受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

私は建築と不動産系の資格をいくつか持っている(一級建築士、土地家屋調査士(試験合格まで未登録)、測量士補、宅建士(登録迄)、賃貸不動産経営管理士など)ので、コロナ下で巣ごもりの時期でもあり、また自宅マンション管理組合の理事でもある関係上、以前から興味があったマンション管理士、業務管理主任者試験の受験を一昨年初冬御社の管理業務主任者・マンション管理士ダブル受験講座を申し込みました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

実際、受験校の選択で私なりに必要なことは、第一に、コロナ下という環境下で通学が不要なこと、完全オンライン授業であること。また反復学習が必要なので、何回も視聴可能なことでした。
第二に、約1年間何回も聞く授業なので個人的に聞きやすい声であること、音声データダウンロードがあることです。
第三に、正直言って合格特典も一つの目標にもなりました。
第四に、他社の講師と比べ、講義言葉遣いが何か場慣れした無機質な講義よりも工藤先生の手作り感のある講義に魅力を感じました。
第五に、講座の価格も一つの目安になりました。

合格体験記・学習上の工夫

学習上心がけたことを1年目、2年目に分けて記載します。
1年目は、どんなに忙しくとも毎日、初期は講義5コマを聞くようにし、中盤以降プラス問題10問をノルマにしていました。そして、できるだけ次のテキストと過去問解析講座が送られてくるタイミングで、その前のテキストと過去問解析講座を終えるようにして、勉強の進み具合をコントロールしてました。しかし、後半は遅れ気味でした。
また、多少時間がかかりますが、できるだけ条文を読むようににして、その条文の周りの条文、又は関係条文も目を通しました。
さらに、問題の解説を読んでも解らないことはすぐ質問をせずに、なるべく自己解決を目指しました。そのため、『LECの問題解説書』と『TACの問題解説書』ならびに『マンション管理基本六法』、『模範六法』、『建築基準関係法令集』なども参考にし、参考書籍ページと自分なりに整理した内容を問題集に書き込みむことにより、理解を深めました。尚、追い込み時期には、1冊でカバーでき、時短になりました。
そして、肢ごとの正誤が判別できる様に心がけたので、細い付箋で間違いやすい肢に付箋を付けて、試験間近はその付箋部分を重点的に回しました。出来る問題の肢は飛ばして、間違える問題を重点的に何回も解きました。
他社の模試付録の、重要数値整理ノートや重要改正点整理ノートなどは試験直前に活用しました。
長丁場になるので、反復学習を心掛けました。新しいことに関して、2週間、1か月、3か月周期で反復学習をしました。
2年目は過去問中心に勉強は進めていきましたが、結局忘れていることが多いため大半の講義を受講し、区分法は3回以上聴講したところもあります。実際試験には解答スピードが多少必要なので、学習したことは正確に覚えるようにしました。あやふやな知識は失点と解答スピードダウンに繋がる為、正確に覚えることは必須です。

総合講義のご感想・ご利用方法

1年目の学習時には、初めは総合講義の章ごとを聞き終えた後、その後対応する過去問解析講座の管業の方から解いていきました。管業の問題の方がマン管の問題より文章が短く、素直で基本的なことを聞いてきているように感じたからです。
また、総合講義の教科書には、板書の書き込みのほか、過去問を解く上でキーになった個所にはラインマーカーにより色分けをしました。尚、先生の解説で肝の部分はこれも別の色で書き込みをし、試験日直前まで問題の間違えたとき総合講義の教科書を辞書代わりに開いていました
総合講義の教科書には、例えば上巻では、借地借家法、時効の各年数を書き込んだ表のページ、一部共用部分、義務違反者、62条立替え、被災マンションなど、中巻では、区分所有法と標準管理規約との相違点、下巻では、ネット上写真や挿絵を書き込んだり、暗記用に簡略した表(例えば防火地域、準防火地域の建物の規模を簡略した表)を書き込んで、よく確認する箇所にインデックスを付けてました。
2年目の学習では、過去問中心の学習をしてましたが、間違えた問題の該当箇所を総合講義の教科書を辞書代わりに何回も使い回しました。理解が怪しい箇所は、何回も総合講義を聞きました(特に区分法の団地や被災マンション法または改正された箇所)。また、試験直前は、建築、設備の細かい数値をまとめたものを作成し、試験直前まで見てました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問の類似問題のために、またその関係条文の応用問題のために、解答欄に表などを書き込みしました。例えば、防火地域の問題には、準防火地域の表も書き込むなどです。
最後まで過去問解説講座に付けてある付箋を外すことに時間を多く費やしました。
2年目は、過去問中心に勉強進めていき、最低5回すことを目標にしましたが3回連続で正解するような問題は飛ばして、正解率の怪しいものは5回、なおも正解率の低いものは8回以上回すことにより、結果、時短と全体の正解率を上げるための学習にメリハリを付けることができました

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

1年目の学習では、最終的に私はあまり時間がなかったので、総まとめ講座は重点項目意外は流し読みに程度にして、過去問解説講座で間違えたり、記憶があやふやな数値など、内容が表になっている部分が多いので、確認することが容易でした。ただ、総合講義を何回か回した後で、総まとめ講義を何回も聞く時間を作り切れませんでした。どうしても、マン管に重点を置いていたため、マン管の過去問解析講座の問題によっては7,8回廻していたため、そちらに時間を割いてました。
2年目は過去問中心の学習の為、問題を解き進めるに際して総合講義の教科書と講義を使用しました。実際、総まとめ講座を網羅出来たらよかったと思いますが、時間的に厳しい部分をありましたし、私としては、本試験では細かいことを聞かれることがあるので(過去10年以上前に出題された事項は総合講義の教科書内に記載されていると思い)総合講義とその教科書中心に勉強をしました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

1年目には、模擬試験はとりあえずできる限り解いたときにそれぞれの肢に〇×△を付けて、一度も×△が付かなかった〇のついた肢飛ばして、その他の肢を重点的に当たりました。本試験でも△は重要だと思ってます。
2年目は過去問中心の学習の為、割り切って模擬試験の結果よりどの分野の問題の得点が低いかを見て、自分の弱い分野の補強のために使いました。また、他社の模試も2社受けました、これも正解率の高い問題を間違えた場合、その原因とその分野の学習の補強を主体にしました。