さまざまな試験勉強で活用される一問一答、社会福祉士試験対策においても有効な勉強ツールの1つです。

一口に一問一答の中といってもそれぞれ特徴は違い、自分に合う1冊を選ぶことでより効率よく学習を進めることができます。

今記事では、社会福祉士試験の一問一答の有効性とおすすめの本を紹介します。

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社会福祉士試験の一問一答本はどう使う?

社会福祉士試験を学習するうえで、一問一答の立ち位置や活用方法について紹介します。

知識の定着の確認に

一問一答本は、一問ずつ問題方式で答えていくことになるので、これまでの勉強が身についているか確認するのに適しています。

ただ参考書や過去問題の解説を読んでいるだけではなかなか記憶の定着はできません。

そこで一問一答の出番です。

一問一答を通して問題に触れることで、勉強したことを正しく暗記できているのかアウトプットすることができ、勉強の成果を確認することができるのです。

スキマ時間の有効活用できる

一問一答のメリットに、ちょっとしたスキマ時間で勉強できるため、時間を有効利用できる、という点も挙げられます。

一問ずつ問題を解いていくスタイルなので、一問30秒ほどで解くことができます。

  • 通勤、通学のバスや電車での移動時間
  • 就寝前
  • 昼休みなどの休憩時間

上記のように、一問一答は日々の生活の中でも意識することで取り入れることができます。

社会福祉士試験は範囲が広いのが特徴で、いかに勉強時間を確保するかが重要です。

一問一答を生活に取り入れることで、時間を有効に使いながら勉強することができます。

1問ずつインプット、アウトプットが可能

もう1つの特徴が、赤シートを使うことでインプット・アウトプットが容易にできるという点です。

問題に触れることで知識をインプットできることはもちろん、多くの一問一答本が赤シートに対応しているので、暗記すべき用語を隠しアウトプットすることもできます。

手軽にインプット、アウトプットを繰り返すことができるのも一問一答の有効な活用手段です。

おすすめの一問一答本

それでは社会福祉士試験対策のおすすめの一問一答を以下の3つに分けて紹介します。

  1. 実績を重視したい人向け
  2. 1冊で基礎や傾向、対策を学びたい人向け
  3. 気軽に持ち運びたい人向け

1 実績を重視したい方向け 社会福祉士国家試験過去問 一問一答+α 2023

実績を重視し安心して勉強したいという人には、中央法規から出版されている『社会福祉士国家試験過去問 一問一答+α 共通科目編専門科目編(中央法規出版))』がおすすめです。

中央法規は、とくに介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の各国家試験対策に力を入れており、設立1952年と歴史のある出版社です。

本書は過去10年分の国家試験問題を厳選、選択肢ごとに分けて一問一答方式にしているため、より本番に近いかたちで学習することができます。

もちろん赤シートにも対応しているので、暗記できたか確認するためのアウトプットも可能です。

最新の法改正や統計にも対応しています。

同じ中央法規から出版されている国試ナビなどを合わせて活用することで、イラストを交えて視覚的に理解が深まるでしょう。

実績を重視したい人は、長年、社会福祉士試験対策関連に携わってきた中央法規から出版されている本書をおすすめします。

2 1冊で基礎や傾向、対策を学びたい人向け 社会福祉士国家試験受験ワークブック 2023

『社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック(中央法規出版)』『社会福祉士国家試験受験ワークブック 専門科目編(中央法規出版)』は、一問一答だけでなく、傾向や重点項目などもしっかりと学習したいという人におすすめしたい本になります。

本書の特徴は、傾向と対策・重要項目・一問一答の3部構成になっているところ。

傾向と対策や重点項目で要点をインプットし、しっかりと身についているか一問一答でアウトプットしていくことで効率よく学習を進めることができます。

傾向と対策では、過去5年の試験問題をもとにどのような出題があったかひと目で分かるように一覧表になっています。

重要項目においても、過去5年の試験の出題実績から出題される可能性の高い重要項目を押さえ網羅しています。

一問一答では、上記で学んだことが身についているか確認することができます。たとえ間違えても傾向と対策や重要事項を見直すことでより一層の記憶の定着につながります。

一問一答だけでなく、傾向や重要科目に関しても一緒に学習したいという人におすすめしたい本です。

3 気軽に持ち運びたい人向け 福祉教科書 社会福祉士 出る!出る! 一問一答

『福祉教科書 社会福祉士 出る! 出る! ! 一問一答(翔泳社)』は、持ち運びやすく、外出先などのすき間時間を有効に使いたい人におすすめしたい1冊です。

携帯しやすい小型サイズなので持ち運びしやすくバスや電車内でも目を通しやすく作られています。

内容の方も充実しており、過去14年の出題傾向を分析し、特によく出る問題を厳選して収録しているので、ただ闇雲に試験範囲を勉強するよりも効率的といえます。

共通科目、専門科目の全19科目を網羅しているので、それぞれ個別で買う必要もなく、この1冊で完結するのも嬉しい要素です。

持ち運びに便利な一問一答本をお探しの方、こちらを候補に上げてみてはいかがでしょうか。

関連コラム:【社会福祉士試験】正しい過去問題集の使い方とおすすめ本3冊

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この記事の「監修者」遠藤 愛 講師


遠藤 愛 講師


全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。

現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。

 

この記事の「校正」マーケティング室コンテンツチーム







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