、決して油断のできない試験だと認識しておきましょう。

中小企業診断士試験の合格基準

ここでは、中小企業診断士試験の合格基準について説明します。

一次試験の合格基準

一次試験の合格基準は以下のとおりです。

  • 総点数の 60% 以上であって、かつ1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率

各科目100点満点なので、7科目受験の場合は、総得点420点以上かつ40点未満の科目をとらないことが、合格の条件となります。

ただし科目免除の制度があるため、一部の科目で40点を下回ってしまった場合でも、60点以上取って科目合格した科目があれば、次の二年間を限度として受験が免除されます。

また「試験委員会が相当と認めた得点比率」とは、得点調整のことです。

あまりにも合格者が少ない場合に得点調整をして、合格基準を下げることで、毎年の合格難易度を一定に保っています。

二次試験の合格基準

筆記試験の合格基準は、一次試験と同様に「総得点の60%以上かつ、各科目で40点を下回るものがないもの」となっています。

そのため、筆記試験の合格点は240点で、なおかつ40点を下回る科目のないことが、合格の条件です。

また、二次試験には一次試験のような科目合格制度はありません。

口述試験は令和8年度から廃止されましたが、合格基準は「評定が 60% 以上」とされていました。

口述試験の合格率は例年99%以上で推移していました。

難易度の高い試験を突破するなら予備校・通信講座の利用がおすすめ

中小企業診断士試験は、最終合格率が約4%の難易度の高い試験です。

もちろん独学でも合格を目指すことは可能ですが、予備校や通信講座を利用することで、効率的に学習を進められるでしょう。

アガルートの通信講座では、合格に必要なノウハウやサポートを提供しています。

活用することで以下のメリットがあるため、ぜひ検討してみてください。

  • 効率的なカリキュラムを提供しているので、働きながら学習を進められる。
  • 分かりやすく丁寧な講義なので、初学者でも挫折せず学習できる。
  • 質問制度があるので、一人で悩まず解決できる
  • プロの講師から、全20回の添削を受けられるコースもあり

資料請求で約5.5時間のサンプル講義とサンプルテキストを受け取れるので、まずは無料で体験してみてください。

まとめ

中小企業診断士試験の難易度についてまとめると、以下のようになります。

  • 中小企業診断士の合格率は、他の試験と比較しても低い水準である
  • 中小企業診断士試験の合格に必要な勉強時間は1,000時間ほどとなっており、他の試験の中間に位置している
  • 非常に難しい試験とはいえないものの、毎日継続して勉強する必要があり、簡単な試験ではない
  • 中小企業診断士は社労士の難易度と同じくらい

中小企業診断士は、資格取得が大変ですが、やりがいのある仕事でもあります。合格を目指して頑張りましょう。

中小企業診断士講座の受講生を対象としたアンケート調査概要

調査期間2026年2月4日~2026年2月20日
調査機関アガルートアカデミー
調査対象アガルートの中小企業診断士講座を利用し、令和7年度中小企業診断士試験に合格した受講生
有効回答数(※)1次試験の受験回数アンケート:2
2次試験の受験回数アンケート:8
調査方法アガルートアカデミー内でのアンケート調査(自社調査)
調査対象地域日本国内
※アンケート回答に許諾いただいた一部の方のみ実施

1次試験合格までの受験回数

1次試験合格までの受験回数割合
1回目50.0%
2回目50.0%
※アンケート結果には、受講生がアガルート受講前に受けた試験結果も含んでいます。

2次試験合格までの受験回数

2次試験合格までの受験回数割合
1回目12.5%
2回目62.5%
3回目25.0%
※アンケート結果には、受講生がアガルート受講前に受けた試験結果も含んでいます。

中小企業診断士試験の合格を
目指している方へ

  • 中小企業診断士試験に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの中小企業診断士試験講座を
無料体験してみませんか?

テキスト+約5.5時間分の財務・会計、運営管理、経営法務講義が20日間見放題!

自分に合うカリキュラムが見つかる!パンフレット

講師が徹底解説!資料請求ガイダンス動画

約30分の必勝勉強法動画!合格者が実践した勉強法を講師が解説

割引クーポンやsale情報が届く

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

▼アガルートアカデミーの中小企業診断士試験講座はこちら▼

令和7年度アガルート受講生の合格率1次52.17% 2次44.44%!

追加購入不要!これだけで合格できるカリキュラム

充実のサポート体制だから安心

お祝い金贈呈・全額返金など合格特典付き!


▶中小企業診断士試験講座を見る