受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義/入門カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

測量士補からのステップアップとして受験いたしました。また、以前より会社から資格取得の要請があったことも受験の理由です。業務において基準点測量などを扱う機会が増えており、専門知識を深めたいと考えておりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

予備校のような時間が固定された対面講義とは異なり、オンライン動画で自分のペースに合わせて学習できる点が魅力的でした。また、試験の合格率が高いことに加え、中山講師のサンプル動画が非常に分かりやすい内容であったことも決め手となりました。

合格体験記・学習上の工夫

学習時間については、毎日2時間程度を確保するよう心がけておりました。通勤に片道1時間30分程度を要するため、電車内でスマートフォンを使用して講義動画を視聴し学習を進めました。計算問題については、電車内で講義動画を視聴し、帰宅後の30分程度の隙間時間で1問ずつ解くという方法で取り組みました。休日は計算問題を中心に2～3時間程度の学習を心がけておりました。

計算問題を解く際は、iPadを活用して書いては消し、書いては消しを繰り返し、何度も反復学習を行いました。iPadを利用すると手軽に記述・消去ができるため、計算問題の学習には非常に有効です。

後半は過去問を繰り返し解いておりましたが、振り返ると合格総合講義に立ち戻ることも有効だったのではないかと感じます。試験直前に苦手分野の総合講義を再度確認した際、初回視聴時よりも深く理解できたように思われます。過去問で習得した個別の知識を総合講義で体系的に整理することで、より高い学習効果が期待できると考えます。

直前期は過去問の反復に集中しがちですが、改めて合格総合講義を視聴することも重要だと思います。過去問を繰り返していると解答パターンを記憶してしまい、表現を変えて出題された場合に対応できないことがあります。時間に余裕があれば、総合講義で理解を深めてから再度過去問に取り組むのも良いと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

全体的に分かりやすく構成されており、中山講師の説明も丁寧で理解しやすい内容でした。講義動画の時間が概ね10分程度であるため、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を有効活用でき、非常に便利でした。

中山講師もおっしゃっていましたが、最初は理解できなくても先に進むことをお勧めします。私は1.5倍速で視聴を進めておりましたが、過去問解説講座の学習を始めた際に、「そういえばこのような内容を説明していた」と思い出せる程度には記憶に定着していました。過去問解説講座では簡潔に説明される内容も、総合講義では丁寧に解説されているため、苦手分野については再度戻って学習することもありました。

私の場合、総合講義に戻ることは何度かありましたが、最初から最後まで通して視聴したのは初回のみでした。しかし、振り返ると学習後半にこそ合格総合講義を一から視聴し直すべきだったと感じます。過去問のみの学習では知識が断片的になりがちで、体系的な理解に欠ける傾向があります。過去問の解答を記憶してしまうほど反復したら、再度総合講義に戻ることをお勧めします。初回視聴時とは異なる理解の深さを実感でき、学習効果が格段に向上すると思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

こちらも合格総合講義と同様に、通勤時間や仕事の休憩時間にスマホを利用して講義を視聴しておりました。短いものでは3分程度で視聴できる問題もあるため、隙間時間を有効活用して学習を進めることができました。また、内容も非常に分かりやすく、中山講師の説明が丁寧で理解しやすい構成となっていました。

講義動画で理解が困難な箇所については、オンライン質問サービスを通じて講師に直接質問することができるため、疑問点を即座に解決できる学習環境が整備されていました。このシステムにより、独学では解決しにくい細かな疑問点も効率的に解消することができ、学習の質を大幅に向上させることができました。

さらに、テキストのサイズがちょうどよく、カバンに入れて持ち運びしやすいため、電車内でも素早く取り出して学習に取り組むことができました。私は電子媒体よりも紙媒体の方が学習効果が高いと感じるタイプでしたので、通勤時間を活用してテキストを何度も読み返し、反復学習を継続しておりました。この学習スタイルにより、知識の定着を図ることができたと考えています。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

電卓は単に計算するだけの道具だろうと考え、当初は講義を視聴しておりませんでしたが、この電卓の使い方講座こそ最初に視聴すべき重要な動画であったと実感しています。メモリー機能を適切に活用するだけで、計算問題を解く速度が劇的に向上し、試験における時間短縮効果は想像以上でした。

また、最初は自宅にあった本番試験とは異なる電卓を使用していましたが、実際の試験で使用される電卓と同じ機種を購入したことは非常に正しい判断だったと振り返って感じています。操作感や配置に慣れ親しんでおくことで、本番でのミスタッチや操作の迷いを防ぐことができました。

この電卓の使い方の習得こそが測量士試験の合否を左右する決定的な要因の一つではないかと思うほど、その重要性を痛感しています。中山講師の説明は非常に丁寧で、電卓操作の基礎から応用まで段階的に説明してくださるため、初心者でもつまずくことなく習得できました。

講師へのメッセージ

中山先生の講義がとても良かったので、土地家屋調査士試験も受講することにしました。またよろしくお願いいたします。