合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

測量士試験を目指した理由・契機

建設コンサルタントで測量の仕事に携わっています。現場の測量作業に慣れ始め、発注者との打合せなど対外的な業務を行うためには資格が必要だと思い、3年前に測量士補を取得しました。
5年目となったいま、さらなるステップアップのため、測量士資格を目指すことになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

毎日の限られた時間を有効に使うため、効率的な学習方法を検索したところ、アガルートアカデミーにたどり着き、中山講師に受講相談させていただきました。
計画的な学習ができると判断し受講することを決めました。

合格体験記・学習上の工夫

測量士補取得で学習した内容もすっかり忘れ、あらためて取り組むことになりました。
12月下旬から総合講義による理論(過去問を解くための準備)を2ヶ月ほどかけ学習しました。テキスト内の問題も解き、わからない用語も調べました。素直に理解できた分野も見落しがないよう視聴動画で再確認しながら進めました。この段階ではまだ過去問をしていないので、一通りの把握が必要だと思い、繰り返しテキストと視聴を繰り返し、スムーズに過去問へ入っていけるよう復習しました。
もともと数学が苦手で、基本的な内容から理解する必要もあり、一旦総合講義を止め勉強し見直したこともありました。計算問題では電卓を効率的に使えることや、単純な入力ミスにより時間ロスがないよう、落ち着いて取り組むよう心掛けました。
午前試験過去問は選択肢なので、若干うろ覚えでも正解はできましたが、間違った問題は、総合講義に戻り確認し、過去問が一通り終わってから再度取り組みました。

3月ごろから午後試験過去問集をはじめましたが、理解していたはずがまったく書けないこともあり、大変苦労しました。記述に必要なキーワードは、テキストにマーキングして文章として覚えられるよう、ひたすら書き込みました。
私は、午前の択一では結果的に3問のミスで済んでいましたが、午後の記述では時間切れのため、半分程度しか書けませんでした。完全に時間配分を誤り、試験後のしばらくして解答速報とか発表されましたが、見れずに発表当日を迎えました。

分からないというより書けなかった残念さが残り、原因として選択科目を絞れなかった行為がいまだに悔いがあります。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

合格総合講義は、合格するための最低限の情報が載っているものと信じていました。たまに市販の参考書も覗いたこともありますが、今回は測量の知識より合格のための知識として割り切りました。
テキストの内容について感心したのは、過去問をはじめてからです。過去問で理解できないとき、あらためてテキストに戻りますが、解答のヒントがピンポイントに出ています。
三角関数や相互偏心、行列などの計算問題では、中山講師による視聴動画がとても参考になりました。電卓の操作からの説明もあり、テキストだけ眺めていては分かりない、視聴動画ならではメリットがあります。
過去問の解説として合格総合講義は十分満足した一方で、出題に少し変化があることに気づきます。令和2年から地上レーザスキャナ・UAVを用いた公共測量が追加されたことに注目しました。

私は、令和3年度の過去問は実力の最終確認としてあえて残し、試験の2週間前に取り組みましたが、もう少し早めに取り組み、出題の傾向についても考えるべきだと反省しているところです。

合格総合講義に加え、作業規程の準則に一通り目をとおすことが必要だと思います。新しい測量技術に関する出題が今後増えてくると思います。ある程度、合格総合講義は早めに済ませ、新しい測量技術について少し関心が持てるよう、余裕があればよかったのかもしれません。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

午前試験過去問集では、正解肢が自信をもった正解なのか不安ながらもこれだろうと選んだのか、割り切って進めました。

少しの不安材料をなくすため、解説動画を繰り返し視聴するほど自信につながったようです。午後試験過去問解説は、午前試験過去問のように観て納得だけでなく、書くというアウトプットが必要です。

十分な解説をもとに自身の言葉で整理してみると良いと思いますが、記述問題の採点方法がわからないので、少し言葉足らずになっていたかもしれません。