受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

管理業務主任者試験を目指した理由・契機

不動産業界に転職し、宅地建物取引士と賃貸不動産経営管理士は取得しましたが、よりステップアップを図るために新しい資格にチャレンジしたいと考えました。その中で管理業務主任者が、自分の業務内容に最も近いと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年、他社(スタディング)で受験しましたが、あと一歩のところで不合格でした。限られた勉強時間の中であと一歩踏み込んだ勉強が必要と考え、教材を探しました。その中で同じ通信講座でありながらより内容が深いアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

仕事をしながらの受験勉強の為、いかに効率よく勉強するかが自分自身の課題でした。合格に必要な時間は300時間以上とインターネットで目にしていましたので、まずは1日最低1時間勉強することを目標としました。

実際には平日は朝出勤前に30分、お昼休憩中に15分、帰宅後45分で合計1時間半、休日は3時間程の勉強時間を確保することが出来ました。

約1年間の長い勉強期間ですので、集中力を切らさずにいかに継続して勉強するかも自分自身の課題でした。昨年不合格だった悔しさをバネに、勉強に取り組みました。

学習方法としてはずは総合講義をじっくりと聞き、理解することに努めました。昨年不合格になった理由を自分自身で考えたときに、基礎知識が不十分だったのでは無いかと反省しました。過去問中心の時短での勉強だったため、応用が利かなかったという点もありましたので、総合講義に時間をかけました。

その後は過去問を繰り返し解き、分からなかった点は再度総合講義に戻るという、シンプルではありますが地道な方法で取り組みました。

そして試験直前の1か月は総まとめ講座だけに絞って繰り返し勉強しました。模擬試験は1週間前と前日に行い、身体を試験モードにして本試験に臨みました。

総合講義のご感想・ご利用方法

基礎知識を深める上で非常に良い教材でした。まずは総合講義をじっくりと聞き、理解することに努めました。私が理解するのに苦戦したのは大きく分けて二つありました。一つ目は民法、区分所有法、標準管理規約でそれぞれ内容が異なること、二つ目は維持・保全でした。

この二つについては分からない部分を何度も繰り返して聞くことで理解することが出来ました。ポイントを絞った分かりやすい講義でしたので、反復することで理解出来ました。

テキスト全体の感想としては、ポイントのなる箇所を分かりやすく記載されていることと、イラストがとても分かりやすいと思いました。また右端のCHECKはとても重要で、これがあったから合格できたと言っても過言でないくらい、とても役に立ちました。

講師の感想ですが、ポイントを絞りつつ、皆が理解できるように丁寧かつきめ細やかに説明をされていると思いました。テキストを読んだだけでは?の部分についても踏み込んで説明していただけましたのでとても良かったです。

実際に教室に通っているような感じで毎回受講しておりました。特に工藤講師が各章の講座の最後のほうに説明する、テキストに書かれていない一言がとても良かったです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

非常に良い問題をセレクトされていると思いました。受験生を混乱させる一癖ある問題も適度に取り上げられていて、試験対策になりました。問題数も多すぎず、また少なすぎず適量だったと思います。

問題のランクが3段階に分かれておりましたので、一通り解いて解説を聞いた後は、間違えた問題とAランクの問題を繰り返しました。表面が問題、裏面が解説となっていましたので、一問一答方式でできたのも良かったです。

解説講義も簡潔で分かりやすいと思いました。1問につき数分と短い為、テンポよく勉強できました。過去問は数をこなす必要があると思いますので、その点も良かったです。総合講義同様に、重要なポイントについて説明があり、助かりました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

最後の最後、重要点を効果的にまとめた良い講座と思いました。とにかく勉強時間が限られていた為、試験前1か月はこのテキストに集中しました。問題を解いてからテキストを熟読、またはその逆を徹底的に繰り返しました。

テキストとしては特に維持保全系で覚えるべき数字が、しっかり網羅されていましたので、個人的には大変助かりました。最後の復習用のテキストにぴったりでした。重要度がランク付けされていましたので、総合講義同様に活用しました。

問題も、絶対に押さえておくべきポイントの過去問を、上手くセレクトされていると思いました。間違える問題がいつも同じでしたので、試験直前に弱点を克服するツールとしてもとても有効でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他の受験生に比べて遅いかもしれませんが、本試験の1週間前に1回目、前日に2回目を行いました。いずれの日も解答後、講義を聴くことでまる1日費やしました。

2回目はより難しかったですが、本試験前日のデモンストレーションとしてはぴったりでした。身体が試験モードになって、本試験当日を迎えることが出来ました。

死体など、テキストになかった問題も出てきてびっくりしましたが、メンタルを鍛えられました。実際に本試験でも同じように聞いたことのない問題が出ましたので、冷静に対応できたかなと思います。

2回というのも丁度よい回数かと思いました。限られた時間の中で、大変よくできた模擬試験と思いました。有難うございました。