ネイリスト技能検定は、ネイリストとして働く方が持っておくべき資格のひとつです。ネイリスト技能検定の資格をもっているかどうかで、採用活動に大きく影響することもあります。

ネイリスト技能検と一口にいっても、1〜3級まで3つの階級があります。1級は初心者向け、2〜3級は上級者向けという具合に難易度はどんどん上がっていきます。

今回は、ネイリスト技能検定の概要や各階級の合格率を踏まえながら、資格取得の難易度について解説しましょう。

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ネイリスト技能検定とは?

ネイリスト技能検定とは、「公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)」主催の資格試験です。

ネイルの正しい技術や知識の向上を目的としています。筆記試験・技能試験それぞれに合格することで、資格を取得できるというもの。

冒頭でもお話しましたが、ネイリスト技能検定は3種類あります。級ごとで求められる知識・技術が異なります。

【3級(初級)】
ネイリストとしての基本的な知識と、正しい技術を習得・実践できるか

【2級(中級)】
プロのネイリストとしてサロンで働くために必要な、通用する知識と技術が習得できているか

【1級(最高レベル)】
最高レベルの1級は、トップクラスのネイリストとして求められる、総合的な知識と技術を備えているか

ネイリスト技能検定の合格ラインは、3級の筆記試験が85点以上、1級・2級が80点以上。実技は共通して、50点満点中38点以上が求められ、減点方式で採点されます。

最高レベルである1級の実技試験は難易度が高く、技術を磨いてネイリストとしての自信をつけてから受験する方も多いようです。

合格率から見る、ネイリスト技能検定の難易度

「公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)」が発表している、過去5年間の合格率を見てみましょう。

年度3級2級1級
2020年82.0%56.8%52.2%
2019年90.6%50.4%44.1%
2018年91.3%50.9%42.8%
2017年87.8%47.9%42.7%
2016年73.8%38.4%33.6%
参考:公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

ネイリスト技能検定は、階級が上がるにつれて難易度も高くなります。基礎となる3級の平均合格率が80〜90%であるのに対し、2・1級は50%前後と低い傾向です。

1・2級は、合格率は低いものの、正しく試験対策することで合格の可能性は十分あります。

また、ネイルサロンの採用では、応募資格が「ネイル技能検定2級以上の資格を持っていること」が応募条件となっているケースがほとんどです。

2級以上は、プロとして認められる基準にもなることから持っておくと転職活動を有利に進められます。

ネイリスト技能検定は独学でも合格できる?

ネイリスト技能検定は、自分に合った勉強法を見つければ合格の見込みはあるでしょう。独学の場合は、働きながら資格取得を目指す人も多く両立はなかなか難しいもの。

また、ネイリスト技能検定では技術試験があるため、独学には限界があるかもしれません。正しい技術を身につけるのであれば、ネイルスクールの受講がおすすめです。

ネイルスクールには、経験豊富な専任の講師が在籍。試験に受かるために必要な正しい知識・技術の習得が可能です。費用はかかりますが、基礎から応用までサロンワークでも即実践できる幅広い技術を身につけられます。

まとめ

ネイリスト技能検定は、正しい勉強法を身につけることで独学でも十分合格を目指せます。

「技術に自信がない」「集中できる時間を確保しづらい」という方は、オンライン講座を利用してみるのもひとつ方法です。自分に合った勉強方法で、ネイリスト技能検定の合格を目指しましょう。

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