青山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件や学科別の倍率を徹底解説
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります

青山学院大学の総合型選抜は全部で6種類あります。
2026年度の入学者選抜結果に載っている5種類の合計は、第一次の志願者が1,717名、最終合格が392名でした。
方式別の志願者は自己推薦の674名が最多で、2番目は外国人留学生の669名です。
本記事で扱う4種類はどれも書類審査があり、評定・英語資格・競技実績などの条件は方式や学部・学科によって違います。
本記事では、青山学院大学の総合型選抜の出願条件と学科ごとの倍率、選抜方法を解説します。
目次
青山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の基本情報

青山学院大学の総合型選抜は、入学者選抜案内で次の6種類に分けられています。
- 自己推薦
- 理工系女子特別
- スポーツに優れた者
- 海外就学経験者
- 外国人留学生
- 全国児童養護施設推薦
このうち外国人留学生と全国児童養護施設推薦は、本記事には含めていません。
外国人留学生は在留資格「留学」で入学する人、全国児童養護施設推薦は児童養護施設に入所している人だけが対象のためです。
本記事では、残りの4種類について詳しく解説します。
実施している学部
4種類の総合型選抜のどれかを実施するのは、次の10学部です。
- 文学部
- 教育人間科学部
- 法学部
- 経営学部
- 国際政治経済学部
- 総合文化政策学部
- 理工学部
- 社会情報学部
- 地球社会共生学部
- コミュニティ人間科学部
経済学部は、4種類のどの方式も実施していません。
同じ学部でも実施する学科は方式ごとに違い、教育人間科学部で実施するのは教育学科のスポーツに優れた者だけです。
学科ごとの倍率
2026年度の倍率は、計算できる学科では総合文化政策学部のスポーツに優れた者の9.0倍が最も高く、最低は1.0倍です。
1.0倍だったのは、スポーツに優れた者の比較芸術学科と国際政治学科です。
海外就学経験者の化学・生命科学科は、志願者4名から合格者が出ませんでした。
志願者数は大学の表の「第一次審査 志願者」欄の人数で、合格者数は最終合格者の人数です。
1段階で選抜する海外就学経験者の法学部と理工学部も、志願者数は同じ欄に載っています。
| 方式・学科 (2026年度) | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 自己推薦 英米文学科 | 250名 | 73名 | 3.4倍 |
| 自己推薦 史学科 | 52名 | 14名 | 3.7倍 |
| 自己推薦 比較芸術学科 | 44名 | 6名 | 7.3倍 |
| 自己推薦 地球社会共生学部 | 220名 | 54名 | 4.1倍 |
| 自己推薦 コミュニティ人間科学部 | 108名 | 26名 | 4.2倍 |
| 理工系女子特別 物理科学科 | 2名 | 1名 | 2.0倍 |
| 理工系女子特別 電気電子工学科 | 0名 | 0名 | – |
| 理工系女子特別 機械創造工学科 | 3名 | 2名 | 1.5倍 |
| 理工系女子特別 情報テクノロジー学科 | 5名 | 2名 | 2.5倍 |
| スポーツに優れた者 史学科 | 9名 | 5名 | 1.8倍 |
| スポーツに優れた者 比較芸術学科 | 1名 | 1名 | 1.0倍 |
| スポーツに優れた者 教育学科 | 15名 | 5名 | 3.0倍 |
| スポーツに優れた者 法学科 | 16名 | 3名 | 5.3倍 |
| スポーツに優れた者 ヒューマンライツ学科 | 16名 | 3名 | 5.3倍 |
| スポーツに優れた者 経営学部 | 31名 | 12名 | 2.6倍 |
| スポーツに優れた者 国際政治学科 | 3名 | 3名 | 1.0倍 |
| スポーツに優れた者 国際経済学科 | 5名 | 2名 | 2.5倍 |
| スポーツに優れた者 国際コミュニケーション学科 | 3名 | 2名 | 1.5倍 |
| スポーツに優れた者 総合文化政策学部 | 18名 | 2名 | 9.0倍 |
| スポーツに優れた者 社会情報学部 | 17名 | 11名 | 1.5倍 |
| スポーツに優れた者 コミュニティ人間科学部 | 26名 | 6名 | 4.3倍 |
| 海外就学経験者 ヒューマンライツ学科 | 20名 | 9名 | 2.2倍 |
| 海外就学経験者 国際政治学科 | 47名 | 13名 | 3.6倍 |
| 海外就学経験者 国際経済学科 | 61名 | 13名 | 4.7倍 |
| 海外就学経験者 国際コミュニケーション学科 | 53名 | 12名 | 4.4倍 |
| 海外就学経験者 物理科学科 | 3名 | 2名 | 1.5倍 |
| 海外就学経験者 数理サイエンス学科 | 0名 | 0名 | – |
| 海外就学経験者 化学・生命科学科 | 4名 | 0名 | – |
| 海外就学経験者 電気電子工学科 | 2名 | 1名 | 2.0倍 |
| 海外就学経験者 機械創造工学科 | 3名 | 2名 | 1.5倍 |
| 海外就学経験者 経営システム工学科 | 3名 | 1名 | 3.0倍 |
| 海外就学経験者 情報テクノロジー学科 | 8名 | 5名 | 1.6倍 |
スポーツに優れた者の経営学部は2学科の合計で、合格者は経営学科が7名、マーケティング学科が5名でした。
社会情報学部は、スポーツに優れた者方式と相模原キャンパスアスリート方式の2方式を合わせた人数です。
青山学院大学の自己推薦では比較芸術学科の7.3倍が最も高く、志願者が最も多い英米文学科は3.4倍でした。
試験日と出願期間
青山学院大学の総合型選抜の4種類のうち、出願期間の開始が最も早いのは、海外就学経験者の法学部と国際政治経済学部です。
この2学部の出願書類の提出期間は、2026年9月1日〜9月4日です。
2027年度入試の日程を、次の表にまとめました。
| 方式(2027年度入試) | 出願書類の提出期間 | 試験日 |
| 自己推薦 (史学科・比較芸術学科以外) | 2026年9月7日〜9月10日 | 2026年10月24日 |
| 自己推薦 (史学科・比較芸術学科) | 2026年9月28日〜10月1日 | 2026年11月23日 |
| 理工系女子特別 | 2026年10月1日〜10月5日 | 2026年10月24日 |
| スポーツに優れた者 | 2026年10月19日〜10月22日 | 2026年11月21日 |
| 海外就学経験者 (法学部・国際政治経済学部) | 2026年9月1日〜9月4日 | 2026年10月10日 |
| 海外就学経験者(理工学部) | 2026年9月14日〜9月17日 | 2026年10月24日 |
自己推薦は学科によって日程が2つに分かれ、史学科と比較芸術学科は出願も試験もほかの3学科より遅くなります。
2段階で選抜する方式では、表の試験日に受験できるのは第一次審査の合格者だけです。
参考:青山学院大学|入学者選抜情報(学部)
参考:青山学院大学|過去の入学者選抜試験結果・参考データ
参考:青山学院大学|入学者選抜要項ダウンロード
青山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件
青山学院大学の総合型選抜で第一志望が条件なのは、自己推薦(英米文学科を除く)・理工系女子特別・スポーツに優れた者です。
評定・英語資格・活動実績の基準は、方式や学部・学科によって違います。
それぞれ方式ごとの具体的な出願条件について解説します。
自己推薦の出願条件
青山学院大学の自己推薦は学科ごとに出願条件が違い、英米文学科は評定の条件がなく英語資格の基準を満たせば出願できます。
| 学科(2027年度) | 主な出願条件 |
| 英米文学科 | 英検準1級以上、TOEFL iBT68点以上(2026年1月21日以降の試験は1.0〜6.0の尺度で3.5以上)、IELTS5.5以上などのいずれか |
| 史学科 | 評定4.0以上、または評定3.8以上かつ世界史探究か日本史探究の評定4.5以上 |
| 比較芸術学科 | 評定4.0以上、または評定3.8以上・外国語4.2以上・世界史探究か日本史探究4.2以上のすべて |
| 地球社会共生学部 | A〜Gの7分野から1つを選び、分野ごとの英語資格と、G(海外就学経験者)を除き評定3.8以上 |
| コミュニティ人間科学部 | 1年以上の社会貢献活動と評定3.5以上、または高校卒業後に職に就いた経験 |
英米文学科を除く4学科は、その学科・学部を第一志望とすることが出願の条件です。
表で科目名を付けていない評定は、調査書の「全体の学習成績の状況」を指します。
史学科と比較芸術学科は、2027年3月に日本の高校を卒業見込みの人が対象です。
史学科と比較芸術学科には、インターナショナルスクールの卒業見込み者と高卒認定の合格者は出願できません。
地球社会共生学部のスポーツと文化・芸術の分野では、全国レベルの大会であることを示す資料が要ります。
その資料を貼り付けていない場合は、出願資格がないものとして扱われます。
コミュニティ人間科学部の社会貢献活動には、部活動や学校行事などの学校教育活動は含まれません。
理工系女子特別の出願条件
青山学院大学の理工系女子特別に出願できるのは、2027年3月に高校を卒業見込みの女子です。
そのうえで、英語資格・数学の評定・理科の評定の3つをすべて満たす必要があります。
英語資格は、英検CSEスコア1980点以上やIELTS4.0以上などのいずれかです。
TOEICの場合は、L&R550点以上かつS&W240点以上が必要です。
数学と理科の評定は、高校3年の1学期(前期)までの平均で、それぞれ3.8以上が求められます。
さらに、出願する学科を第一志望とし、合格した場合に入学することを確約できる人に限られます。
学校推薦型選抜との併願は不可です。
スポーツに優れた者の出願条件
青山学院大学のスポーツに優れた者は、2027年3月に高校を卒業見込みの人が対象です。
評定は、高校3年の1学期までの全体の学習成績の状況で3.5以上が求められます。
相模原キャンパスアスリート方式だけは評定が原則3.0以上で、指定部の部長の推薦も条件になります。
青山学院大学への入学を第一志望とすることも条件です。
体育会の募集競技種目で、高校在学中に次のどれかの実績を上げていることも求められます。
- オリンピックや世界選手権などの国際大会に出場
- 全国高等学校総合体育大会などの全国大会で8位以上
- 全国大会につながる都道府県大会やブロック大会で優勝か準優勝
- 上の3つと同等以上の実績を公式競技記録などで証明できる
入学後は体育会の部に所属し、在学中は競技を続ける強い意志を持つ人が対象です。
経営学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部は、英語資格も条件に加わります。
経営学部は英語資格の代わりに、実用数学技能検定2級以上でも出願できます。
海外就学経験者の出願条件
青山学院大学の海外就学経験者に出願できるのは、日本国籍を持ち、海外で外国の教育課程による教育を受けた人です。
法学部と理工学部の出願資格は大きく2つで、1つは保護者の海外勤務に伴って海外の高校に2年以上続けて在籍した人などです。
もう1つは中学校課程以上で通算3年以上、海外の教育課程で学んだ人などで、細かな条件は学部ごとに違います。
法学部ヒューマンライツ学科は、英検準1級以上やIELTS6.0以上などの英語資格が必要です。
法学部ヒューマンライツ学科には、英語のスコアとドイツ語やフランス語などの検定を組み合わせて出願する方法もあります。
国際政治経済学部は英語資格だけで出願する場合、英検なら1級が必要です。
国際政治経済学部はこの2つに加え、日本の高校在学中に半年以上2年未満の交換留学をした人も出願できます。
理工学部は、IELTSかTOEFL iBTのスコアを提出することが条件です。
青山学院大学の総合型選抜(旧AO入試)の選抜方法
青山学院大学の総合型選抜は、多くが第一次の書類審査と第二次の筆記試験・面接の2段階です。
理工学部の方式では、数学と理科の学力試験も課されます。
それぞれ方式ごとの具体的な選抜方法について解説します。
自己推薦の選抜方法
青山学院大学の自己推薦は、第一次が書類審査、第二次が学科ごとの筆記試験と面接です。
2026年度は第一次の志願者674名のうち、第一次審査に合格したのは255名でした。
| 学科 | 第二次の筆記試験 |
| 英米文学科 | 小論文(英語および日本語):英文を読み、英語と日本語の両方で書く(60分) |
| 史学科 | 論述:歴史に関する史料か英文のどちらかを選んで答える小論文形式(90分) |
| 比較芸術学科 | 芸術に関する基礎知識(90分) |
| 地球社会共生学部 | 小論文(90分) |
| コミュニティ人間科学部 | 小論文(60分) |
英米文学科の面接は、英語と日本語の両方で行われる形式です。
史学科と比較芸術学科は、第一次で志望動機・理由書と入学者選抜課題を提出します。
入学者選抜課題は、学科が示す課題について2000字以内で自筆で論じる提出物です。
この課題では、人工知能などによる自動生成や他者による作成が禁じられています。
理工系女子特別の選抜方法
青山学院大学の理工系女子特別は、第一次が書類審査で、第二次で数学と理科の基礎学力調査と面接を受けます。
数学の範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)で、試験時間は60分です。
理科は物理か化学を選ぶ60分の試験で、物理科学科だけは物理に限られます。
物理の範囲は物理基礎・物理、化学の範囲は化学基礎・化学です。
面接には、学力に関する試問も含まれます。
出願資格に使った英語資格のスコアも、合否判定の対象です。
2026年度は第一次の志願者10名の全員が第一次審査に合格し、最終合格は5名でした。
スポーツに優れた者の選抜方法
青山学院大学のスポーツに優れた者は、第一次が書類審査、第二次が小論文と面接です。
第一次の書類は、調査書・志願書・志望動機・理由書と、スポーツの活躍の記録Ⅰ・Ⅱです。
志望動機・理由書は手書きで、人工知能などによる自動生成や他者による作成は禁じられています。
第二次の小論文の試験時間は60分です。
国際政治経済学部の面接には、英語での質疑が一部含まれます。
社会情報学部の相模原キャンパスアスリート方式は、第一次が書類審査で、第二次は面接(口頭試問)だけです。
2026年度は第一次の志願者160名のうち、第一次審査に合格したのは94名でした。
海外就学経験者の選抜方法
青山学院大学の海外就学経験者は、国際政治経済学部だけが2段階で選抜し、法学部と理工学部は1回の試験で合否を決めます。
国際政治経済学部は第一次が外国語能力の書類審査で、第二次は日本語の小論文と、英語での質疑を一部含む面接です。
法学部ヒューマンライツ学科の選抜は、書類審査・小論文・面接の3つです。
理工学部は書類審査・数学・理科・面接で選抜し、IELTSかTOEFL iBTのスコアも合否判定に使います。
理工学部の理科は物理か化学を選びますが、物理科学科は物理、化学・生命科学科は化学に限られます。
小論文・数学・理科の試験時間は、いずれも60分です。
まとめ
青山学院大学の総合型選抜のうち本記事で扱った4種類は、対象者と筆記試験の内容が方式ごとにさまざまです。
英米文学科の自己推薦と海外就学経験者を除いて第一志望が条件で、評定や英語資格の基準は方式や学部・学科によって違います。
2026年度の自己推薦で第一次審査を通ったのは第一次の志願者674名のうち255名で、志願者の半数未満です。
出願資格や試験内容は学部・方式ごとに違うため、志望先の入学者選抜要項を青山学院大学の公式サイトで確認してください。
総合型選抜について、
こんなお悩みはありませんか?
- 志望動機が全く見えなくて困っている
- 活動実績が少なくて志望理由書が書けない
- 一般入試と両立したい
このような悩みをお持ちでしたら一度アガルートにご相談ください
▼アガルートアドミッションの総合型選抜の公式サイトはこちら▼
合格から逆算された緻密で網羅的なカリキュラム
プロ講師による完全オーダーメイドの個別指導
志望校合格で全額返金あり!
オープン記念キャンペーン中!
▶アガルートアドミッションの詳細を見る