薬学部の総合型選抜とは、書類や面接を通して、薬と医療への関心や適性を評価する入試です。

年内に合否が出る大学が多いぶん、夏から秋にかけての計画的な書類準備が欠かせません。

本記事では、薬学部の選考で問われる内容と志望理由書のコツを、例文つきで解説します。

総合型選抜について、
こんなお悩みはありませんか?

  • 志望動機が全く見えなくて困っている
  • 活動実績が少なくて志望理由書が書けない
  • 一般入試と両立したい

このような悩みをお持ちでしたら一度アガルートにご相談ください

薬学部の総合型選抜で問われる内容

薬学部の総合型選抜で問われる内容

志望理由書・小論文・面接は、それぞれ違う角度から動機や適性を審査します。

まずは選考ごとに問われている力を整理していきましょう。

志望理由書

志望理由書は、薬学部の総合型選抜で提出する書類のなかで最も重視される選考のひとつです。

体験・関心・大学で学びたいこと・目指す医療者像という4つの要素を、ストーリーとしてつなげる構成が一般的とされています。

薬剤師を養成する6年制と、研究者を養成する4年制では書くべき将来像が変わるため、志望する課程を決めてから書き始めましょう。

字数は800〜1,200字程度が目安となるので、4つの要素をどこまで具体的に書くかを配分しながら組み立てます。

小論文・課題レポート

薬学部の小論文で問われるのは、医療の課題を「なぜそうなるのか」と「患者にどう影響するのか」の両軸から考える力です。

頻出テーマとしては、医薬品の適正使用や高齢化と多剤服用、セルフメディケーション、創薬と研究倫理が挙げられます。

例えば高齢者の多剤服用を論じるなら、「薬を減らすべきだ」と結論を急がず、なぜ薬が増えるのか、減らす際に誰がどう関わるのかまで踏み込みましょう。

医薬品の承認や医療制度に関するニュースには、日頃から目を通しておくのがおすすめです。

面接・プレゼンテーション

薬学部の面接で答えに詰まりやすいのは、志望理由書に書いた体験を掘り下げて問い直される場面です。

医療系の他学部と比べる質問として、「なぜ看護師や医師ではなく薬剤師なのですか」もよく聞かれます。

薬剤師の仕事を実際に見聞きした経験を挙げながら答えると、憧れだけで選んでいないことが伝わります。

自分の体験を「きっかけ・見て気づいたこと・生まれた目標」の順で語り直す練習を重ねておきましょう。

大学が評価する薬学部の志望理由書を作るコツ

薬学部の志望理由書で評価が分かれるのは、進もうとしている道筋がどこまで見えているかという点です。

薬剤師から研究職まで進路が幅広いため、「薬学を学びたい」という言葉だけでは、入学後の姿を思い描いてもらえません。

ここからは、その手順を見ていきます。

6年制と4年制の進路の違いを理解して選ぶ理由を示す

薬学部には、薬剤師国家試験の受験資格につながる6年制と、創薬研究を中心に大学院進学を視野に入れる4年制があります。

カリキュラムも卒業後の進路も異なるため、志望理由はどちらの課程を選ぶかを踏まえて書く必要があります。

自分の体験がどちらの働き方に近いかを確かめたうえで、志望する課程を決めましょう。

課程を選んだ理由まで書けていると、薬学部について調べた深さがそのまま伝わります。

なぜこの大学の薬学部なのかを具体的に書く

薬学部は実務実習の連携先や研究室の強み、国家試験のサポート体制が大学ごとに異なるため、志望校の特色に触れると、どこまで調べたかが伝わります。

「貴学は地域の基幹病院と連携した実務実習が充実しており、在宅医療の現場を学生のうちから経験できる点に魅力を感じました」のように、調べなければ書けない内容を盛り込みます。

オープンキャンパスに参加するときは、実習先や研究室について聞きたいことをあらかじめ書き出しておきましょう。

薬学部の学びと将来の医療への貢献をつなげる

目指す医療者像から逆算して学びを語ると、志望理由に一貫性が生まれます。

薬学部の卒業生は、薬局や病院の薬剤師、製薬企業の研究職や開発職、行政の薬事担当など幅広い進路に進みます。

ただし職業名を挙げるだけでは、志望理由の説得力にはつながりません。

「薬剤師になりたい」ではなく、「在宅で療養する高齢者の服薬を支えたいので、薬物治療とコミュニケーションの両方を学びたい」のように、目指す医療から必要な学びを引き出して書きます。

進路が固まっていなくても、医療で果たしたい役割とその理由を語れれば十分に伝わります。

薬学部の志望理由書の例文

ここまで紹介したコツが実際の文章でどう表れるかを、例文で確認しましょう。

私は祖母が複数の薬を服用するなかで飲み合わせに悩む姿を見て、薬剤師の役割に関心を持つようになりました。地域の薬局で職場体験をした際、患者一人ひとりに合わせて服薬を説明する薬剤師の姿に強く心を動かされました。この経験から、薬の知識で人の健康を支える仕事に就きたいと考えるようになりました。貴学の薬学部を志望する理由は、地域医療と連携した実務実習が充実し、臨床現場に近い学びができる点に魅力を感じたからです。入学後は薬物治療と服薬指導を専門的に学び、将来は地域に信頼される薬剤師として患者の生活を支えたいと考えています。

まとめ

薬学部の志望理由書は、薬に関心を向けたきっかけを「なぜ薬という手段で人を支えたいのか」という言葉にできたときに、はじめて薬学部向けの内容になります。

そのために必要なのは、6年制と4年制のどちらに進むかを自分の関心から選び、志望校の実習や研究室の特色を調べることです。

例文を型として使いながら、自分の体験を当てはめて書き進めてみてください。

総合型選抜について、
こんなお悩みはありませんか?

  • 志望動機が全く見えなくて困っている
  • 活動実績が少なくて志望理由書が書けない
  • 一般入試と両立したい

このような悩みをお持ちでしたら一度アガルートにご相談ください

▼アガルートアドミッションの総合型選抜の公式サイトはこちら▼

合格から逆算された緻密で網羅的なカリキュラム

プロ講師による完全オーダーメイドの個別指導

志望校合格で全額返金あり!

オープン記念キャンペーン中!

▶アガルートアドミッションの詳細を見る