臨床工学技士の養成校では全国統一模試を毎年行います。

「模試って受ける必要があるの?」

このような疑問を持つ方に向けて、概要や模試の結果をどのように活かせばいいのか解説します。

模試を控えている学生の方は参考にしていただければと思います。

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臨床工学技士の模試とはどのようなもの?

臨床工学技士の養成校では、国家試験と同様の問題構成・回答時間で行われる全国模試が存在します。

模試は国家試験の過去問を基に出題傾向を割り出し、日本臨床工学技士教育施設協議会の会員校の教員が問題を作ります

模試を受けられるのは基本的に最終学年の学生ですが、養成校によっては低学年でも受験可能です。

臨床工学技士の模試は受けるべき?

臨床工学技士の全国統一模試は受けるべきです

なぜなら、全国の臨床工学技士を目指している学生の中で、どの程度の実力なのか客観的に評価されるからです。

上位ならその調子で勉強していけば合格できますが、下位の方はそのままのペースでは合格は厳しいでしょう。

模試の結果は、今までの勉強量で良いのか悪いのか判断するきっかけとして最適です。

全国統一模試以外にも予備校が行っている模試があります。

全国統一模試は養成校にて行うため、卒業生が受験できるかどうかは各養成校次第です。

卒業生は受験できない場合、予備校が行っている模試を利用しましょう。

自宅で模試を行うため、本番同様の緊張感は得られませんが、自分の現在の実力を把握できます。

国家試験直前のタイミングで客観的に学力を評価できるので、全国統一模試もしくは予備校の模試は受けるべきと言えます。

模試と国家試験で難易度は異なる?

模試と国家試験で難易度は同等、もしくはやや難しいです。

近年の国家試験の出題傾向を考慮した問題が出題されます。

9月に実施される第2種ME技術実力検定試験は実力試しにおすすめ

第2種ME技術実力検定試験は出題範囲や解答形式が似ているため、模擬国家試験として受験する学生が多いです。

第2種ME技術実力検定試験の実施日は例年9月に行われており、国家試験本番まで約半年前なので実力を測るには丁度いい時期です。

やや難易度は国家試験に比べて簡単になります。

臨床工学技士 全国統一模試の開催日程は年3回

臨床工学技士の全国統一模試は年3回実施され、毎年11月~翌年1月にかけて行われます

模試は国家試験と同じく午前・午後に分けて90問ずつ出題されます。

回答時間は午前・午後ともに2時間30分です。

国家試験と全く同じ条件で行われますので、本番のリハーサルとして丁度いいです。

午前午後どちらが集中して問題が解けたのか、昼食はどの程度食べれば集中できたかなど、ベストな状態で臨める方法を調べましょう

臨床工学技士の模試は難しい?

養成校に在学中に受験した模試の難易度は、3回中1回は国家試験より難しく全国の平均点が低い回が存在しました。

まだまだ勉強不足で校内の模試の結果が、正答率40~50%程度の方は全国統一模試を難しいと感じるでしょう。

模試を受験した結果、3回の正答率平均が60%を超えている方は、そのままのペースで勉強を続けて問題ありません。

正答率平均が50%台の方は残り2ヵ月間は勉強時間を増やし、苦手分野を徹底的に勉強すれば合格できます

臨床工学技士の模試を受ける際のポイント解説

全国統一模試を受ける前・受けた後に行うべき内容を4つ紹介します。

  • 模試で60%以上取るためには過去問を解く
  • 規則正しい生活を送る
  • 絶望的な結果でも諦めない
  • 模試の結果を有効活用しラストスパートをかける

順番に説明していきます。

模試で60%以上とるためには過去問を解く

全国統一模試は、国家試験の過去問を基に養成校の教員が作成します。

模試で60%以上の正答率を獲得するためには、過去問を何度も解くのが近道です。

過去問と同じ問題がそのまま出題されませんが、似たような問題が出てきます。

過去問を解き、問題の考え方を覚えておくと正答率を上げられます

規則正しい生活を送る

臨床工学技士の国家試験は午前9時30分から始まります。

余裕をもって30分前には入室しておく場合、起床時間は7時台になります。

そのため、普段から規則正しい生活を送り、早起きに慣れておくといいです。

全国統一模試も国家試験と同様に行いますので、模試から国家試験まで生活スタイルを崩さず臨みましょう。

絶望的な結果でも諦めない

模試の結果が自分が思っていたよりも悪く、このままではとても国家試験に合格できそうになかったとしても諦めてはいけません

私の同級生に、模試の結果が絶望的で、周囲から国家試験に落ちるだろうと思われていた方がいます。

しかし、諦めることなく勉強し続け、国家試験に合格し教師・同級生みんなを驚かせる結果を出しました。

模試の結果はあくまで途中結果です。

諦めずに勉強を続ければ誰でも国家試験に合格できます。

模試の結果を有効活用しラストスパートをかける

模試から国家試験まで2ヵ月しかありません

模試の結果は分野ごとに正答率がでます。

自分の苦手分野・得意分野がわかるので、苦手分野で出題数が多いところから集中して勉強しましょう。

幅広く勉強するよりも、範囲を絞って集中的に勉強すると成績を伸ばせます。

まとめ

全国統一模試は毎年11月から1月に行われ、国家試験の過去問を参考に作られます

国家試験直前の実力判定に最適なので、模試は受けるべきと言えるでしょう。

模試の結果次第で、今後2ヵ月間どの様に勉強していけばいいか判断できます。

模試はあくまで途中経過ですので、結果が悪かったとしても悲観する必要はありません。

どうすれば合格できるか考え、諦めることなく勉強に臨みましょう

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この記事の執筆者

増岡 匠也

臨床工学技士・消化器内視鏡技師

大学を卒業後就職し、2年間働き退職。その後臨床工学技士専門学校へ入学し臨床工学技士として働く。

現在臨床工学技士8年目で機器管理、透析、内視鏡、心カテ、手術室業務を経験。

臨床工学技士の知名度を上げるための情報発信を行っている。