キャリアアップや就職のため、自身の住宅ローンや保険選びなどをきっかけにお金の知識を深めるためなどの理由からFP2級取得を考えている。

しかし「独学で出来るか不安」「勉強方法がいまいち分からない」、という方も多いのではないでしょうか?

今回は、FP2級合格に向けて、効率の良い勉強方法から試験対策についてお伝えしていきます。

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FP2級は独学でも受かる?

FP2級取得の資格を取得するためには、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

FP2級は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つの団体が、年に3回実施している国家資格。

まず始めにFP2級の難易度を知るために、合格率を確認しておきましょう。

【学科試験合格率】

2023年9月2023年5月2023年1月2022年9月2022年5月
日本FP協会53.54%48.82%56.12%42.16%49.20%
きんざい22.75%17.51%29.07%15.75%22.11%
参照:日本FP協会金融財政事情研究会

【実技試験合格率】

2023年9月2023年5月2023年1月2022年9月2022年5月
日本FP協会52.02%58.61%59.53%56.55%62.11%
きんざい40.80%39.49%35.14%38.05%32.80%
※きんざいの数値は、「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」の平均値 

合格率を見ると、日本FP協会よりもきんざいの学科試験の方が難易度が高いのではと思う方もいるかもしれません。

しかし、学科試験の問題は両団体共通です。

日本FP協会は個人申込、きんざいは団体申込が多いことから、受験に対してのモチベーションの違いが合格率に反映されているのではないかと言われています。

上記表の通り、FP2級の合格率は学科試験が20~60%、実技試験が30%~70%。

また、FP2級合格に必要な勉強時間は、約150~300時間と言われています。

平日1時間×5、休日3時間×2の1週間に11時間のペースで勉強時間を確保した場合、3~6か月で合格できる計算です。

受験機会も年に3回あるため、仮に不合格になったとしてもモチベーションを落とさず、すぐに次の試験にチャレンジしやすい環境となっていると言えるでしょう。

合格率や勉強時間から考えると、FP2級は決して簡単な資格ではありませんが、他の国家試験と比べると独学でも合格する可能性が高い資格だと言えます。

※関連リンク:FPは独学で合格可能?独学すべきか予備校利用か?現役FPが解説!

FP2級の勉強法

FP2級合格に向けて、どのようなことを意識して勉強を進めていけばいいのでしょうか?

ここからは、FP2級の勉強方法について解説していきます。

勉強時間の目安

FP2級合格に必要な勉強時間は、約150~300時間と言われています。この時間はあくまでも目安です。

個人で、もともとある知識や学習スタイルによって勉強時間は左右されますが、自身の環境に合わせてまずは勉強時間を確保しましょう。

過去問題の活用が重要

ファイナンシャルプランナーの試験問題は過去に出題された問題からの流用が多いため、例年似たような問題が多数出題されています。

そのため、過去問題を繰り返し解いて確実に得点できるようにすれば、それだけで合格圏内に入ることも可能です。

過去問題は必ず活用してほしいのですが、量をこなすために何年も前の過去問を解くことは得策ではありません。

なぜなら、日本では1年に1回税制改正が行われているから。

過去問題を遡りすぎることで誤った知識を定着させてしまったり、混乱したりして問題への理解が深まらない可能性があるのです。

過去問題は多くても直近6回分までにとどめ、理解するまで繰り返し解くのが良いと考えられるでしょう。

具体的な勉強方法と流れ

FP2級試験を最短で合格するために、おすすめの勉強方法の流れは以下の通りです。

1.学科用の問題集(アウトプットテキスト)を全て解き、出題のポイントを把握する

2.覚えるところを理解したら、その部分はひたすら覚える

3.実技テキストを解く

4.過去問題直近6回分を、3回転以上させる

まず始めに、学科の問題を解きます。これは、「どういった問題が出題されているのか」「覚えるべき箇所はどこか」を理解するためです。

学科試験は、「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業継承」の6科目。

出題範囲は非常に広いですが、各科目10問しか出題されません。

「FP2級の知識としてこれだけは押さえておいてほしい」という重要なポイントが問われることが大半です。

そのためには、解ける解けないは関係なく、まず始めに問題と向き合い、試験内容全体を捉える必要があります。

そして、理解すべきポイントが分かったら、ひたすら覚えましょう。

学科の内容をある程度理解したら、実技の問題も解いてみましょう。

学科と実技の内容はリンクしているため、実技を解くことで理解がより深まります。

そして、最後は過去問題を繰り返し解くことです。

間違えたところは、解説をよく読み場合によってはテキストに戻って一つひとつ確実に理解をすることが大切です。

FP2級の試験時間は120分で、出題数は60問なので、1つの問題に2分以上かけないよう時間を意識しながら問題を解いていきましょう。

4択択一のマークシート形式で、意地悪な問題はほとんど出ません。

問題文の意味が理解できれば「これだ」という答えが導きやすいものが多いため、問題文を読んで迷ったり、2分以上悩んでしまったりする問題については「まだこの部分の理解が弱い」と認識してテキストに戻り、理解を深めましょう。

また、FP試験の範囲であるこの6分野は税制改正や制度の改正が非常に多い分野です。

過去問も多くて直近6回分までに留めておくといいでしょう。

合格するためにはそれぞれ3回転以上解くことが必須と考えます。

FP2級の実技対策

FP試験は、午前が学科試験・午後が実技試験と2つの試験を同一日に受験します。

実技試験の勉強方法は基本的に学科試験と同じ方法で対応が可能です。

ただし、学科が各設問スポットで出題されているのに対し、実技は例えば各相続財産を答え、その次に個別の相続税を答えるなど問題の流れがあります。

理解が不十分な箇所やケアレスミスをなくすことが合格につながります。

問題を解くときは計算過程は必ず紙に書くなど、ケアレスミスを防ぐ習慣を身につけておくと良いでしょう。

なお、実技対策に関してはアガルートで実際にFP試験の講義を担当している講師によるサンプル講義を以下にて視聴可能です。ぜひ参考にしてみてください。

実技試験の選択方法

FP2級は、受験申込先が「日本FP協会」と「きんざい」の2団体があります。

学科試験は共通問題ですが、実技試験は下記のように異なります。

  • 日本FP協会→資産設計提案業務
  • きんざい→個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務より1科目選択

日本FP協会の資産設計提案業務ときんざいの個人資産相談業務の出題範囲や難易度はほとんど変わりません。

保険に関する仕事に就いている人はより知識を深めるために、きんざいの「生保顧客資産相談業務」を選択することが多いようです。

また、各団体で受験地が異なるため、受験地で選ぶ方もいます。

どちらを選択しても同じFP2級試験ですが、どうしても迷って決められないという場合は日本FP協会の「資産設計提案業務」を選ぶのが無難でしょう。

FP2級の一発・短期合格を目指すなら…

FP2級の試験は、人気が高いため参考書や問題集なども種類が多く、問題集選びを誤らなければ独学でも一発合格を狙えるでしょう。

過去問題を繰り返し解き、出題傾向を早くつかむことが出来れば効率的に勉強を進めることができるはずです。

しかし、「勉強方法が分からず独学が不安だ」「AFP資格の取得を考えている」「将来的にFP1級やCFPといった上位資格の取得を考えている」という方は、通信講座の利用がおすすめです。

独学では、税制改正などの最新情報は自ら確認する必要がありますが、通信講座であれば最新の情報を得られます。

また、重要なポイントがまとまった参考書を使うことができ、正しい知識を短時間で効率よく身につけることも可能です。

さらには日本FP協会認定教育機関の講座を受けることによりAFPも取得しやすくなります。

通信講座を利用することで、教材選び税制改正などの独学でのデメリットや不安を解消し勉強に集中しやすい環境を作ることができます。

独学に不安を感じている方やより上位の資格を考えている方は、是非通信講座の利用も検討してみてください

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この記事の執筆者:鎌倉一江

2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、終活アドバイザー、FPwoman Money Writer's Bank 所属ライター

相続(争続)をきっかけに、お金の勉強を始め保険乗合代理店営業職を経て独立。
独立系FPとして執筆や個人セッションに加え、終活アドバイザーとしてオンライン上で「はじめてのエンディングノート」セミナーを定期的に開催している。

 

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