受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験を目指した理由・契機

 わたしは、32年間勤めた会社を早期退職しマンション管理会社に就職しました。入社初年度、マストとされていた管理業務主任者を受験し合格しました。同時に絶対必要では無かったのですが、ダブル合格を目指してマンション管理士を受験しました。

アガルートの講座(カリキュラム)を受講した決め手

 過去にアガルートの講座を受講したことがあったこと、講座の価格が安かったことが決め手となりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

再チャレンジでアガルートと出会う

実は、管理業務主任者とマンション管理士ダブル合格を目指した、資格試験チャレンジ初年度は、他社の講座を受講しており、アガルートアカデミーは受講していませんでした。そして、マンション管理士試験はあえなく不合格でした。アガルートアカデミーの持ち運びに便利なサイズの教材に惹かれた事がきっかけです。

合格体験記・学習上の工夫

合格へのはずみとなった1回目の受験

 マンション管理士試験挑戦の一年目、管理業務主任者試験とのダブル合格を目指した年は、主任者試験の一週前の管理士試験に臨んだ時に問題をみて、あまりの難解さに頭を抱えました。主任者用の勉強で完璧だった最後の5問、適正化法以外はほとんど自信がなく、これは不合格に違いないと落ち込みました。しかし、この恐怖体験が翌週の管理業務主任者試験に生かされました。問題を見たときになんと易しいと思えたからです。結果、主任者試験は45点で合格。また、完敗だと思っていた管理士試験も35点で不合格にはなりましたが、その年の合格基準点が36点でしたので、来年は絶対に合格するという意欲が沸きました。

あきらめず3度目の挑戦で見事合格

 そして、ニ年目。アガルートアカデミーを教材に選び、勉強を5月から再開しましたが、昨年理解できた部分が多く、8月頃には教材のインプットを終了。9月から模試を使ったアウトプットに移りましたが、10月末にはこれも終了。ほぼ、40点以上は得点できていました。しかし、ここに落とし穴がありました。慢心から11月を少しなまけてしまったのです。そして、あえなく不合格。しかも、得点は5問免除がありながら昨年同様の35点でした。

 そして、三年目。今年落ちたら諦めるつもりで再度アガルートアカデミー講座を選びました。今回は最後まで弛まず出し切った結果、合格することができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

 アガルートアカデミーの総合講義は、教本自体が視覚的にも文章的にも脳に吸収されやすい構成となっており、持ち運びに便利なサイズ感で仕事の合間や移動時間などを有効に使って勉強をすることができました。

 受講一年目は仕事の関係で年の初めから5月末までは猛烈に忙しいため6月から勉強を開始しました。まずは、教本に沿って講義を少し早回しで視聴しながら進めました。8月までに民法、区分所有法、標準管理規約、関連法令までざっと勉強し過去問を3回解きました。前年に管理業務主任者を取得していたので短時間でインプットすることができたと思います。そして9月から設備、点検と会計の講義、過去問実施と法律系と実務系を分けて勉強をしました。そうする事によって深い理解を必要とする法律系とできる限り本試験直前にインプットした方が記憶に残る暗記系に対して対応出来たと思います。一年目は模試の開始時期など自分自身のペース配分の失敗もあり不合格でしたが弱い部分を知ることが出来ました。

 改めて臨んだ二年目もアガルートアカデミーを選びました。マンション管理士試験は過去問を完璧に正解できても合格できないと知り総合講義の精読を勉強の中心にし、過去問は正確なインプットの確認作業として活用しました。精読すると前年は目を通していなかった箇所が多くあり、抜け落ちていた知識を埋めることができ合格に結びついたのだと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

 マンション管理士試験挑戦、初年度は管理業務主任者受験とのダブル受験でした。どちらかというと、主任者はマスト、管理士は合格すればラッキーといった感覚で受験しました。主任者試験といえば、合格者はマンション管理士試験で免除される「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」です。正確に記憶すれば正解できる問題がほとんどですので、過去問は徹底的にやりました。お陰で管理業務主任者試験は80%正解し合格することができました。主任者試験は問題の問い方に規則性があり、悩む問題はありませんでした。

 しかし、マンション管理士試験は民法、区分所有法、標準管理規約が問いの中を横断的に入っていて、知識の浅さを痛感しました。それからは、過去問は一問一答形式のように、不正解を減らすのではなく、全ての選択肢に解答が出来るようにしてやりました。一問を解くのに時間はかかりますが、合格への最短の道です。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

 実は、アガルートアカデミー受講の一年目、総まとめ講座は活用しませんでした。自分自身、相当深く勉強したつもりで、初めに返って再度さらうようなことが必要かと疑問に思ったからです。しかし、それは間違いでした。覚えた事は日を追って忘れていくもので、最後に総まとめ講座をやる事により記憶を手繰るスイッチのようなものを手に入れることが出来るということに気づいていませんでした。

 受講二年目、勉強のペース配分も理解し、試験まで二ヶ月というところで総まとめ講座を視聴、問題を三回解きました。一問一答形式は三つの不正解を消して残った正解を導くのではなく、問題から直ちに一つの正解を決定しなければならないため、曖昧な知識が修正され本物の知識とすることができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

 アガルートアカデミーの模擬試験はサイズ、装丁とも本試験に近く、本試験の開始と同時刻に受験する事で緊張感を持ちながら実戦経験を積むことができました。
 受講一年目は講義と過去問を解いて脳にインプットしていく作業を8月までとし9月から模擬試験を開始しました。概ね、80パーセント正答することができ、10月末には自信のような手応えがありました。それが過信でした。11月に少し気が緩み勉強が疎かになったのだと思います。本試験では見たことのない問題が出ました。特に第一問から第三問位が鬼門でした。そこで躓き、自信が崩れてそこからの問題が後から見ると正当できたと思える問題までが不安で誤答を重ねてしまいました。

 そして、受講二年目。今度はギリギリの10月末までインプット期間とし、11月に入ってから集中して時間をとり模試をやりました。そして、本試験当日、最も知識が蓄積された状態で臨むことができ合格を手に入れました。やはり本番に最高の状態で臨むためには、最終段階での模試と復習による実力アップが必要だったと思います。