受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験を目指した理由・契機

大学院時代に測量士補試験に合格し、卒業後は建設コンサルタントで勤務しています。
試験取得の場合は実務経験を積んでも測量士の資格は取れないこと、そのような状況でも出来る仕事の幅は少しずつでも広げていきたいと考えていたため、目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

今までは作業規定の準則を読み込む、日本測量協会の参考書を使用するなどしていました。
しかし、測量の分野の中で、仕事で使わないもの、自身が直接作業で扱わないものは上手く理解出来ないことが多いままでした。
また、参考書が厚いと外出時に持ち歩くことが出来ないため、スキマ時間に勉強が出来ないこと、勉強に力を入れたい時期は仕事の繁忙期と重なることも悩みでした。

アガルートはPC・タブレット・スマホで授業を受けられることや、授業を細切れにしていること、テキストは持ち歩きやすいサイズにまとまっていることなど、自身が求めている要素が詰まっていると知り、受講することにしました。

合格体験記・学習上の工夫

①これまでの状況

元々、得意分野・苦手分野の差が大きいタイプです。
地図編集のGISや応用測量の用地測量の部分は、学生の頃から親しみがある分野であることもあり得点源になりますが、航空測量や水準測量などは仕事で扱わないためチンプンカンプン。
文字が多いものは眠くなってしまい、準則の内容の記述問題は苦手・・・そのため、その年に受けた試験はあと100点ほど点が足りず不合格で、悔しい思いをするという状況でした。

 ②主にやっていた勉強方法と苦手分野の気付き

 テキストはどれか1冊を常に持ち歩き、休憩時間や電車の中などでタブレットで授業を聞いていました。
得意分野は先に手をつけて、過去問の出題パターンをとにかく頭に叩き込んで、確実な得点源となるようにしました。

その後、苦手分野は図表を見ながら、合格点を取れるようにすることを目指しました。苦手分野でも過去問の出題パターンのバリエーションは多くないことなどに気づきました。

 ③失点源を無くしていく

重要キーワードはマーカーをひき、主要な図表や、準則に関する記述問題のパターン、演習問題には付箋を貼って何度も見返して頭に入れていくことを繰り返しました。
それによって、全体で合格点を取ることが出来るレベルまでの力をつけることが出来ました。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

①各分野の概要を掴む

合格総合講義のテキストとマーカー・フリクションペンは、通勤時に必ず持ち歩いていました。
まず、講義を一週し、テキストで重要なキーワード・文章はマーキングしていったほか、主要な図表を頭に入れることを心掛けました。
これにより、得点源の分野は内容の再確認をしたことで更に理解が深まり、失点源は苦手克服をしていくことが出来ました。

 ②苦手克服

仕事でほとんど使わない部分・苦手部分は、理解出来るようになるまで講義を複数回再生、特に過去問の例を理解出来るようになるまで聞きました。
また、作業規定の準則に関しては、国土地理院からダウンロードしたPDFを直接全部読むのではなく、とにかくテキストにあるものに絞って覚えることに徹しました。

 ③過去問が読める感動

通勤で合格総合講義を聞くこと、過去問例を見て解き方を考えることを繰り返すうちに、かつては苦手意識で頭を抱えていたパターンの問題を避けることが減り、回答の工程を考えることが出来るようになっていることに気づきました。
これにより、更に試験問題と向き合うモチベーションが上がりました。
また、得意分野は余分なことを覚えることは避け、試験で本当に必要な部分を頭に入れることを心がけました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

主に家の中で解説を聞いていました。
重要キーワードにマーキングしていったほか、状況に応じて日本測量協会の分厚い過去問集を横に置いて補助的に使いました。
アガルートのテキストはシンプルさを追求しているのに対し、日本測量協会のテキストは分野ごとに章を分けていることや、計算方法の解説などが丁寧であることが特徴であるため、両方の良さを活かしました。
これによって得意分野・苦手分野ともに、出題パターンを効率的に掴むことが出来ました。

講師へのメッセージ

何年も合格することが出来ず、悩んでいましたが、おかげさまで悲願達成出来ました。ありがとうございました。