介護福祉士試験について、簡単すぎるという意見を聞いたことはありませんか。

受験を検討している方にとっては、非常に気になるポイントではないかと思います。

そこで今回は介護福祉士試験について、合格率や勉強時間などを元に難易度を分析してみました。

逆に難しいと考えられる要素に関しても解説していますので、介護福祉士試験の難易度について知りたい方はぜひチェックしてみてください。

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介護福祉士は簡単すぎ?

結論として「”簡単すぎ”とまでは言えないがある程度簡単ではある」と考えられます。

しかし、介護福祉士試験を受ける際には受験資格にも注意が必要です。

以下では介護福祉士試験について「簡単と考えられる要素」と「難しいと考えられる要素」に分けて、詳しく解説していきます。

※関連コラム:介護福祉士の難易度や合格率、合格点や合格基準を解説!

介護福祉士が簡単であると考えられる要素

介護福祉士が簡単であるといわれる要素は次の2点です。

  • 必要な勉強時間はその他の国家試験と比べて短い
  • 合格率はその他国家試験と比べて高い

詳しく解説していきます。

必要な勉強時間はその他の国家試験と比べて短い

介護福祉士試験の合格のために必要な勉強時間の目安は250時間程度だといわれており、他資格と比較すると勉強時間が比較的短い点があげられます。

例えば司法試験については、3000〜10000時間の勉強時間が必要になるといわれています。

他に行政書士試験も約600時間の学習時間が必要といわれており、介護福祉士試験の倍の数字になっています。

介護福祉士試験の合格に必要な勉強時間は、その他の難関国家資格と比較するとそこまで長くはありません。このような意味でも、介護福祉士試験は比較的簡単であると考えられます。

また、広い意味では同じ「福祉」の分野であることや名前が似ていることなどから比較されがちな「社会福祉士」についてですが、こちらの合格に必要な勉強時間は大体300時間といわれています。

そのため、社会福祉士と比較した場合においても介護福祉士試験の方が簡単であると考えられるでしょう。

関連コラム:資格試験の勉強時間別の難易度ランキング!一覧で紹介!2023年

合格率はその他国家試験と比べて高い

介護福祉士試験の合格率は70%前後であり、やはり他の国家試験よりも比較的高い数値となっています。

例えば、行政書士の合格率は11.5%前後

国家試験の中でも最難関である司法書士に関しては合格率3.5%前後と、受験者の9割以上が不合格となる非常にシビアな試験となっています。

ちなみに、社会福祉士試験の合格率は27%前後です。

介護福祉士の合格率の半分以下となっており、勉強時間についてと同様に介護福祉士試験の方が簡単であるという結論に結びつけることができます。

関連コラム:国家資格の難易度ランキング!簡単な資格は?合格率や勉強時間より

介護福祉士が難しいと考えられる要素

介護福祉士の資格取得が難しいといわれる要素は次の2点です。

  • そもそも受験資格を得るのに時間がかかる場合がある
  • 全員が全員受かるような試験ではない

詳しく解説していきます。

そもそも受験資格を得るのに時間がかかる場合がある

【図解あり】介護福祉士試験の受験資格と対象者をわかりやすく紹介

介護福祉士国家試験については、受験の前段階にて「受験資格」が設けられています。

介護福祉士になるのが難しいと考えられる要素の一つとして、この受験資格を得るのに時間がかかる場合があることが挙げられます。

例えば、福祉系高校に入学し一般カリキュラムと介護専門のカリキュラムを履修して卒業することで、卒業後すぐに介護福祉士試験の受験資格を得ることが可能です。

しかし、一般高校を卒業した大学生や社会人の場合、実務経験や養成施設に通うことなどが必要となります。

このルートでは、費用や時間の面で負担となる場面も出てくるでしょう。

全員が全員受かるような試験ではない

資格試験の中には

  • マークシートによる択一式
  • 常識的に考えることで消去法により解を導くことができる

ことなどにより、合格率が毎回ほぼ100%になるようなものも存在します。

介護福祉士試験の合格率についても例年70%前後と、国家資格の中では比較的高い数値となっています。

しかし、逆に言えば例年30%は不合格になっているということです。

対策を怠った場合は、不合格になってしまう可能性も十分あるといえるでしょう。

簡単かどうかは人それぞれ!難しいと思ったら予備校の検討も!

以上「簡単」「難しい」というそれぞれの要素を元にして検討してきました。

結論として、介護福祉士試験が簡単か難しいかは人によります。

上記の内容を元に考えて「難しい」と感じた場合は、予備校についても検討してみましょう。

アガルートの介護福祉士試験対策講座では、試験に出る範囲をしっかり押さえて効率的に学習を進めることが可能です。

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