受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

FP技能検定試験を目指した理由・契機

一番の理由は、お金に関する自分の知識が無いことへの不安でした。社会人になってから税金・保険・年金などお金に関する事柄に関わることが多くなりましたが、自分がどういう税金を払い、自分が万が一の時はどういう手当が受けられ、何に備えなければいけないかなど全く知識がありませんでした。
生きていくうえで大事なお金のことだからこそ、しっかりした知識を身に付けるきっかけにしたいと考え、FP試験の受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

以前、アガルートの宅建講座を受講したことがあり、当時からテキストや問題集の質が高く、また講義動画の解説がわかりやすいと感じていました。
そのため、FP試験の受験を考えたときから、アガルートを利用しようと思っていました。また、合格特典で受講料が全額返金されるというのは、日々の勉強に対する強力なモチベーションとなるため、自分にとって非常に魅力的でした。

合格体験記・学習上の工夫     

どんな資格試験でも言えることですが、大事なことは、①同じ問題集を繰り返しやりきること、②小さな積み重ねを継続すること、の2つが大事だと思います。

①について、僕の場合は学科対策パーフェクトと実技対策パーフェクトをとりあえず3回やって、間違えた問題については4、5回目あるいはそれ以上やりました。
そうすると基本的な知識は学習できるので、あとは過去問をやり、間違えた問題を調べて、それは個別に知識としてインプットする。これをひたすら繰り返しました。

②について、今回のFP試験は仕事の繁忙期とも重なり、休日も何かと私用が多かったため、勉強時間が限られていました。その中で、私は毎日の積み重ねの部分を意識しました。
具体的には、仕事がある日でも毎朝1時間ほど勉強してから出勤し、夜寝る前に朝の復習を少しでもやる。これを数か月の間とにかく継続しました。その甲斐もって、結果的にはより多くの勉強時間を確保することができました。その他自分がやったことは勉強範囲を絞ることでした。
届いた過去問は全部やるつもりでしたが、途中で試験までの残り時間を考えると難しいことに気づいたため、過去問は過去1年分の3回分のみとし、これをやりきることに注力しました。
というのも、FPの試験問題は多くが過去の問題の焼き直しが多いため、1年分をやりこんだだけでも問題の傾向や解き方は十分に習得でき、実際に合格することができました。

もう一つ、個人的にすごくオススメしたいのは、新聞を読むことを習慣にすることです。FP試験で学ぶ内容のほとんどが政治や経済と密接に関わっているため、読めば読むほど知識の定着につながり、場合によっては問題の考え方に関するヒントを学べることもあります。

学科対策パーフェクトのご感想・ご利用方法

本教材を利用しての感想は、テキスト内容が非常にシンプルにまとめられているため、覚える内容がはっきりしており、知識として吸収しやすかったということです。
問題形式が基本的に一問一答形式となるため、どこが大事なキーワードや数字となるのか、あるいは出題者はどこを引っかけようとしているのかを学ぶためには、絶好の教材だと思います。また、アウトプットを前提とした学習方法が特徴となるため、やみくもにインプットするのでは無く、問題を解く中で生まれた疑問点などを解決するため、目的意識を持って調べ、学習し、知識としてインプットすることができます。

利用方法は、上記でも書きましたが、学科対策パーフェクトはとにかく何周もやることだと思います。アウトプットを前提とした学習方法なので、やはり問題を解きながら覚えるという感覚が大事だと思います。
具体的には、1週目は、当たり前ですが全然分からないので、答えを見ながら学ぶという感じ。この時の理解度としては半分くらいで十分だと思います。
2週目は、基本姿勢としては問題を解く意識でやりますが、分からなければすぐ答えを見て、覚えます。3週目も基本は2週目と同じですが、
3週目ともなると、自分の得意や不得意の分野が明確になってくるはずです。ここからは苦手な分野を中心に4、5周目、それ以上をやっていく感じです。試験まで時間がない場合は、苦手な分野はやらないで得意分野に注力して点数を稼ぐのも方法の一つだと思います。

実技対策パーフェクトのご感想・ご利用方法

本教材を使用しての感想は、基本的には学科対策パーフェクトと同じで、構成が非常にシンプルなため学習がしやすいということです。あと個人的には、ここで出てくる各問題の補足やpoint、keywordが問題を解くときの手助けになり、学習した内容を整理する時に非常に役立ったと感じています。

利用方法としては、基本は何周も繰り返しやることを意識していました。ただ、実技の場合は学科と違い、学科の内容がある程度頭に入っていないと問題が解けないので、そういう時は焦らずに該当箇所の学科部分を学習し直してから戻るということもしていました。
あとは、実技なので実際に手を動かして、電卓を使い計算し、解き方の過程を丁寧に理解することが重要だと思います。このあたりについては、テキストでの解説が充実していたので、個人的に苦労したことはあまりなかったと思います。

2級過去問集(学科・実技)のご感想・ご利用方法

本教材を利用しての感想は、覚えるべきポイントの整理がしやすいと感じたことでした。
各問題の解説のところで、ポイントとなるべき項目では厚く解説がされており、また下線も引かれていることから、学習の整理がしやすかったです。利用方法はやはり何周もやるということ。特に、実技試験の問題は焼き直しが多いので、問題の傾向や解法を習得することは非常に重要だと感じました。
また、時間内に解く練習を積むことも非常に重要です。実技試験は、時間のわりに問題量や計算量が多いと思います。私は、数字が弱いタイプなので計算に時間がかかり、実際のところ試験当日も時間が足りず、解き切れなった問題が何個かありました。時間内に解くという練習にもぜひこの教材を利用してほしいと思います。

自由記載欄(講座のご感想,講師へのメッセージ等)

アウトプットを中心とした学習方法が特徴的な本講座でしたが、試験までの時間が限られている私のような社会人には、効率良く学習ができたので、今の資格試験勉強のニーズに合った教材だと思います。
今回、合格することができたのもこの教材をしっかりとやり込んだからこそだと思っています。本当に感謝しております。ありがとうございました。また、次回、何らかの資格を取るときはぜひ利用させていただきたいと思います。