合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

通関士試験を目指した理由・契機

大学四年生になり、時間を持て余すようになったので、何か新しいことに取り組もうと思っていた。来年は国際物流の会社に入社するということもあり、勉強時間を確保できる入社前の今がチャンスではないかと思ったから。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

はじめに書店で通関士試験の参考書を読んだ時、わかりにくい法律が何ページも書いてあり、独学できる自信がなかったので、講座で学習しようと考えた。様々な会社の講座の案内見る中で、合格特典の全額返金に加え、10000円のお祝い金を貰えることを知った。勉強のモチベーションになると思った。

合格体験記・学習上の工夫

関税法→関税業法→実務の順に勉強した。関税法は、納期限や法定納期限、課税物件確定の時期など難しい条文が多くて挫折しそうになったが、そんなときは無理に勉強をするのではなく、一度飛ばして関税業法を勉強するなどして、勉強のモチベーションを保った。

関税業法はあまり躓くことがなかった。はじめに難しい関税法の分野を経験していたため、比較的優しく感じたのだと思う。スムーズに勉強できたことがモチベーションになった。

実務に関しては、申告書の作成がずっと苦手だった。「ゼロからの申告書」を買い、輸出か輸入の申告書の作成を1日1問は解くようにした。試験直前は、分類はできるようになってきたものの、計算で少しのずれが生じることが多かったので、価格の計算のみ行うようにした。また、品目分類は暗記カードを使い、語呂合わせを考えながら大まかに暗記した。このおかげで、品目分類の問題が解けるようになったり、申告書の作成の問題をスピーディにこなせるようになった。輸出入の申告書の作成合わせて、20点中14点程度しか取れないと思ったため、残り13点を他の問題で確保する必要があった。過去問を解くうちに、事前教示と各条約で必要な書類の問題は必ずといっていいほどよく出題されていたので、ノートにまとめて知識を整理したり、過去問をこまめに見たりして、たたき込んだ。

また、9月頃には模試を購入して解いた。この時点では通関業法しか合格点に届いていなかった。しかし、間違えた問題が多い分まだまだ伸びしろがあると捉え、何度も復習した。マニアックな問題も多かったが、試験当日は模試で出題されたのと似た問題が出たので、とても価値があったと思う。

総合講義のご感想・ご利用方法

知識が0の状態からのスタートだったので、まずは講義の動画を見て知識をインプットした。動画の中では、先生が受験したときに考えた覚え方を紹介してもらったので、通信講座とはいえど、先生と近くで勉強している感じがあった。難しい条文に関しては、結局何が言いたいかを分かりやすく簡単な言葉で言い換えて教えてもらったので飲み込みやすかった。先に挙げた納期限や法定納期限、課税物件確定の時期など難しい条文は、なぜそういうルールになっているかを細かく説明したり、時にはイラストを交えて教えてもらったりして頂いたので、なんども視聴しながら理解を深めていった。また、動画は10分~15分のサクッと見られるものが多く、やる気が維持できた。ダウンロードしてオフライン状態でも再生できたり、倍速再生の調整ができたりと、使い勝手が良かった。

テキストに関しては、市販の物がずっしり重みがあっただけに、初めて届いたときに、あまり厚みがないことが印象的だった。1つの項目につき2~3ページでまとめられており、勉強すべき箇所がしっかりまとめられているのだなと思った。中でも、間違えやすい点は要注意ポイントとして強調されていた。そのポイントに関する問題は過去問や模試で目にすることが多く、覚えるだけで得点に直結した。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問のテキストには5年分掲載されているが、直近2年分は直前の調整に備えて解かないでおき、後半3年分は過去問としてではなく、一問一答の問題集のように何度も解いた。最終的には、5つの選択肢全てについて、なぜその答えが×なのか、どうすれば○になるかを説明できるようなることを意識した。その際に間違えた問題全てに付箋をつけた。うっかりミスなら青、知識があやふやな問題には黄色、全く知らない問題には赤といった具合に色分けすることで、勉強すべき優先順位が明白になり、効率的に勉強できた。また、間違えた問題の問題文を一言一句そのまま写し、自作の問題集を作った。小さな手帳サイズの物に書くことで、間違えた問題のみを電車の中などちょっとした時間に確認することができた。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

試験直前に法改正が行われることもあると聞き、市販の参考書では対策が難しいと思った。法改正講座があることで、正しい知識が勉強できるだけでなく、「どこか改正されたりしてないかな」というような不必要な心配をせず勉強できた。