気象予報士は難易度が高い資格として有名ですが、最年少合格者は何歳なのでしょうか?

これから気象予報士試験を受けようとしている多くの人が、合格への不安を抱えています。

この記事では、気象予報士試験の最年少合格者や合格者平均年齢について紹介していきます。

気象予報士試験の合格年齢を知って、挑戦への準備をしましょう。

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気象予報士試験の最年少合格者は?

気象予報士試験の最年少合格者は、当時11歳11か月の本田まりあさんです。

続いて、当時12歳0か月の島田有吾さんが男性の最年少として記録されています。

どちらも、6年生という若さで気象予報士試験に合格しています。試験に挑戦するに至った経緯などについて見ていきましょう。

本田まりあさん

北海道北見市の本田まりあさんは、2017年に11歳11か月で気象予報士試験に合格しています。

四国新聞によると、本田さんは、4回目の挑戦で合格率5%前後の難関を突破しました。

「雲はなぜ落ちてこないのだろう」とドライブ中に思ったことが受験のきっかけとなったそうです。

小学校の登校前に20〜30分、夜は1時間ほど気象予報士試験に向けて勉強したと語っています。

島田有吾さん

福岡市在住の島田有吾さんは、2022年に12歳0か月で気象予報士試験に合格しました。

西日本新聞によると、受験のきっかけは、自分の天気予報が当たったこと。島田さんは、幼稚園の時に天気予報を見て翌日に着る服を決める日課がありました。ある日、予報と異なり雨になる予感がし、実際に予感が当たったことがきっかけで、島田さんは天気予報が好きになりました。

平日は2時間、休日は5時間の勉強を続けた結果、4回目の挑戦で合格を勝ち取ったそうです。

本田さんと島田さんは、好奇心や成功体験をきっかけに気象予報士試験に挑戦しました。4回目の挑戦で合格をしていることから、並々ならぬ努力を感じます。

出典:四国新聞
出典:西日本新聞

気象予報士は、中学生・高校生でも合格できるのか

気象予報士試験には、中学生や高校生も合格可能です。

実際に小学生の合格者が出ており、高校生の合格者もいます。特に、気象予報士試験の気候学の分野では、高校地理の内容が多く出題されるため、現役の高校生は有利とも言えます。

しかし、専門的な知識は学校の学習で補うことが難しいため、講座や専門書で学習すると良いでしょう。

高校生の合格者である森本啓介さんと佐藤弘康さんについて紹介します。

森本啓介さん

愛知県知多市の森本啓介さんは2020年に高校3年生で合格をしています。

2歳の時に降った雪が嬉しく、気象予報を確認していたところ、「自分でも予報できるようになりたい」と思ったことが気象予報士を目指したきっかけだそうです。

森本さんは、合格者9人の内の1人として見事合格をしました。

佐藤弘康さん

2022年に高校3年生の佐藤弘康さんが気象予報士試験に合格しています。

学校法人佐藤栄学園栄東中学・高等学校によると、佐藤弘康さんは、夏休みの期間を活用して学習を進めていたようです。

「気象予報士試験を受験するにあたっての困難さは、多量の知識の習得にありました。」「運良く、入試休みや夏休みの時間が使えたため、直前1週間ほどの期間で一気に詰め込みました。」と語っています。

気象予報士試験は難易度が高いですが、努力次第で中学生や高校生でも合格できます。興味を持っている人はぜひ挑戦してみてください。

出典:学校法人 佐藤栄学園 栄東中学・高等 高校3年 佐藤弘康さんが気象予報士試験に合格しました! 
出典:メディアチャンネル 高校生気象予報士が誕生

気象予報士試験合格者の平均年齢は?

令和5年度第2回(通算第61回)気象予報⼠試験の結果によると、気象予報士の合格者の平均年齢は、36歳です。最年長者は76歳で、最年少者は15歳となっています。

こちらは、年齢別の合格者数です。

合格者数(計242/3,928名)

年齢人数
19 歳以下6
20~2992
30~3962
40~4939
50~5926
60 歳以上17
出典:令和5年度第2回(通算第61回)気象予報士試験の試験結果

幅広い年代の人が、気象予報士試験を受験していることがわかります。自分の年代の合格者が少なく、不安を感じた人もいるかもしれません。

しかし、合格者数が242名であるのに対し、受験者数は3,928名です。当然、どの年代にも多くの受験者がいるため、年代を気にせずに受験しましょう。

まとめ

気象予報士試験は難関ですが、小学生の合格者も出ていることが分かりました。

これまで、高校生で合格している人もおり、中学生や高校生も挑戦できる資格です。学校の勉強だけでは難しい専門知識については、専門書や講座を活用して学ぶと良いでしょう。

近年の受験者の平均年齢は公開されていませんが、10代から60歳以上の幅広い年代の人が気象予報士試験に挑戦しています。

気象予報士試験には、合格までに複数回挑戦をしている受験者も多いです。不安を感じている方も、まずは受けてみることからスタートしましょう。

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