日東駒専の総合型選抜を4大学比較!実施学部・出願条件・対策を解説
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日東駒専の総合型選抜は4大学で対象学部も出願条件も大きく異なり、志望校ごとに準備が変わります。
駒澤大学は全7学部で実施する一方、専修大学は4学部5学科のみが対象です。
東洋大学には志願者が1万8,000名を超える大規模な方式もあります。
違いを知らないまま準備を進めると、出願の段階でつまずきかねません。
本記事では、日東駒専4大学の総合型選抜の実施学部・出願条件・日程・入試データと対策を解説します。
目次
【大学別】日東駒専の総合型選抜の実施学部と出願条件

日東駒専の総合型選抜は、実施範囲が大学ごとに大きく異なります。
大学別のそれぞれの総合型選抜の実施状況を解説します。
日本大学
日本大学の総合型選抜は学部ごとに方式が分かれています。
2027年度の実施学部は、次の14学部です。
- 法学部
- 文理学部
- 経済学部
- 商学部
- 芸術学部
- 国際関係学部
- 危機管理学部
- スポーツ科学部
- 理工学部
- 生産工学部
- 工学部
- 松戸歯学部
- 生物資源科学部
- 薬学部
短期大学部(ビジネス教養学科)も対象ですが、医学部と歯学部では実施されていません。
学部単位ではなく、学科単位で実施の有無が変わる点が特徴です。
文理学部は哲学科・史学科・国文学科・心理学科を除く学科で実施し、生物資源科学部も対象は一部の学科です。
志望学科が対象かどうかを、募集要項の学科名の表記まで確かめてください。
また、法学部には専願型と併願型の2種類があります。
専願型は合格したら入学が前提となるため、志望順位を踏まえて選びましょう。
英語の資格・検定試験を利用できるのは、法学部・文理学部(英文学科のみ)・経済学部(資格取得型のみ)などです。
参考:日本大学|総合型選抜
東洋大学
東洋大学の総合型選抜は「総合型選抜(基礎学力テスト型)」を中心に、AO型推薦や自己推薦など複数の方式が用意されています。
基礎学力テスト型は、2026年度入試で次の14学部が対象でした。
- 文学部
- 経済学部
- 経営学部
- 法学部
- 社会学部
- 国際学部
- 国際観光学部
- 情報連携学部
- 福祉社会デザイン学部
- 健康スポーツ科学部
- 理工学部
- 総合情報学部
- 生命科学部
- 食環境科学部
当時の全学部が対象で、2027年4月には環境イノベーション学部が加わります。
最大の特徴は、総合型選抜でありながら基礎学力を測るテストが課される点です。
配点の大半をテストが占めるため、書類よりもテストの得点が合否を大きく左右します。
ただし事前課題として小論文の提出も求められるため、出願前に課題の内容を確認しておきましょう。
駒澤大学
駒澤大学の総合型選抜は「自己推薦選抜(総合評価型・特性評価型)」の名称で実施されています。
名称に推薦とありますが、高等学校長の推薦書は不要な総合型選抜です。
総合評価型の対象は、次の全7学部です。
- 仏教学部
- 文学部
- 経済学部
- 法学部
- 経営学部
- 医療健康科学部
- グローバル・メディア・スタディーズ学部
日東駒専の中でも間口の広い入試にあたります。
2027年度の日程は、出願期間が2026年9月21日から9月30日・試験日が10月18日・合格発表日が11月6日です。
出願締切から試験日まで3週間もないため、書類は出願開始前に仕上げておきましょう。
選考は同日に小論文と面接・口頭試問が実施されます。
文学部社会学科社会学専攻と法学部政治学科では、面接・口頭試問が5名から7名のグループ討論形式です。
出願資格には高等学校の全体の学習成績の状況などの基準があり、学科によって異なります。
また、自己推薦選抜(総合評価型)は専願で、合格後は駒澤大学に入学することが出願の条件です。
専修大学
専修大学の総合型選抜は「総合型選抜」の名称で実施され、学校長の推薦書は不要です。
ただし対象は、次の4学部5学科に限られます。
- 経済学部 国際経済学科
- 経営学部 経営学科
- 経営学部 ビジネスデザイン学科
- 国際コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
- ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科
2027年度の経営学部の募集人員は、経営学科15名・ビジネスデザイン学科10名です。
経営学科は、英語・簿記・情報処理・数学・統計のいずれかの資格を取得済みであることが出願条件です。
資格がなければ出願できません。
2027年度からは、対象資格に実用数学技能検定と統計検定が追加されました。
また、経営学科の対象は卒業見込みの者のみですが、ビジネスデザイン学科は既卒者も出願できます。
ビジネスデザイン学科の第2次選考は、小論文とプレゼンテーションです。
他大学・他学部との併願は認められていますが、合格した場合は専修大学への入学が前提です。
資格取得には時間がかかるため、高校1・2年生のうちから準備を始めてください。
日東駒専の総合型選抜で出願先を選ぶときのポイント
日東駒専の総合型選抜は、出願条件を満たせるかどうかが最初の分かれ目です。
出願先は、次の3つの観点から絞り込みましょう。
- 出願条件を満たせるか
- 専願の方式に出願するか
- 筆記試験が課されるか
出願条件を満たせるかを最初に確認する
出願条件を満たしていなければ、どれだけ対策しても出願にたどり着けません。
専修大学経営学部経営学科は、簿記や統計などの資格取得が出願条件です。
駒澤大学の自己推薦選抜(総合評価型)は、学習成績の状況が出願資格に含まれます。
評定は高校3年間の積み重ねで決まり、出願直前には調整できません。
資格の取得や評定の積み上げは、いずれも短期間では完了しません。
高校2年生のうちから出願条件を調べ、逆算して準備を進めてください。
資格試験は実施回数が限られるため、複数回の受験機会を見込んでおきましょう。
出願条件は毎年見直される場合があるため、最新の募集要項で確認する習慣をつけてください。
専願の方式に出願するかどうかを先に決める
出願前に、その大学へ入学する意思が固まっているかどうかを決めておきましょう。
日東駒専の総合型選抜は、専願・併願の扱いが4大学で異なります。
入学の意思が固まっていない段階で専願の入試に出すと、進路の選択肢を自ら狭めかねません。
駒澤大学の自己推薦選抜(総合評価型)は専願で、合格後の入学が出願の条件です。
専修大学経営学部は他大学・他学部との併願を認めていますが、合格した場合は入学が前提です。
日本大学の法学部には、専願型と併願型の2種類があります。
専願かどうかは募集要項の出願資格欄に明記されているため、必ず確認してください。
筆記試験の有無で出願先を絞り込む
募集要項の選考方法欄を確認し、自分の得意な形式で勝負できる方式に候補を絞り込みましょう。
日東駒専の総合型選抜には、選考に筆記試験が含まれる方式が少なくありません。
東洋大学の総合型選抜(基礎学力テスト型)は、名称のとおり基礎学力テストが課されます。
駒澤大学の自己推薦選抜(総合評価型)の選考は、小論文と面接・口頭試問です。
さらに駒澤大学の医療健康科学部では、次の3科目が筆記試験の出題範囲です。
- 数学
- 物理基礎
- 化学基礎
書類と面接だけで合格できる入試ではないと考えてください。
筆記の形式が小論文なら文章の構成力、基礎学力テストなら教科の知識が問われます。
自分の得意な形式で勝負できる方式を選べば、合格の確率は上がります。
募集要項の選考方法欄で課される試験を確かめ、候補を絞り込みましょう。
日東駒専の総合型選抜に向けた対策
日東駒専の総合型選抜の対策は、書類だけでは完結しません。
志望理由書の作り込みと、方式に応じた小論文・プレゼンテーションの練習を並行しましょう。
志望理由書はアドミッション・ポリシーから逆算する
出願書類は、志望学部のアドミッション・ポリシーから逆算して作るのが基本です。
駒澤大学は自己推薦選抜の出願資格に、学科のアドミッション・ポリシーを理解していることを含めています。
大学が求める学生像に沿わない書類は、内容がどれだけ立派でも評価されにくくなります。
まず志望学部のアドミッション・ポリシーを読み込み、自分のどの経験が求める学生像に該当するかを対応づけましょう。
部活動・委員会・探究学習など、対応づけに使える経験は意外に見つかるはずです。
なお、駒澤大学の自己推薦書は本人の自筆で作成する必要があります。
下書きで内容を固めてから清書に移り、書き直しの時間も見込んでおいてください。
完成した書類は、高校の先生に読んでもらい客観的な意見をもらいましょう。
小論文とプレゼンテーションは形式に合わせて練習する
第2次選考の形式は、大学・学部によって大きく異なります。
駒澤大学の小論文は60分間のため、時間内に構成を考えて書き切る練習を繰り返しましょう。
文学部社会学科社会学専攻と法学部政治学科ではグループ討論が課されるため、初対面の相手と話す練習も必要です。
専修大学経営学部ビジネスデザイン学科は、小論文60分に加えてプレゼンテーションも課されます。
発表10分程度に対し質疑応答は20分程度と長く、発表内容の暗記だけでは対応しきれません。
想定質問を用意し、答える練習まで含めて仕上げてください。
本番と同じ制限時間・同じ形式での練習が、当日の自信になります。
志望先の選考内容は募集要項で公開されているため、まず形式の確認から始めましょう。
一般選抜の対策と並行して進める
日東駒専の総合型選抜は、教科の学力を問う比重が大きい入試です。
だからこそ、一般選抜の対策がそのまま総合型選抜の得点につながります。
東洋大学の総合型選抜(基礎学力テスト型)は、2026年度入試で志願者18,684名・合格者4,370名でした。
名称に総合型選抜とあっても、基礎学力テストの得点で合否が決まる方式です。
駒澤大学でも、医療健康科学部は数学・物理基礎・化学基礎が筆記試験で問われます。
総合型選抜が不合格でも、続けてきた学習は一般選抜にそのまま生きます。
出願前に、総合型選抜と一般選抜を並行させる計画を立てておきましょう。
まとめ
日東駒専の総合型選抜は、4大学で対象学部も出願条件も異なります。
専修大学のように資格取得が出願条件になる大学や、駒澤大学のように専願となる大学もあります。
さらに、基礎学力テストや小論文など学力を測る方式が多い点も特徴です。
書類対策と学力対策を並行させる計画が、合格には欠かせません。
志望校の募集要項を早めに読み込み、出願条件から逆算して準備を始めましょう。
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