社会福祉士国家試験に受験するにあたり、独学を視野に入れ勉強を進めようという方も多いでしょう。

今回は試験勉強を効率的にすすめる上でおすすめの過去問題集を紹介します。

過去問題集によって解説の仕方に違いがあり、理解しやすさに影響がでます。

今記事を参考に自分に合う過去問題集を見つけてください。

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社会福祉士試験の過去問題集とは?

まず、社会福祉士試験の過去問題集とはどのような立ち位置なのか紹介します。

社会福祉士の試験において過去問題集選びはとても重要で、試験合格を左右する1つの要素といっても過言ではありません。

大きな理由が、過去問題集は毎年の試験傾向を考慮しながら、重要な範囲や項目が分かることにあります。

社会福祉士の試験範囲は広く、全てを満遍なく取り組むのは至難の業となり、現実的ではありません。

過去問題集を上手く活用することで、重要な部分から学ぶことができ得点力アップに繋がります。

過去問題集を選ぶうえで、相性が大切になってきます。

過去問題集を選ぶ2つのポイント

過去問題集を選ぶ時のポイントを2つ紹介します。

① 解説文章が自分にとって分かりやすいか

理解しやすい解説をしている参考書を使用することで、無駄なつまずきが無くなり、勉強効率が大きく変わります。

独学で受験を考えている方は実際に見ながら自分に合う過去問題集を探すことをおすすめします。

② 最新の過去問題集か

福祉制度は毎年変化し、それに伴い試験内容も変わってきます。

古い過去問題集では過去の古い制度や知識の解説をしている可能性があり、正しい情報ではない可能性があります。

また、出題される問題など試験傾向も変化しており、試験勉強する際は最新の過去問題集で知識を深めましょう。

過去問題集は決めた一冊を繰り返し解こう

勉強をすすめる上で、自分に合う過去問題集を選んだら、その問題集を何度も解いていくことをおすすめします。

どの過去問題集でも問題そのものは同じものを紹介している点は変わりません。

違う点は「解説の分かりやすさ」です。

いくつかの解説に触れてしまうと説明の切り口が違いから余計に混乱し、効率が落ちてしまう可能性もあります。

自分の一冊を選んだら、その問題集を繰り返し解くようにしましょう。

続いて、おすすめの過去問題集を具体的に紹介します。

おすすめの過去問題集

内容・ボリュームなど総合力重視の方に「社会福祉士国家試験過去問解説集2024」

社会福祉士国家試験過去問解説集」(日本ソーシャルワーク教育学校連盟 )は、中央法規から出版されている過去問題集です。

直近3年分の選択肢一つひとつを丁寧に解説しており、問題の理解を深めることができます。

選択肢ごとに詳しい解説ではなぜこの選択肢が正しいのか、なぜ他の選択肢が間違っているのかを理解することができます。

更に前の2年分の過去問題と解答も掲載しており、合計5年分(750問)の問題を掲載しておりボリュームは充分です。

試験範囲である19科目ごとに、出題された問題の範囲や特徴を解説し、何を理解しておくべきか、受験対策の仕方、勉強方法も紹介されています。

ポイントとなる部分が色文字なのでどの部分が正解で間違っているのか素早く理解できるよう工夫されています。

過去5年分の問題を解くことで、国家試験の出題傾向を把握できる一冊です。

内容・ボリュームともに死角がない内容となっております。

また、マークシートをコピーして使えば、試験に近いかたちで問題を解け、独学の方には大きなメリットになります。

赤シートで答えを隠して繰り返し解くのも、記憶の定着につながります。

毎年4月頃に発売されるので、購入を検討される方は忘れずにチェックしてください。

効率重視!重要な知識から学びたい方に「みんなが欲しかった! 社会福祉士の過去問題集 2024年」

みんなが欲しかった! 社会福祉士の過去問題集」 (TAC社会福祉士受験対策研究会)は、あらゆる資格に精通しているTACから出版されている過去問題集で、過去問の中から良問を厳選し効率よく学ぶことができます。

試験の特徴を分析し、繰り返し出題される頻出問題を掲載しており、傾向などを踏まえながら重要度をA~Cで分け一目で分かるようになっています。

最も重要度が高いAから学習を進めることで、確実におさえたほうが良い知識から効率よく確実に身につけることができます。

出題されやすい項目についてはオリジナル問題を作成した模擬問題も掲載しており、より万全に本番に臨むことができます。

正誤の部分もポイントを丁寧に解説してあり、重要語句はマークシートで隠せるのでインプットとしても使うことができます。

年度によっては直前の試験は別冊で全問掲載しているなど、本番に使い活用方法も可能です。

関連書籍の『社会福祉士の教科書 共通科目編』社会福祉士の教科書 専門科目編へのリンク先も掲載されており、併用することで更に効率は上がるでしょう。

時間がない中、効率よく勉強を進めていきたい方におすすめの一冊です。

こちらも毎年4月頃に発売しているので興味のある方はご確認ください。

過去問題の難易度を知り視覚的に覚えたい方に「クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説2023ー24」

クエスチョン・バンク 社会福祉士国家試験問題解説」(医療情報科学研究所 )は正答率を掲載しているのが一番のウリの過去問題集です。

編集部が調査した受験生の正答率を掲載しており、実際の自分の実力を計りながら勉強をすすめることができます。

過去4年分の問題と解説を掲載しており、ボリュームも問題ありません。

解説は根拠がすぐ分かるよう簡潔にまとめられており、図表やイラストが豊富で視覚的に理解することができるよう工夫されています。

最新の法制度や統計データを反映しており、古い情報をそのまま覚えてしまうという心配もありません。

関連書籍として『レビューブック』の参照ページが掲載されており、関連事項をすぐ確認でき、より効率よく学習することができます。

出題基準順に問題を掲載しており、自分の苦手な科目・分野に絞った学習にも向いています。

正答率が分かり、知識を視覚的に理解したいという方にはおすすめの一冊です。

こちらも毎年4月頃発売されているので、検討される方は実際に手にとって見てみることをおすすめします。


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この記事の監修者 遠藤 愛 講師

遠藤 愛 講師

全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。

現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。

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