受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

マンション管理士を受けようと思ったのは、前年に宅建士に合格したため、不動産関連の別の資格を取りたいと思ったからです。民法、区分所有法など共通する科目もあり、せっかく得た知識を少しは忘れたくないという思いもありました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートに決めたのは、サンプルのテキストが過剰にカラフルなものでなく、シンプルであったこと、また、講義動画の工藤先生の声のトーンや話し方が心地良かったことです。そして、受講生の合格率が高いということも決め手になりました。

合格体験記・学習上の工夫

私が勉強を開始したのは宅建の合格発表後、12月頃です。市販のテキストや問題集を買い、やってはみたのですが、あまり理解ができないのに愕然としました。
そこで、資格の学校から資料をとりよせ、講義のわかりやすさからアガルートを選びました。仕事をしながらの勉強は想像以上に苦しかったです。
勉強時間の捻出がなかなか困難で、それでも平日は2時間、土日は5、6時間勉強したと思います。
私は区分所有法と民法を中心に勉強し、建築基準法や都市計画法は前年の宅建試験勉強の知識が役立ったと思います。
一方、たった一問しか出題されない不動産登記法は、コスパが悪いので、捨てることにしました。
直前期はアガルートの教材のみにしぼり、それを繰り返して、他のものには手を出しませんでした。マンション管理士試験と管理業務主任者試験を両方受けましたが、マンション管理士試験の勉強が九割ほど。可処分時間のほとんどをマンション管理士試験対策に費やしました。管理業務主任者対策はマンション管理士試験が終わった一週間だけだったと思います。
そのため、管理業務主任者の方は危なかったのですが、幸い合格していました。ダブル合格できたのは、幸運もありますが、「受験は一度限り」と決めていたので、それも大きかったかもしれません。直前期の10月に体調を崩して2週間ほど入院しました。
これが11月でなくて本当によかったと自分に言い聞かせ、とにかく諦めずに勉強を続けました。色々な困難が降りかかることがあるかもしれません。
しかし、信念を持って勉強を続けること、それがなにより大切だと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義のテキストは3冊に分かれ、コンパクトですが、ボリュームのある内容がおさめられていて、重いのが苦手な私にはありがたかったです。
講義動画は、初回は通常の速度で視聴しました。テキストをみながら、テキストに書いていないところは直接テキストに書き込み、また先生が講義のなかで特に強調されるところはラインを引いていきました。
工藤先生の講義はとてもわかりやすく上品でいらっしゃるのに何故か親しみを感じました。動画は2回目からは1.25倍や1.5倍にして何度も聞いたと思います。アガルートの講義動画は速度を細かく指定できるので大変よかったです。(ちなみに音声データの方はもっと細かい指定が可能です。)
私は外出先ではスマホで動画を観ていましたが、家ではテレビにデータを飛ばして観ていました。これが一番楽でした。
直前期には動画または音声データを流しながら、家事などをすることも多かったです。前年に受けた宅建試験は、暗記でどうにか乗り切れるところもあるのですが、マンション管理士試験となるとそうもいかず、とにかく内容の理解が大切だと思います。
紙のテキストだけでは、私には理解が難しく、先生の講義動画や音声データには本当に助けられました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

アガルートの過去問題集は10年分です。選択肢ごとに詳細な解説が書かれています。私は過去問テキストには必要とあれば、総合講義テキストの情報などを余白に書き込みました。
また、何度か繰り返すうち、問題文がそのままだと解答のヒントが与えられるため、「適切なものはどれか」といった文字をカバーアップテープで消して学習しました。
過去問テキストに学習の都度、日付を記入すれば、同じ問題を何度学習したかを可視化することができるので、「これだけやったんだ」と自信を持つことができました。試験勉強期間の途中には、市販の問題集を併用したこともあったのですが、色々手を出すと失敗すると聞いていたので、最後はアガルートの過去問教材のみを繰り返し勉強しました。だいたい7、8回くらいやったと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座のテキストは、見開き2ページの左に問題が、右に要点がまとめられているもので、すべての分野が一冊に網羅されています。
持ち運びが便利なので、私はこれにインデックスをつけ、直前期は毎日持ち歩き、時間のあるときはカバンからすぐに取り出し、いつでも開いて見るようにしていました。 
あまり時間がなかったため、講義動画の方は駆け足で、どうにか一回視聴しただけでした。直前期には、すべての分野を振り返る必要があるため、総まとめ講座は全範囲を見渡せ、短時間で確認ができ、効率的な学習ができる優れた教材だと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模擬試験の活用について、ですが、本番では2時間ですべて解き終える必要があるため、スマホのストップウォッチアプリで時間をはかり、本番さながらに取り組みました。
間違えたところはもちろん、正解したところも解説を読んで自分の考えに間違いがないかのチェックをしました。本番であがるのを予防したかったので、会場受験の模擬試験も一度は受けましたが、アガルートの自宅模試は本番での時間配分の感覚を養うのに使いました。
模擬試験二回分というのは多すぎず少なすぎず、丁度よかったです。私はあまり点数がよくなかったのですが、気にしないことにしました。  
最新の法改正部分など、過去問にはなく、しかも本番で狙われやすいところを問われるので、模擬試験は必ずやっておくべきだと思います。