介護福祉士国家試験を受験し、無事に合格して安心している方も多いと思われます。

しかし介護福祉士を名乗るためには登録簿へ登録され、登録証を受け取る必要があります。

今回は介護福祉士国家試験合格後に行う必要がある登録手続きの流れについて紹介していきます。

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介護福祉士試験合格後のスケジュール

介護福祉士試験に合格後のスケジュールについて解説をしていきます。

3月下旬 合格発表

実技試験終了後の3月下旬に合格発表があります。

合格通知と必要書類(登録申請書・登録の手引)が一緒に送付されてきます。

※参考 介護福祉士国家試験の合格発表について 発表日時いつ?方法は?など

※登録申請書・登録の手引を紛失した場合は、試験センター登録部に請求することで再送付されます。

社会福祉振興・試験センター:登録申請書・登録の手引を紛失した場合

4月上旬 登録手続き

  1. 必要書類を揃える
  2. 登録に必要な書類を提出する
  3. 受理・登録

という流れで登録をすることになります。

5月上旬 登録証交付

必要書類を発送後、だいたい1カ月程度で登録証が交付されます。

登録手続きの流れ

国家試験は筆記試験と実技試験に分かれています。

実技試験免除の方も実技試験終了後に合格発表がされます。

合格者には合格証書と登録に必要な書類一式が入った封筒が送られてきます。

もしも4月になっても通知が来ない場合には試験センターへ問い合わせることをおすすめします。

社会福祉振興・試験センター:03-3486-7559

それではそれぞれの登録手続きについて解説していきます。

1 必要書類を揃える

登録に必要な書類は届いた書類に加え、収入印紙などが必要になってきます。

公共機関は平日しか空いてないので、予定をしっかり立てて行くことをおすすめします。

必要な書類は、

  1. 登録申請書
  2. 登録免許税「収入印紙」の原本
  3. 貼り付け用紙
  4. 登録手数料「振替払込受付証明書(お客様用)」の原本
  5. 本人確認書類(以下のいずれか1つ)
    ・戸籍の個人事項証明書原本
    ・戸籍抄本の原本
    ・本籍地を記載した住民票の原本

となっています。

登録申請書

必要事項を記載して提出します。

名前や住所などは戸籍抄本と同じ内容を正しく書きましょう。

登録免許税(収入印紙9,000円分

登録免許税は収入印紙で支払うことになります。

収入印紙は郵便局などで購入することができます。

介護福祉士の場合、9,000円分を購入する必要があります。

登録手数料(3,320円・要:振替払込受付証明書)

登録手数料は郵便局で支払い、その際に振替払込受付証明書を受け取る必要があります。

介護福祉士の場合、3,320円の支払いです。

本人確認書類1通

戸籍の個人事項証明書原本や戸籍抄本の原本、本籍地を記載した住民票の原本のいずれかを1通準備します。

自身の住所がある市町村役場に行くと受け取ることができます。

また外国国籍の方は、国籍等を記載した住民票の原本(短期滞在社はパスポートその他身分を証明する書類のコピー)が必要になります。

※平成29年4月1日から令和9年3月31日までに介護福祉士養成所を卒業し、経過措置による登録を受ける方の場合は介護福祉士養成施設の卒業証明書の原本が必要になります。

2 登録に必要な書類を簡易書留で送付

1で準備した合計3通(養成施設卒業者は4通、外国国籍の方は5通)を送付します。

送付する前にもう一度、誤字脱字や誤りがないか確認して封をしてください。

送付先は社会福祉振興・試験センター登録部宛になります。

試験センターに届かないと受理されませんので、必ず簡易書留で郵送するようにしましょう。

3 受理・登録

提出書類が試験センターに到着すると受理され、審査が行われます。

ここで欠格事由がないか、書類に不備がないか、登録資格要件を有しているかなどを確認されて無事に通過できれば登録簿へ登録されます。

もしも不備があった場合は書類が返送されてきます。

返送されてきた書類はすぐに修正や追記をして早めに再提出しましょう。

審査を通らなければ登録簿に記載されず、介護福祉士という名称を名乗ることができません。

4 登録証交付

書類提出後、1カ月程度で介護福祉士登録証が郵送されてきます。

不備があれば修正して1カ月程度で届きます。

レターパックプラスで郵送されてくるため、不在の場合は不在届が投函されますので1週間以内に受け取れるようにしましょう。

また登録をしている最中に転居があった場合に転居届を必ず出しておいてください。

登録証を受け取った後であれば変更登録の手続きが必要になってきます。

登録証に間違いがなく、手元に届けば介護福祉士として勤務することが可能となります。

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この記事の監修者 遠藤 愛 講師

遠藤 愛 講師

全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。

現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。

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