総合型選抜(旧AO入試)で情報学部合格へ!志望理由書の書き方を例文で解説
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情報学部の総合型選抜は、学力試験の点数ではなく、書類選考や面接を通じて情報を学ぶ意欲と適性を測る入試です。
答えの決まった問題を解く力ではなく、身近な課題を情報技術でどう解決するかを筋道立てて説明できるかが問われます。
本記事では、情報学部の選考で何が問われるのかを整理し、評価される志望理由書の書き方を例文とあわせて解説します。
目次
情報学部の総合型選抜で問われる内容

情報学部の総合型選抜は、志望理由書・小論文・面接を組み合わせて評価する大学が大半です。
どの選考でも一貫して見られているのは、情報技術に自分から手を伸ばしてきたかどうかという姿勢です。
それぞれの選考で何が問われるのかを、順に確認していきましょう。
志望理由書
志望理由書で見られているのは、情報技術への関心が実体験に根ざしているかどうかです。
分野の近い工学部がモノづくりの技術を突き詰めるのに対し、情報学部は技術に加えて、情報が人や社会にどう役立つかまで学びます。
だからこそ、プログラムを組んだ経験そのものより、それで誰のどんな不便を解決したかったのかまで書けると、この学部を選んだ必然性が伝わります。
その解決したい課題を、入学後に深めたい分野へつなげられれば、説得力のある志望理由を作ることができるでしょう。
小論文・課題レポート
小論文で試されるのは、情報技術を社会との関わりの中で論じられるかどうかです。
人工知能の活用、個人情報の扱いなど出題テーマなど、技術が人の暮らしを変える場面から選ばれます。
便利さの裏にどんな課題が潜むのか、両面をとらえて論じる視点が評価につながります。
日頃から情報技術のニュースに触れ、「この仕組みは誰を助け、誰を困らせるのか」と考える癖をつけておきましょう。
面接・プレゼンテーション
情報学部の面接では、志望理由書に書いた経験を自分の言葉で説明できるかが評価されます。
制作や探究の経験を書いた場合、「なぜその機能にしたのか」「動かなかったとき何を試したのか」と過程まで質問されるため、当時の試行錯誤を整理しておきましょう。
「なぜ工学部ではなく情報学部なのか」も定番の質問です。
技術そのものではなく、情報で人の課題を解決することを学びたいという軸を固めておけば、答えに迷いません。
プレゼンテーションを課す大学では、作ってみたいサービスや自分の制作物を発表する形式が中心です。
大学が評価する情報学部の志望理由書を作るコツ
評価される志望理由書には共通点があります。誰のどんな課題を解決したいのかが、はっきり書かれていることです。
工学部と隣り合う学部だからこそ、「なぜ情報なのか」に自分なりの答えを持たないと熱意は届きません。
ここからは、志望理由に説得力を生むコツを紹介します。
制作や探究の体験を掘り下げる
志望理由書で評価されるのは、完成した作品の紹介ではなく、つまずきを乗り越えた過程です。
情報系の制作は、思いどおりに動かないことの連続です。
エラーの原因を一つずつ探し、調べ、試す。この地道な過程こそ大学での学びと直結するため、完成した作品の紹介より「どこでつまずき、どう乗り越えたか」を掘り下げて書きましょう。
題材はプログラミングに限りません。
部活動の記録をデータにまとめて分析した、動画編集で工夫を重ねた。そうした取り組みも、情報を扱った探究として十分に通用します。
なぜこの大学の情報学部なのかを具体的に書く
その大学ならではの学びと自分の関心を結びつけることが、志望度を伝える決め手になります。
同じ情報学部という名前でも、AIやプログラミングに重きを置く大学もあれば、メディアと社会を軸にする大学、データサイエンスに特化した大学もあります。
だからこそ、公式サイトでカリキュラムや研究室を調べる作業が欠かせません。
「1年次から演習形式でプログラミングを学べる」「◯◯を研究する研究室がある」のように、調べなければ書けない一文が入るだけで、説得力は大きく変わります。
どの大学にも当てはまる一般的な内容だけでは、選んだ理由として弱く映ります。
情報学部の学びと将来のキャリアを結びつける
入学後の学びが将来にどうつながるのかまで書くと、志望理由に一貫性が生まれます。
情報学部で身につけた力は、システム開発やデータ分析といった専門職に加え、金融・医療・教育などさまざまな業界で活かせます。
「情報×関心のある分野」という掛け合わせで将来像を描けるのが、この学部の強みです。
学びの先に目指す姿が見えると、その場しのぎではない志望理由になります。
進路が固まっていなくても心配はいりません。
作ってみたい仕組みを一つ語れれば、学ぶ目的は十分に伝わります。
情報学部の志望理由書の例文
ここまでのポイントを踏まえた、情報学部の志望理由書の例文を紹介します。
私は部活動の予定管理が紙のままで連絡の行き違いが多かったことに困り、独学でスマートフォン向けの簡単な連絡アプリを作った経験があります。仲間に使ってもらいながら改良を重ねるうちに、身近な不便を技術で解決できる面白さに強く引き込まれていきました。うまく動かない原因を一つずつ探る過程で、情報技術の仕組みそのものを深く学びたいと考えるようになりました。貴学の情報学部を志望する理由は、早い段階から実践的な演習に取り組め、人と技術の関わりを扱う研究室が充実している点に魅力を感じたからです。入学後はプログラミングとデータ分析を基礎から学び、将来は人の暮らしを便利にするサービスを生み出す技術者として社会に貢献したいと考えています。
まとめ
情報学部の総合型選抜では、志望理由書を軸に、情報への関心と考える力が多面的に評価されます。
大切なのは、技術そのものではなく「情報で誰の課題を解決したいのか」を明確にすることです。
その思いを制作や探究の体験で裏づけ、志望校ならではの学びと結びつければ、筋の通った志望理由書になります。
本記事の例文も参考にしながら、情報学を学びたい思いを自分の言葉で書き上げてください。
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