ここでは、管理業務主任者試験の2023年最新の合格基準点・合格ラインや過去の推移をご紹介します。男女別の合格点の推移もご紹介しています。

また、最新の合格点の予想についても記述しています。

試験受験を考えている方は、参考にしてみてください。

管理業務主任者の合格点・合格ラインは？推移も！

理業務主任者試験の合格点は相対評価となっており、毎年点数が異なってきます。過去10年間の合格点は32~37点で推移しています。

そのため、合格には概ね7割程度の正答率が必要となってきます。

ちなみに、令和5年(2023年)度管理業務主任者試験の合格基準点は35点（50点満点中）でした。

試験年度	合格点（合計50点満点）
令和5年	35点
令和4年	36点
令和3年	35点
令和2年	37点
令和元年	34点
平成30年	33点
平成29年	36点
平成28年	35点
平成27年	34点
平成26年	35点

管理業務主任者試験の合格点は相対評価で合格が決まる試験のため、毎年合格基準点は一定ではありません。

過去の実績では50点満点中、32点から38点と多少のバラつきがありますが、約7割正解できれば合格ラインと考えていいでしょう。

男女別の合格点の推移

男女別でみると、令和4年の合格率は男性が19.1％、女性が18.3％と男性の方が少し合格率が高い結果となりました。
直近の推移を見ると、女性の方が少し合格率が低い傾向になりますが、男性と比べて大きく差はありません。

	男性合格者	女性合格者	男性合格率	女性合格率
2023年 （令和5年）	2,516人	692人	22.2%	21.0%
2022年 （令和4年）	2,408人	657人	19.1％	18.3％
2021年 （令和3年）	2,462人	741人	19.4％	19.4％
2020年 （令和2年）	2,945人	794人	24.3％	22.4％
2019年 （令和元年）	2,902人	715人	23.8％	21.0％
2018年 （平成30年）	2,837人	694人	22.2％	20.1％
2017年 （平成29年）	2,881人	798人	21.5％	22.5％

出典：試験｜一般社団法人 マンション管理業協会

なお、令和5年度の合格者の平均年齢は44.1歳となり、内訳としては、男性の平均年齢は45.8歳、女性の平均年齢は38.2歳でした。

また、最高年齢は79歳、最低年齢は17歳となり、幅広い年齢層が受験しています。

管理業務主任者試験の合格点予想(2024年)について

現時点では令和6年(2024年)度の管理業務主任者試験の合格点予想は公表されていません。

なお、令和5年(2023年)の管理業務主任者試験の合格点予想は35±1点とされていました(実際の点数が予想通り35点でした)。

この予想は、資格試験予備校アガルートアカデミーの管理業務主任者試験講座を担当する工藤美香講師によるものです。

なお、令和5年(2023)年度の合格点予想については以下のYoutube動画でも確認することが可能ですのであわせてご覧ください。

なお、2023年管理業務主任者試験の実際の合格点の発表は、合格発表日と同じ2024年1月6日（金）です。

管理業務主任者試験の合格率は21.9%(令和5年度)

管理業務主任者試験の合格率は例年20%前後となっています。

直近で言うと令和5年度試験にて21.9%でした。

同様に不動産系の国家資格であるマンション管理士試験の合格率が例年10%程度であることを考えると、そこまで合格率は低くないと言えるでしょう。

関連コラム：管理業務主任者の難易度とは？合格率推移＆他資格と比較すると

まとめ

管理業務主任者試験の合格基準点をご紹介しました。

試験を受験する際は、試験勉強をする前にこのような試験情報を知っておくとよいでしょう。