勉強法

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間の目安は?科目別の時間配分も解説

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このコラムは中小企業診断士の合格に必要な勉強時間についてまとめています。

中小企業診断士試験は科目数が多く、どの科目にどれだけ時間をかければ良いのかわかりにくいです。

科目ごとの勉強時間の目安も記載しているので、今から中小企業診断士の勉強を始めようとしている方や、勉強を始めたばかりの方は是非参考にしてみてください。

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中小企業診断士試験に合格するために必要な時間は約1000時間

中小企業診断士試験に合格するためには、約1000時間の勉強時間が必要です。

必要な勉強時間という観点で見ると、難易度の高い資格であると言えます。

中小企業診断士試験が多くの勉強時間を必要とする理由は二点あります。

一点目は、一次試験の出題範囲が広いことです。

中小企業のあらゆる経営課題に対し的確な助言をするためには、網羅的な経営知識が必要となります。

その知識を問われるのが一次試験の7科目です。

科目数が多いため、他の資格と比較しても出題範囲が広くなります。

二点目は、一次試験とは全く異なる二次試験対策が必要であることです。

一次試験は知識をいかにインプットできるかが鍵となることに対し、二次試験では知識をアウトプットする能力が試されます。

点数をとるために必要な対策が、一次試験と二次試験で全く異なるので、対策に時間がかかります。

合格するのに必要な期間

中小企業診断士試験に合格する為に必要な期間はどのくらいでしょうか?

受験専業で勉強できる人と、仕事をしながら勉強する人に分けて解説します。

①受験専業で勉強できる人の場合

合格に必要な1000時間を考えた場合、1日5~8時間、週50時間の勉強時間が確保できると仮定して、最低でも約半年の期間が必要になります。

ただし、学生時代に学んだ事があるなどの理由で、既に試験科目に関する知識がある場合は、もう少し短い期間で合格できるケースもあります。

一方で、全くの初学者である場合、1000時間を費やしても、問題を解けるレベルまで到達しないこともあり得ます。

また、二次試験では実務と関連性の高い問題が多く出題されます。

実務経験が少ない場合は、設問に対して具体的なイメージをしにくい場合があります。

逆に実務経験がある方は、二次試験は比較的少ない期間で合格レベルに達する傾向があります。

②仕事をしながら勉強する人の場合

平日1日2時間、休日8時間、週で約25時間の勉強時間が確保できると仮定して、約1年の期間が必要になります。

仕事内容によっては残業などが原因で、平日に2時間の勉強時間を確保する事が難しい方もいると思います。その場合は2年以上の期間を見越しておいた方が良いかもしれません。

また、仕事をしながら受験をする場合だと、勉強時間の確保に苦労します。

そのため、通勤時間や仕事の休憩時間などの隙間時間を有効活用する事が鍵となります。

スマホやタブレット等の活用や、用語整理のための単語カードを用意するなど、空いた時間を勉強に当てやすい環境を整える事が大切です。

最短で合格する為の科目別の時間配分

中小企業診断士試験は一次試験が7科目、二次試験が4科目です。

合計で11種類のテストを受ける必要があります。

そして、その中でも内容をしっかり理解できるように時間をかけるべき科目と、短期間で集中して仕上げるべき暗記科目があります。

その科目別の時間配分を解説していきます。

一次試験

一次試験には合計約800時間をかけて対策しましょう。

1.財務・会計 200時間

まずは簿記の仕組みを理解から、投資の経済性の計算などの難解な問題までと、とにかく範囲が広いです。

過去問と同じ問題が出題される可能性が低いため、理解できるまで何度も手を動かして反復学習をする必要があります。

また、二次試験の事例4では当科目で学んだ知識を使用します。

中小企業診断士試験の中で最重要の科目であると言えます。

2.企業経営理論 150時間

この科目で学んだ知識は、二次試験でも共通して使用するため、この科目も重要科目としてじっくりと取り組むべきです。

リーダーシップやマネジメント、マーケティングなどのビジネスマンにとっては馴染みのあるテーマが多いです。

ビジネス書を読むことが好きな人は取っつきやすい科目と言えるでしょう。

3.経済学・経済政策 130時間

この科目で学んだ内容は二次試験で使うことはないです。

ですが、内容を理解できれば安定して高得点を狙いやすい一面もあります。

グラフを読み取る問題が多く、慣れていない方には取っつきにくい科目です。

時間を多めにかけて確実に理解していきましょう。

4.運営管理 130時間

この科目は生産管理と店舗・販売管理の二分野に分けられます。

知識があれば解ける問題と、知識を元に計算が必要な問題が共に出題されます。

また、生産管理は二次試験の事例3でも出題されるため重要度が高いです。

じっくりと勉強時間をとって、確実に理解を深めていきましょう。

5.経営法務 70時間

経営に必要な法律知識について幅広く学習します。

法律に関する知識は奥が深いため、勉強すれば切りがありません。

また、年度によって難易度にかなりバラツキがあります。

そのため、経営法務は暗記科目でありながら、勉強時間を費やせば必ず得点が上がるという訳でもありません。

過去問で複数回出題された問題や、法改正があったタイムリーな問題は確実に得点できるようにし、難しすぎる問題は切り捨てる覚悟を持って闇雲に勉強時間を確保し過ぎないことも大切です。

6.経営情報システム 70時間

合格点を確保するためには、情報技術に関する専門用語に慣れる必要があります。

IT系の知識に精通している人は得点源になるでしょう。

ですが、経営法務と同様、年度によって難易度に大きなバラツキがあります。

ですので、あまり深入りしすぎないように注意するなどの工夫も必要です。

7.中小企業経営・政策 50時間

この科目は毎年4月に発行される中小企業白書を元に出題されます。

そのため、直前期にしか勉強ができないという特徴があります。

白書の内容をどれだけ覚えているかどうかが試されます。

完全な暗記科目なので、7科目の中で最も努力の量が得点に繋がりやすいです。

二次試験

二次試験の対策には、合計約200時間程度が必要です。

事例1〜事例3 100時間

事例1から事例3は出題の形式が似ています。

解答に必要な知識は一次試験で習得済みです。

ですので、必要な要素を過不足無く含む読みやすい回答を作成する練習を繰り返し行うと良いでしょう。

事例4 100時間

二次試験の中で最も受験生の差がつきやすい科目であり、事例4が苦手な受験生は合格が難しいとすら言われています。

ですので、しっかりと勉強時間を確保する事で、苦手意識がない状態にしておく必要があります。

まとめ

今回は中小企業診断士の合格に必要な勉強時間についてまとめました。

いかがでしたでしょうか。

合格するためには、約1000時間の勉強時間を捻出する事、勉強時間を科目に合わせて効率的に割り振る事が必要となります。

自分にあった勉強方法を見つけて、着実に勉強時間を積み重ねていきましょう。

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