マンション管理士試験の合格発表について、結果はどうだったのか?そもそもいつ発表されるのか?などと気になる人も多いと思います。

このコラムでは、2024年度マンション管理士試験の合格発表について解説します。

発表を受けて、合格した人、不合格した人別にやるべきことについても解説するので参考にしてみてください。

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2024年度(令和6年)マンション管理士試験の合格発表はいつ?どのように?

公益財団法人マンション管理センターの令和6年度マンション管理士試験実施公告によると、令和6年度(2024年)マンション管理士試験の合格発表日は令和7年(2025)1月7日(火)です。

合格発表の方法は、下記の通りです。

  • 合否通知書が届く
  • 公式ホームページに合格者の受験番号が掲載される

合格発表日に公益財団法人マンション管理センターから受験者に合否通知書が送られるとともに、合格者には合格証明書も送られます

また、合格発表日から1ヶ月間は、公益財団法人マンション管理センターのホームページでも合格者の受験番号と試験の最低合格点および正解が掲載されます。

なお、平日の9時半から17時半は、公益財団法人マンション管理センターの本部や支部でも、合格者の受験番号や最低合格点および正解を閲覧可能です。

また、マンション管理士試験実施の際は官報で公告がされますが、、合格発表に関して官報の公告の情報は見受けられませんでした。

関連コラム:マンション管理士試験・管理業務主任者試験の試験日・概要

【過去分】マンション管理士試験の合格発表2023年度について

2024年1月5日(金)、一般社団法人マンション管理業協会から、令和5年度 マンション管理士試験合格発表が行われました。

今年度の合格者は1,125人で、前年度(令和4年度)の1,402人から277人減少しました。

合格点(合否判定基準点)は36点(50点満点中)となり、前年度(令和4年度)の40点から4点低下という結果となりました。

受験者数は11,158名で、前年度の12,209名から1,051名減少しています。

なお、合格率は10.1%でした。

関連コラム:マンション管理士の合格点・合格ラインとその推移!合格点予想も!

マンション管理士試験に合格したらするべきこと

難易度が高いマンション管理士の資格試験に合格した方は、おめでとうございます。

合格後は必要に応じて、利用した予備校や通信講座の合格特典を申請したり、マンション管理士登録をしたりする必要があります。

あなたの状況に合わせて、必要な手続きを済ませましょう。

以下では、マンション管理士試験に合格したらすることについて、

  • 予備校を利用した人は合格特典の申請をする
  • マンション管理士としての登録手続きをする
  • 会社に報告する、就活・転職で活かす
  • ステップアップとして他の資格取得を検討する

の4つについて見ていきます。

予備校を使った方は合格特典の申請をする

予備校や通信講座などを利用してマンション管理士の試験に合格した方は、利用した講座に合格特典があるかどうかを確認しましょう。

合格特典がある場合は、申請を忘れずに行う必要があります。

アガルートの場合は、下記2つの合格特典からどちらか好きな方を選択できます。

  • お祝い金1万円分のAmazon®︎ギフトカード
  • 全額返金

なお、マンション管理士と管理業務主任者の試験にダブル合格された方は、Amazon®︎ギフトカードが2万円分になります。

合格特典を受け取るには、合否通知書データや合格体験記などを準備する必要があるため、特典の利用条件を確認し、提出の準備をしましょう。

詳細は下記をご確認ください。

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マンション管理士としての登録手続きをする

合格者には合格証書と一緒に、マンション管理士登録申請書・誓約書がマンション管理センターから届きます。

マンション管理士として業務を行う場合は、登録しなければいけません

ただし、マンション管理士の試験に合格しても、マンション管理士として仕事をする予定がない場合は登録する必要はありません

登録期限に定めはないため、必要なタイミングで登録すれば大丈夫です。

マンション管理士として登録するには、登録手数料4,250円(非課税)と登録免許税9,000円が必要です。

また、住民票の提出も求められるため、住民票の交付手数料も必要になります。

関連コラム:マンション管理士に合格したら登録が必要?登録料や手続きの流れを解説

会社に報告する、就活・転職で活かす

マンション管理士の資格を取得することで、資格手当が貰えたりする場合があるので、合格後は速やかに会社への報告をした方が良いでしょう。

マンション管理士は不動産業者からのニーズが一定程度あり、就職や転職が有利になると考えられます。

なお、就職・転職活動を行う際には、いわゆる「転職エージェント」を活用するのもオススメです。

中でも、資格を活かせる不動産業界への転職を希望する場合は、不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ROOT」がおすすめです。(登録料・利用料無料)

不動産転職ROOTは、不動産業界特化型エージェントならではの豊富な求人が魅力です。

また、専門コンサルタントによるさまざまなサポートを受けられるため、交渉が苦手な方でも、安心して転職活動を進められるでしょう。

管理業務主任者資格を活かした転職を考えている方は、ぜひ不動産転職ROOTを活用してみてください。

ステップアップとして他の資格取得を検討する

マンション管理士に合格した方は、さらなるステップアップとして他の資格の取得を目指してみるのはいかがでしょうか?

例えば同じ不動産系資格では管理業務主任者が挙げられます。

管理業務主任者はマンション管理士と科目・出題範囲が似通っている部分もあり、多くの予備校でダブル受験のコースが存在します。

例えばアガルートアカデミーではマンション管理士試験・管理業務主任者試験 ダブル合格入門カリキュラムというカリキュラムがあります。

こうした他の不動産系資格を目指してみるのも良いのではないでしょうか?

また、その他にもダブルライセンスとしておすすめな資格は多数存在します。

以下のコラムでまとめていますので合わせてご覧ください。

関連コラム:マンション管理士とのダブルライセンスにおすすめな資格7選!相性が良いのは?

今回残念ながら不合格であった場合:予備校の検討について

マンション管理士試験、お疲れ様でした。

今回残念ながら不合格であった場合、戦略の見直しが必要となってくるでしょう。

例えば独学で勉強する中で今回不合格であった場合、翌年の受験に向けて次は予備校を利用するというのも一つの手です。

また、既に予備校を利用してきた場合も、果たして今の予備校で良いのか?もっと良い予備校もあったのではないか?と考えるのも良いでしょう。

資格試験予備校アガルートアカデミーは、

など、再び管理業務主任者試験に挑戦したいという人向けの割引が多数存在しています。

以下でそれぞれの割引制度についてみていきます。

再受験割引(10%OFF)

以前マンション管理士試験又は管理業務主任者試験を受験されたことがある方を対象に、

を通常価格の10%OFFで販売いたします。

詳細についてはこちらをご確認ください。

他校乗換割引(20%OFF)

他の予備校・通信講座・スクール等の有料講座でマンション管理士試験・管理業務主任者試験の学習をされていた方を対象に、

を通常価格の20%OFFで販売いたします。

詳細についてはこちらをご確認ください。

再受講割引(20%OFF)

過去にアガルートアカデミーでマンション管理士・管理業務主任者 総合講義/カリキュラムを受講されていた方を対象に、

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詳細についてはこちらをご確認ください。

その他の割引について

上記3割引は主に今年マンション管理士試験を受験したが不合格であった人向けとしてピックアップしました。

しかしアガルートアカデミーの管理業務主任者試験講座の割引制度は他にも複数種類存在します。

割引制度全体を知りたいという方はこちらをご覧ください。

マンション管理士試験の難易度

令和5年度のマンション管理士試験の受験者や合格者数、合格率などは表のとおりです。

令和5年度令和4年度
受験申込者数13.169名14,342名
受験者数11,158名12,209名
受験率84.7%85.1%
合格者数1,125名1,402名
合格率10.1%11.5%
合格最低点50問中36問以上正解
(試験の一部免除者は45問中31問以上正解)
50問中40問以上正解
(試験の一部免除者は45問中35問以上正解)

令和5年度のマンション管理士の合格率は10.1%と例年よりも高めでしたが、例年は7〜9%で推移するケースが多く、難易度が高い試験です。

不動産三冠資格と呼ばれるマンション管理士・宅建士・管理業務主任者の中でも合格率が最も低く、受験者のごく一部しか合格できません。

関連コラム:マンション管理士の難易度や合格率は?偏差値で例えると?難しすぎるって本当?

マンション管理士の試験には相対評価が採用されており、ある程度の合格率になるように合格点が設定されます。

合格するには約70%以上と高い正答率が求められているため、試験日までにしっかりと勉強を積み重ねて試験に臨まなければいけません。

なお、通常の受験生よりも低い正答率で合格できる5問免除の対象になるには、以下どちらかの条件を満たす必要があります。

  • 管理業務主任者の資格試験に合格する
  • 平成14年4月までに行われた移行講習の課程を修了する

いずれも5問免除の対象になるには、合格証書の「合格番号」もしくは、移行講習修了証書の「修了番号」を受験票に記入しなければいけません。

関連コラム:マンション管理士試験の5問免除とは?条件やメリットを解説

まとめ

マンション管理士試験に合格した方、おめでとうございます!

試験合格後のキャリアはさまざまなので、資格取得で得た知識を活かして、今後の目指す進路に進んでいきましょう。

今回は残念な結果になってしまった方も、決して珍しいことではありません。

マンション管理士は、受験者の約1割しか合格できない難関資格です。

試験に落ちたからといって、今回勉強した内容が無駄になったわけでもありません。

来年以降も再受験するかどうかをよく考えて、再受験する方は1年後の試験に備えてしっかりと対策しましょう。

今回は独学で受験した方は、次は効率よく学習を進めて、着実に実力をつけられるように講座を活用するのも方法の1つです。

関連コラム:マンション管理士の通信講座・予備校おすすめ7社を比較!費用や特徴は?

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