ネイリストの多くは、アシスタントからスタートし技術を習得しながらステップアップしていきます。

アシスタントとしてどんな業務に携われるのか、仕事内容をイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。

今回は、ネイルアシスタントの仕事内容や給料、技術者になるまでどれくらいかかるのか解説します。

ネイルアシスタントの仕事内容

予約管理

電話・ネットそれぞれの予約内容を確認します。当日予約が入ったら、担当ネイリストに伝えましょう。

ネイリストがすぐに施術に入れるよう、必要な道具を揃えておくとスムーズです。

新規の予約をとる場合、カウンセリング時間を長めにとっておくと施術が長引いても安心。ダブルブッキングしないよう、各メニューの施術時間や流れも頭に入れておくことが大切です。

お客様対応

お客様の施術が長引いてしまった場合、アシスタントが次のお客様を出迎えし席へ案内します。

ネイルサンプルを見てもらったり、ドリンクを出したり、お客様が快適に過ごせるようおもてなしするのもアシスタントの重要な役割です。

施術ネイリストのヘルプ

ネイリストがスムーズに施術を行えるよ、ジェルやアートパーツを用意したり、使ったものを片付けたりあらゆるサポート業務を行います。

施術の流れをよく見ておくと、先輩ネイリストが求めていることを先回りして考えられるようになります。

ネイルオフやマニキュアなどお客様への施術

サロンによっては、数ヶ月でお客様に施術できるところもあります。

未経験者の場合、ネイルオフやネイルカラー（マニキュア）など、簡単な施術からスタートすることがほとんどです。

ネイルアシスタントの給料

「厚生労働省・職業情報提供サイト」によると、ネイリストの平均年収は310万円、平均月収は22.3万円となっています。

求人サイトに掲載されている未経験のネイルアシスタントの月収は、15万円前後です。

サロンによっては、ネイルアシスタントの技術レベルによって手当がついたり、物販商品の売上が何%かプラスされたり、努力次第で給料アップできる可能性は十分あります。

※参考サイト「民間給料実態統計調査結果」

アシスタントからネイリストになるまで何年かかる？

ネイリストとして活躍するには、「ジェルオフ」「ジェルネイル」「ネイルケア」「リペア」などさまざまな技術が必要です。

サロンの教育体制によって変わりますが、アシスタントからネイリストになるまでの期間は1年前後が一般的です。技術の習得が早いと、3ヶ月でネイリストデビューする人もいます。

まとめ

ネイルサロンでアシスタントとして働きながら、技術を身につけて資格を取得することも可能です。サロンワークで活かせる技術を超実践型で身につけられます。

ネイルサロンと一口にいっても、研修制度が充実しているところやレッスンをしながらデビューを目指せるサロンなどさまざまです。

5年後10年後のキャリアを踏まえたうえで、自分に一番合ったサロンを選びましょう。