受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

定年後、現職で実績を積み上げた経験値以外に畑違いで知識と資格を得て、次のチャレンジの自由度を上げたいと考えていた。そこで、ある程度の知名度と資格が役立ちそうなマンション管理士と業務管理主任者に焦点をあてて資格の取得を目標とした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ネットやSNS情報で、自宅学習か通信教育かを検討した結果(通学はコストパフォーマンスが低いため除外)アガルートさんの合格実績率が非常に高いことに着目し、テキストや講義等が充実していることを知り、ここにかけてみた。

合格体験記・学習上の工夫

  1. 学習を始めたのは、1月からで、まずは工藤先生のガイダンスで全体スケジュールと留意点を確認し、全体的な実行計画をイメージした。
  2. 先生の講義を聞きながら注意点をテキストに記入していった。
    最初はざくっとでいいので何が書かれているかの理解に努めた。
  3. 上巻のテキストの講義の聴講が終了したら次に問題集にとりかかった。
    問題集では、1回目は先生の言われた通りにあまり時間をかけずに一通りやって、正解の解説を読み物のように確認し、それでも分からないところはテキストに戻り、どうしてそうなるのかの論点をしっかりと理解するように努めた。それでも、分からないところは、facebookで先生に質問を行い、完全に理解をするように努めた。
    上記のやり方で、中巻及び下巻を進めていった。
  4. 講義及び問題集は、基本的に自宅学習で行ったが、通勤時間や会社ではいわゆる隙間時間を活用して学習を行なった。
    通勤では、前日自宅学習を行なったところの講義をスマホでを繰り返し聞いた。特に区分所有法や標準管理規約を主として、論点を脳に焼き付けるために活用した。会社の昼休みでは、約30分間に過去問を約10問程度繰り返し行い、過去問の5回廻しが結果的に可能となった。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、イラストが多く視覚的に分かりやすかったので、理解が進んだと思う。ボリュームも程よく、覚えることへの威圧感はなかった。

工藤先生の講義を聞きながら、必ず覚えなければならないところはマーカー等を引き、なんでそう言うことになるのか、根拠をテキストに記入しながら理解をしていった。

上巻については、民法及び区分所有法などで特になぜそうなるのか、根拠づけることを意識して学習した。本来は、無味乾燥的な条文であるが、テキストでは、分かりやすく判例など実例を示されており、分かりやすく学習することができた。

特に区分所有法は得点源でもあるので、隙間学習として電車及び徒歩の通勤時間を使って何度も聞きながら行なった。

中巻については、標準管理規約と会計を重点的に学習を行なった。標準管理規約は、具体的でとっつきやすいのだが、特に区分所有法との関係性のポイントを覚えるのに苦労した。しかし、テキストには重点的に違いがまとめられており、そこはとても良かった。

下巻については、建物の維持保全関係で、なかなか畑違いの分野なのでイメージがつきにくい箇所であったが、テキストでのイラストが豊富に使われており、分かりやすくイメージがつきやすく、非常に助かった。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は、工藤先生の繰り返し言われたことを忠実に実行した。具体的には、最低5回繰り返すことであり、1回から2回目は、設問に多くの時間をかけずに、解答を読んで理解することに努めた。2回目では、出来なかった設問に付箋を貼り、おおよそ半分は付箋だらけであった。

3回目からは、根拠を考えながら肢番毎に解答し、結果的に合っていても根拠が明確に言えなかった肢は、付箋を貼って、4~5回目で、解答出来なかった肢がほとんどないように問題集に特化して学習を行なった。

特に5回目は、答えを覚えていそうな感じだったので、工藤先生のアドバイス通りに年度別に時間を測って解答し、ほぼ9割5分以上は年度別全部に渡って解答出来るようになった。そこでも曖昧な5分の問題は、捨て問としてあまり深く追求はしなかった。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめは、最終の学習のまとめとして、効率的に整理されており、重要ポイントを見直すテキストとして非常に重宝した。講義も単元が平均5分程度でまとめられており、すきま学習でも聞き流しに通勤時間を利用して最終の2ヶ月間に活用した。

最後の段階では、過去問をやりながら、根拠が曖昧なところは総まとめ講座を利用して根拠を確認し、テキストに苦手な問題での根拠の理論を記入していき、テキストを見たら、ほぼ全部が網羅されているような形に仕上げ活用していった。

テキストの構成として、左側は基本問題で右側は重要解説で見やすかった。基本問題は、最後の2ヶ月間の通勤時間や会社での休み時間にほぼ問題を解き、右側で重要ポイントを確認する学習を行い、有意義であった。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は2回分であったが、特に本番さながら2時間を意識して、時間配分を考えながらの有効活用をおこなった。ほぼ2回分とも合格基準点すれすれの点数ではあったが、あまり点数に一喜一憂しないで、間違ったところや正解したが根拠が曖昧な設問を中心に繰り返し学習した。

模擬試験の講義も助かり、全ての講義を聞いたが、忘れていたり曖昧な箇所の見直しや考え違いのところがまだあったところに気づき、最終段階の修正として役立ったと考える。

模擬試験は、論点の切り口が変わるとこんなにも点数が取れないものなのか、と改めて認識が出来、過去問だけでなく、アウトプットの引き出しをより強力化するためにも必ず必要なものだと思った。40点台を目指すには、模擬試験の他流試合のようなものが必要だな、と思った。

自由記載欄

工藤先生、この1年間ありがとうございました。おかげさまで、1回目でありましたが管理業務主任者に合格することが出来ました。

一方、マンション管理士は残念ながら、合格はかないませんでしたが、来年以降受験のチャレンジの意志が出ましたら、5点免除で可能性は広がるのでは、と考えています。

ともすると一人学習になりがちな通信教育ですが、facebookやホームルームで励まして頂き、本当に感謝しきれません。長い間 ご指導ありがとうございました。