「女性でも測量士になりたい」と思っても、女性の測量士が少なく、やっていけるのか不安に思う女性は多いようです。

この記事では、女性測量士の現状や向き不向きを解説します。

不安点を解消し、測量士の資格を取得しましょう。

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測量士(及び測量士補)の女性の現状について

結論としては、測量士・測量士補に関して、女性の数や割合は一定程度の数字となっており、特段少ないということはありません。

また、アンケート調査において「女性の測量士は活躍している」とする結果が得られています。

以下では女性の数・割合や、活躍しているかいなかに関してより詳しく見ていきます。

測量士・測量士補の女性の数・割合について

まずは、男女合わせた測量士や測量士補の人数に対して、どのくらい女性がいるのか解説します。

測量士

年代人数割合
70代1人0.2%
60代16人2.8%
50代53人9.4%
40代266人47.1%
30代159人28.1%
20代69人12.2%
10代1人0.2%

測量士補

年代人数割合
70代1人0.1%
60代41人3.0%
50代166人12.0%
40代416人30.2%
30代315人22.8%
20代431人31.3%
10代9人0.7%
参照:平成30年度測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書

測量士では、特に40代の女性が多くなっています。

割合からみると約半数を占めており、特に女性が少ないと感じることはないでしょう。

測量士補も、20代〜40代は全体の3割を占めています。

過度に少ない印象はなく、女性が活躍できる職業です。

また、全体的な割合が少なく見える年代も、この表はあくまでも資格を所持している人の人数です。

資格を所持していなくとも、現場で活躍している女性は多くいます。

無資格で活躍している人を含めれば、男性より大きく人数が少ないということはありません。

次に、調査対象企業の従業員数に対する女性正社員の割合をご紹介します。

従業員数20%未満の企業20〜40%の企業40%以上
1〜10人83%8%8%
11〜20人76%24%
20〜50人79%19%2%
51〜100人80%15%5%
101〜300人72%25%3%
301〜1,000人60%40%
1,001人以上51%46%3%

全体の社員数が多い企業ほど、女性測量士を採用している比率が高くなっています。

測量士・測量士補の女性は活躍している?

測量士や測量士補では、女性が活躍しています。

2020年に実施された、測量・地理空間情報女性の技術力向上委員会では、「女性が活躍していると感じる」かアンケートがとられました。

結果は、アンケートに参加した女性のうち54.1%、男性も66.8%が女性は活躍していると感じています。

その一方、女性の管理職や役職が少ないと感じる方もいるようです。

男性に比べると新卒人数も少なく、分母の少なさから活躍できないと考えられているのでしょう。

とはいえ、測量士や測量士補では、一定程度女性が活躍しているといえるでしょう。

測量士に女性が向いていないとされる理由

ここでは、一般に「女性が測量士に向いていない」とされる理由を解説します。主に以下の2点です。

  • 体力面で男性より劣っており現場に向いていない?
  • 男性と違い、外で用を足すことができない?

解説する内容は一般的なイメージであり、執筆者が考える内容ではありません。予めご留意ください。

体力面で男性より劣っており現場に向いていない?

日本体育大学体育学部の岡田隆教授がこのコラムで指摘するように、女性の筋肉量は、一般的に上半身は男性の50%、下半身は70%といわれています。

このように、体力面では一般的に女性は男性より劣るとされ、体力を要する現場仕事ではその点がハンディキャップとなるという説があります。

一方、測量は基本的に一人だけで行うわけではないため、重い荷物の運搬は別の人にしてもらい、その分メモ書きや細かい作業を多めに担うなどの役割分担は可能。

また、昨今はドローンなど技術の進歩があり、必ずしも重い機材が必須ではない(≒体力面が測量の向き不向きにあまり影響しない)ということもあります。

以上より、職場にもよりますが、体力面でのハンディキャップは測量の質という本質の観点ではそこまで不利に働かないと考えられるでしょう。

男性と違い、外で用を足すことができない?

測量の現場では、トイレが用意されないかつ近くにコンビニなどもないこともあります。

その中で、昔は(主に男性の)測量士が外で用を足していたことがあるという話も。

そのため、一般に外で用を足すことにより抵抗があると思われる女性では不利なのでは?とする説があります。

しかし、現代においては男女問わず「外で用を足せ」とするのは、労働者の権利という観点においても、会社としてのコンプライアンスの観点においても宜しくない考え方。

そのため、基本的には今時そのようなことは考えにくく、そのためこの点で女性が不利になるということは特にないと考えられるでしょう。

まとめ

男性が多いイメージの測量士・測量士補ですが、実際には多くの女性が活躍する職業です。

以前は重い荷物の運搬が必要とされ、男性が向いていると思われていましたが、近年は技術の発達もあり機材の運搬自体が減っています。

役割分担をすることで、男性より筋肉量が少ない女性でも問題なく活躍できるでしょう。

また、測量士や測量士補は、どちらも国家資格ですが、勉強すれば取得は可能です。

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測量士・測量士補どちらも、アガルートの講座を利用することで、独学よりも効率的に資格取得をめざせるでしょう。

興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

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