総合型選抜(旧AO入試)はオープンキャンパスに行ってないと不利?志望理由書の書き方を解説
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総合型選抜(旧AO入試)では、オープンキャンパスに参加していないこと自体が減点になる大学はほとんどありません。
合否を決めるのは提出書類と面接などの選考内容であり、見られているのは参加の有無ではなく大学理解の深さです。
ただし、参加を出願条件に定めている大学もあるため、募集要項の確認は欠かせません。
本記事では、オープンキャンパスに行っていない場合にやるべきことと、志望理由書の書き方を解説します。
目次
総合型選抜(旧AO入試)はオープンキャンパスに行ってないと不利?

オープンキャンパスに参加していないこと自体が減点になる大学は、ほとんどありません。
総合型選抜の合否を決めるのは、志望理由書・活動報告書などの提出書類です。
あわせて、面接・小論文・プレゼンテーションといった選考内容で判断されます。
そもそも総合型選抜は、学力試験だけでは測れない意欲や適性を多面的に評価する入試方式です。
評価の中心にあるのは、受験生が何を考え、どのように行動してきたかです。
ただし、注意すべき例外があります。
大学によっては、オープンキャンパスや事前面談への参加が出願資格として募集要項に明記されている場合があるためです。
参加が条件になっている入試方式では、そもそも出願ができません。
志望校の募集要項を開き、「出願資格」の欄に参加要件が書かれていないかを必ず確認してください。
出願条件は年度ごとに変わることがあるため、必ず最新年度の募集要項で確かめましょう。
オープンキャンパスに行けないときにやるべきこと
オープンキャンパスに参加できなくても、大学理解を深める手段は複数あります。
むしろ、自分で情報を取りにいった過程は、総合型選抜の志望理由書や面接で語れる材料になります。
ここでは、大学理解を深める3つの方法を順に紹介します。
大学公式サイトでアドミッションポリシーを読み込む
最初に取り組むべきは、志望大学のアドミッションポリシーを読み込む作業です。
アドミッションポリシーとは、大学がどんな学生に入学してほしいかを公表した方針です。
総合型選抜では、記載された内容が評価基準そのものになっています。
読むときは、求める人物像に出てくるキーワードを書き出してください。
主体性・探究心・地域貢献といった言葉が並んでいることが多くあります。
書き出したキーワードに、自分の高校時代の経験を一つずつ対応させていきましょう。
あわせて確認したいのが、カリキュラムポリシーとディプロマポリシーです。
入学後の学び方と、卒業時に身につく力まで把握できると、志望理由書に書ける材料が一気に増えます。
さらに踏み込むなら、シラバスや学部パンフレットのPDFにも目を通しましょう。
興味のある科目名や研究室名まで具体的に調べておくと、志望理由に固有名詞を入れられます。
個別相談会や進学相談会を活用する
オープンキャンパス以外にも、大学と直接やり取りできる機会は用意されています。
多くの大学が、個別相談会・オンライン説明会・進学相談イベントを実施しているためです。
平日開催や少人数制のものも多く、オープンキャンパスの日程が合わなかった受験生でも参加しやすくなっています。
参加するときは、事前に公式サイトで調べた内容を踏まえた質問を用意してください。
調べればわかることを聞くのではなく、調べたうえでわからなかった点を聞く姿勢が大切です。
例えば「シラバスで見た◯◯演習では、具体的にどのような調査を行うのか」と尋ねる形です。
総合型選抜の入試方式や評価の観点について、担当者に直接確認できる点も見逃せません。
開催情報は進学情報サイトや大学公式SNSで告知されるため、志望校のページを定期的に確認しておきましょう。
高校の進路指導室で話を聞く
身近な情報源として見落としがちなのが、高校の進路指導室です。
進路指導室には、同じ大学へ進学した先輩の受験報告書・合格体験記が保管されています。
大学から届いた募集要項やパンフレットも、まとめて置かれていることが多くあります。
進路指導の先生に相談すると、志望校の総合型選抜で課された書類や試験を具体的に聞けるでしょう。
先輩がどのような準備をして合格したのかは、ウェブ上ではなかなか調べられません。
志望校と受験方式を早い段階で共有しておくと、出願準備を円滑に進められます。
オープンキャンパスに行ってない場合の志望理由書の書き方
志望理由書は、オープンキャンパスの感想を書く書類ではありません。
大学で何を学び、卒業後にどうなりたいかを示すための書類です。
参加経験がなくても、評価される志望理由書は十分に書けます。
ここでは、総合型選抜の志望理由書を書くときの3つの観点を解説します。
参加の代わりに自分で調べた事実を書く
オープンキャンパスに参加していない場合は、公式サイト・シラバス・研究室紹介から得た事実を根拠として書きましょう。
参加者にしか書けない感想を、無理に盛り込む必要はありません。
「キャンパスの雰囲気が良かった」といった表現は、参加していなければ書けないからです。
書ける材料は、学びたい分野を扱う科目名・担当教員の研究テーマ・ゼミや実習の内容です。
大切なのは、それらを選んだ理由を自分の関心と結びつけて書くことです。
例えば「商店街を対象としたフィールドワークを行う◯◯演習があると知った」と書き出します。
自分自身の体験と大学ならではの内容を結びつけると、大学を深く調べた姿勢が自然に伝わります。
大学の教育方針と自分の目標を結びつける
アドミッションポリシーに書かれた求める人物像と、自分の高校時代の経験・将来の目標を対応させて書きましょう。
評価される志望理由書は、大学の教育方針と自分の目標がつながっているからです。
組み立てる順番は、大学が求める力・自分がその力を発揮した経験の順に置きます。
続けて、大学でさらに伸ばしたい理由・卒業後にどう活かすかを書く流れです。
経験を書くときは、活動の名称だけで終わらせないでください。
自分が何を考えて何に取り組み、どのような結果につながったかまで書くと、人物像が具体的に伝わります。
情報を集めたプロセスを具体的に示す
大学について調べた過程そのものが、志望理由書や面接の材料になります。
オンライン説明会の視聴・個別相談会での教員とのやり取り・シラバスの読み込みが該当します。
主体的に取った行動を、時系列で整理してみてください。
関連する書籍や論文を読んだ経験、その分野に関わる場所を訪ねた経験も材料に加えられます。
面接で参加状況を聞かれたときにも、具体的に答えられるようになります。
なお、参加していないことを取り繕って「行った」と書いてはいけません。
事実と異なる記載は面接での質問で必ず食い違いが生じ、信頼を大きく損なう結果になります。
まとめ
総合型選抜では、オープンキャンパスに参加していないこと自体が減点になる大学はほとんどありません。
ただし出願資格に参加を定めている大学もあるため、募集要項の確認は必ず行ってください。
アドミッションポリシーの読み込み・個別相談会・進路指導室の活用で、大学理解は十分に深められます。
調べた事実と自分の経験を結びつけて、あなたにしか書けない志望理由書を仕上げましょう。
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