福島県立医科大学医学部は、地域に密着したカリキュラムで医療への道を目指す学生をサポートしている大学です。

大学附属病院は県でただひとつの特定機能病院であり、東日本大震災の復興にも高く貢献しています。

そのような福島県立医科大学医学部への再受験を目指している方もいるのではないでしょうか。

しかし、現役生と比べると不利になるのではと不安に思う方も少なくありません。

そこで本コラムでは、福島県立医科大学医学部は再受験に寛容なのか、データと共に解説します。

福島県立医科大学医学部への再受験を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

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福島県立医科大学医学部は再受験に寛容なのか

結論からお伝えすると、福島県立医科大学医学部は再受験に対して「厳しい」と考えられます。

全国の公立大学の再受験を「とても寛容」「比較的寛容」「厳しい」の3段階に分けると、福島県立医科大学医学部は再受験に対してもっとも難しいランクにカテゴライズされます。

その理由は再受験の合格率です。福島県立医科大学医学部では再受験の合格率がほかの大学と比べると低く、このことが理由のひとつにあげられています。

再受験を目指す場合は、自身の学力を分析したうえでチャレンジする必要があるでしょう。

福島県立医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由①

福島県立医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由は、22歳以上の再受験の合格者を見て判断できます。

以下の表を詳しく見ていきましょう。

〇福島県立医科大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3061名50名16名5名5名
H2953名46名19名8名5名
H2849名53名20名5名7名
H2749名49名24名6名8名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

平成27年から平成30年までの年齢別の合格者数は上記の通りです。

現役生や19歳の既卒性は概ね40名から60名の間で推移しています。しかし、20歳以降の合格者数は低下傾向にあり、22歳以上の合格者数は10名未満です。

例えば、平成27年の合格者の合計は136名ですが、22歳以上の合格者は8名で、全体の6%以下となっています。

平成28年は5%台と、22歳以上の再受験にはあまり寛容とはいえないでしょう。

福島県立医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由②

福島県立医科大学医学部が再受験に対して寛容といえない理由はほかにもあります。以下ののデータも見てみましょう。

〇福島県立医科大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H3046名10.9%
H2930名16.7%
H2843名16.3%
H2743名18.6%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

平成27年から平成30年までの22歳以上の受験者数と合格率は上記の通りです。

平成27年の合格率は18%台とやや高くなっていますが、平成28年と平成29年は16%台と合格率は低下傾向に。平成30年は10%台とさらに低下しています。

上記のようなデータから読み取れるように、福島県立医科大学医学部は再受験への難易度が高いと判断できるでしょう。

福島県立医科大学医学部の入試情報

福島県立医科大学医学部は再受験に対して寛容といえなくても、再受験を諦める必要はありません。

福島県立医科大学医学部の偏差値や直近の倍率などを把握しておくことで事前に対策を講じられるでしょう。

以下では、福島県立医科大学医学部の入試情報について紹介します。

偏差値62.5~65
倍率(2024年度)・志願倍率:6.92倍
・実質倍率:3.32倍
試験科目(共通テスト)国語150、地歴公民50、数学150、理科150、外国語150、情報50【計700】
試験科目(個別学力検査)数学200、理科200、外国語200、面接60【計660】
参考:福島県立医科大学 医学部 入学者選抜状況
参考:入学者選抜に関する要項

福島県立医科大学医学部の偏差値は62.5~65です。東京大学理科三類や京都大学医学部のような難関大学よりは易しいといえるでしょう。

令和6年の実質倍率は3.32倍とこちらも高い方ではないものの、再受験に対しては寛容といえない部分があるため油断は禁物です。

入試は共通テストと個別学力検査の2種類があります。

医学部は理数系の大学ですが、福島県立医科大学医学部は国語や外国語の配点も高めです。

地歴公民や情報科目も含まれるため、十分な筆記テスト対策を講じておく必要があるでしょう。

福島県立医科大学医学部に再受験で合格するポイント

福島県立医科大学医学部に再受験で合格するたためには、ほかの大学より対策を引き締めることが大切です。

以下では、再受験で合格するためのポイントを3つ紹介します。

90%以上の正解率を目指す

再受験に厳しいといわれている福島県立医科大学医学部に再受験で合格するためには、筆記試験対策は欠かせません。

何点以上取れれば合格という基準があるわけではありませんが、高得点を目指すことが合格への鍵となります。

一般的に公立大学の医学部は全体の80~85%が合格のボーダーラインといわれています。

しかし、平均点取れれば安心だと気を緩めるのではなく、過去問を解く中では常に90%以上の正解率を目指すようにしましょう。

ケアレスミスを失くす

少しでも高得点を目指すならケアレスミス対策も大切なポイントです。

試験会場は平常時とは異なる独特な雰囲気が流れています。

普段の学習では解けていたはずの問題が本番では解けなかったとなる受験生は少なくありません。

「もっと冷静になっていれば」「確認をもっとしておけば」と後悔しても手遅れです。

ケアレスミスを失くすためにも落ち着いて問題に向き合いましょう。時間配分を意識しながら、確認に割く時間を作ることも得策です。

面接対策:時事問題対策を行う

面接では時事問題について聞かれることが予想されます。

福島県立医科大学附属病院は東日本大震災の復興にも貢献しているため、東日本大震災に関する質問があると思っておきましょう。

被災者への心情に考慮し、直接の被害について聞くことはありませんが「卒業後も福島に残るか」「福島の魅力」「ボランティア活動についてどう思うか」などの質問では、福島県を語るには震災と切り離すことはできません。

震災への考えや復興対策に前向きな姿勢をアピールすることで、面接官の印象に残りやすくなります。

福島県立医科大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは福島県立医科大学医学部の再受験について解説しました。福島県立医科大学医学部は再受験に対して「厳しい」と考えられています。

筆記試験対策では常に90%以上の正答率を目指すこと、ケアレスミスを失くすなどの対策が必要です。

時間にゆとりがあれば予備校に通うことも得策ですが、社会人生活との両立は容易ではありません。

時間に余裕がない方はオンライン予備校も検討してみましょう。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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