衛生管理者資格の取得を会社から依頼されたり、就職・転職を有利にするからと知人から取得を勧められたりする人は多いのではないでしょうか。
毎年65,000人が衛生管理者試験を受験しているため、幅広いニーズがある資格であることが分かります。

今回は、衛生管理者資格の活かし方を紹介致します。
取得後のキャリアや業務イメージを持ち、勉強のモチベーションに変えていきましょう。

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衛生管理者資格を取得した次のステップと活かし方4選

衛生管理者資格を取得すると、主に次の4つをメリットとして活かすことができます。

  1. 一度取得すれば生涯使える資格である
  2. 会社の必置資格であるため自己アピールに使える
  3. 資格手当が貰える
  4. 昇給や昇格に有利になる

1.一度取得すれば生涯使える資格である

衛生管理者は、有効期限や更新の必要がない資格です。

一度試験に合格して免許証を取得すれば、生涯使える資格であることが分かります。

今後の転職やキャリアアップに活かせる可能性もあるため、取得して損はないといえるでしょう。

2.会社の必置資格であるため自己アピールに使える

従業員を常時50人以上雇う会社には、衛生管理者を置く義務が課されます。

「あと少しで50人を突破してしまうけれど、社内に衛生管理者がいない」
「衛生管理者が退職してしまうことになり、後任に困っている」
という会社があれば、大きなアピールポイントとなるでしょう。

社内で重宝される存在となりやすく、自分の市場価値を上げることにつながります

3.資格手当が貰える

会社によっては、衛生管理者に資格手当を支給している場合があります。

会社の運営に必須の資格であるため、その分待遇を手厚くしていることが多いのです。

金額や支給のタイミングは会社ごとに異なりますので、事前に就業規則や給与規定を確認しておくのがよいでしょう。

4.昇給や昇格に有利になる

昇給・昇格の際に、衛生管理者資格を持っていることが有利に働く場合があります。

特に、総務や法務など管理本部系の職種に就いている人や、支店・拠点を任される管理職である人などは、チャンスが大きくなるでしょう。

職場の安全衛生や適正運営に関する知識がある人材として評価されやすく、社内での立ち位置を確固たるものにできます。

衛生管理者資格の需要が高い業種・職種はある?

衛生管理者は、全ての業種で必置とされる資格です。

従業員を常時50人以上雇う会社であれば、最低1人は衛生管理者を置く必要があります。

3,000人以上の会社では最低6人の衛生管理者を置く必要があり、資格保有者が貴重な存在であることが分かります。

従業員の安全と健康を守るための知識が豊富な人材であるため、本社や本部など管理部門で重宝されることも多いでしょう。

総務・法務・人事・経理・庶務・労務などと相性がよく、時には会社から取得をお願いされることもあります。

衛生管理者は、基本的にどんな業種でも活きる資格です。

早めに取得できればその分担当できる業務領域が増えたり就職・転職に役立てられるチャンスが増えたりするため、迷っている人は挑戦してみることをおすすめします。

しかし、第一種衛生管理者でないと資格を活かしにくい場合もあるため、注意しましょう。

農林畜水産業・鉱業・建設業・製造業・電気業・ガス業・水道業・熱供給業・運送業・自動車整備業・機械修理業・医療及び清掃業第一種衛生管理者を置くことが義務化されています。

より専門性の高い知識を身につけたい人は、第一種衛生管理者の取得を目指しましょう。

衛生管理者資格のその他の活かし方

衛生管理者の資格は、就職や転職、昇進や昇給以外にも、実務に大きく役立てられます。

例えば、健康に異常のある従業員の発見・処理を行う立場であるため、体調が悪い人やメンタルヘルスの恐れがある人にいち早く気づけます。
日々の業務面談やカウンセリングのなかで「健康」を視野に入れて分析してくれる人がいれば、従業員にとっても会社にとっても頼もしい存在となるでしょう。

また、救急用具や労働衛生保護具の準備をする立場であるため、緊急事態を想定した動きが取りやすくなります。
万が一事故や天災が発生したときのシミュレーションを念入りに行い、自社にとって必要な備えを必要な分だけ整えておくことができるでしょう。

有事の際こそ「衛生管理者がいてくれてよかった」となりやすく、知識を活用して予防・行動することができます。

衛生管理者の次のステップにおすすめの資格3選

衛生管理者資格を取得した後、次に取得するのにおすすめの資格を3つ紹介します。

  • 労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント
  • 社会保険労務士
  • 産業カウンセラー

労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント

衛生管理の知識をさらに深め、安全分野にも知見を広げたい方におすすめの資格が「労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント」です。

「労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント」は、衛生管理者よりも上位の資格とされていて、労働安全・労働衛生分野で唯一の国家資格です。

事業場の安全衛生診断や改善計画の策定など、コンサルティング業務を行います。

衛生管理者として豊富な実務経験を積んだ後のキャリアパスとして最適で、独立開業も視野に入れられます。

社会保険労務士

従業員の健康管理だけでなく、より広く人事・労務全般に関わりたい方におすすめの資格が「社会保険労務士」です。

「社会保険労務士」は、労働・社会保険に関する手続きや、労務管理に関する相談・指導を行う国家資格です。

衛生管理者の試験範囲である労働安全衛生法や労働基準法は、社労士試験の試験科目と重複するため、学習した知識を活かせます。

ダブルライセンスにより、企業の「人」に関する専門家として、より広い視野で活躍できます。

産業カウンセラー

近年、重要性が高まっている職場のメンタルヘルスケア。この分野で専門性を発揮したい方におすすめの資格「産業カウンセラー」です。

「産業カウンセラー」は、職場で働く人々が抱える悩みに寄り添い、カウンセリングを通じて問題解決を支援する専門家です。

従業員のメンタルヘルス不調を未然に防ぎ、いきいきと働ける職場づくりに貢献できます。衛生管理者として、より深く従業員のケアに関わりたい場合に適しています。

まとめ

衛生管理者資格は、自分のためにも会社のためにもなる資格です。

資格の必要性や取得の目的・意義を再確認し、「なぜ衛生管理者資格を取得したいか」を意識していきましょう。

高いメリットがあると分かれば、自然と勉強へのモチベーションにもつながりそうですね。

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