昭和大学医学部は1928年に設立。

2028年には100周年を迎える歴史の深い私立大学です。

「医学は患者から臨床の現場で学ぶ」を新カリキュラムの信念としており、大学一年次から臨床実習を実施。

臨床スキルが日本一高い医師を目指す昭和大学に魅力を感じ、再受験から医師を目指す方も多いのではないでしょうか。

しかし、再受験を目指す方が気になる点は、合格へのハードルの高さです。

そこで本コラムでは、昭和大学医学部の再受験の寛容性を調査し、結果をデータと共に詳しく解説します。

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昭和大学医学部は再受験に寛容なのか

昭和大学医学部は再受験に「厳しい」見方が強めです。

そもそも志望大学が再受験に寛容かどうかは、再受験の合格者数や合格率を見てある程度判断できます。

以下の章で詳しく解説しますが、昭和大学医学部は再受験の合格者数や合格率が極めて低いため、再受験に寛容とはいい難い状況です。

昭和大学医学部を第一志望校にしている方は、本腰を入れて受験に臨む必要があるでしょう。

昭和大学医学部が再受験に寛容といえない理由①

ここからは昭和大学医学部が再受験に寛容といえない理由について解説します。

〇昭和大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H30167名130名27名10名1名
H29142名135名34名7名0名
H28137名135名36名7名4名
H27145名155名51名9名4名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

昭和大学医学部の年齢別合格者数は上記の通りですが、18歳の現役生と22歳以上の合格者数を比較するとその差は歴然です。

再受験が集中する22歳以上の合格者数は1桁台という結果になっており、平成30年はわずか1名しか合格しておらず、平成29年に至っては合格者が0名です。

再受験から合格する可能性はゼロではないものの、昭和大学医学部を本命にしている方は受験対策を徹底して講じる必要があります。

昭和大学医学部が再受験に寛容といえない理由②

昭和大学医学部が再受験に寛容でない理由は22歳以上の合格率にも表れています。

〇昭和大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30364名0.3%
H29511名0.0%
H28601名0.7%
H27605名0.7%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

昭和大学医学部の22歳以上の合格者数と合格率は上記の通りですが、いずれも1%未満と非常に厳しい結果です。

昭和大学医学部は東京都品川区という利便性の高い都心部にキャンパスを構えており、併願受験する人が集中しやすく受験者が多くなる傾向にあります。そのため、合格率の低さが際立ってしまっています。

22歳以上の合格率が10%を超えていれば寛容性が高いと判断できますが、昭和大学医学部の合格率は1%未満で推移している点から、再受験に寛容でないといえるでしょう。

昭和大学医学部の入試情報

昭和大学医学部を本命としている方のために、以下では昭和大学医学部の入試情報を紹介します。

2024年の倍率や2025年の試験科目を参考にしながら、本腰を入れて対策を講じていきましょう。

倍率(2024年度)【一般選抜入試1期:一次試験】
・志願倍率:23.92倍・実質倍率:4.38倍
【一般選抜入試1期:二次試験】
・志願倍率:4.89倍・実質倍率:1.69倍
【一般選抜入試2期:一次試験】
・志願倍率:71.78倍・実質倍率:11.94倍
【一般選抜入試2期:二次試験】
・志願倍率:5.0倍・実質倍率:3.61倍
試験科目(一般選抜入試1期・一次試験)英語100、数学or国語100、理科200【計400】
試験科目(一般選抜入試1期・二次試験)小論文20、面接100【計120】
試験科目(一般選抜入試2期・一次試験)英語100、数学or国語100、理科200【計400】
試験科目(一般選抜入試2期・二次試験)面接100【計100】
参考:「入試データ|昭和大学 受験生特設サイト
参考:「昭和大学入学試験要項

昭和大学医学部の入試情報は上記の通りです。

一般選抜は1期と2期の2回に分けて実施されており、一次試験の筆記は科目・配点共に共通ですが、二次試験は1期と2期で内容が異なるため注意しましょう。

昭和大学医学部に再受験で合格するポイント

ここからは昭和大学医学部に再受験で合格するためのポイントを3つ紹介します。

厳しいハードルをクリアできるよう、以下を参考にしてみてください。

国語が得意な人は国語を選択する

私立医学部の筆記試験は英語・数学・理科の3科目が一般的ですが、昭和大学医学部は数学を国語(現代文)に変更することが可能です。

出願時にいずれかを選択することになっているため、数学より国語が得意な方は迷わず国語を選択しましょう。

出題範囲は現代文のみで古文や漢文はありません。

医学系テーマの評論文が出題される傾向が強く、読解量や記述量、語彙レベルは標準より高めです。

本格的な記述対策を講じておきましょう。

英語は過去問を徹底的にマスターする

英語は2020年から大問3問構成に変更となり、大問1は文法問題、大問2~3は長文読解が出題されます。

文法は基本的な問題が多いですが、語彙の難易度はやや高めです。

発音やアクセント問題も過去に出題されているため、語彙力を磨いておく必要があるでしょう。

また、年々記述問題の比重も高くなっており、記述問題が苦手な方は予備校などで添削を受けると良いかもしれません。

記述問題は過去問を徹底的にマスターし、出題傾向を掴むことが高得点獲得の鍵となるでしょう。

面接は医学部志望理由を明確にしておく

面接は受験生1人に対して面接官2人の個人面接です。

面接前に事前アンケートの記入があり、面接はアンケートの内容に沿って質問が行われます。

内容は主に医学部志望理由や同大学の志望理由のほか、自身の医師の適正度などが問われます。

再受験の場合は社会人生活や併願校について聞かれる可能性が高いため、自分なりの言葉でまとめておきましょう。

昭和大学医学部の再受験まとめ

今回は昭和大学医学部の再受験の寛容性について紹介しました。

昭和大学医学部は22歳以上の合格者が少ないうえ、合格率も低い点から再受験から合格を目指すことは非常に厳しいといわざるを得ません。

それでも昭和大学医学部に合格したいと考えている方は、予備校に通うなど徹底した受験対策を行いましょう。

しかし、社会人生活との両立は容易ではありません。そのため、通学に時間を割けない方はオンライン型予備校の「アガルートメディカル」がおすすめです。

アガルートメディカルはすべての講義をオンラインで受講でき、志望校ごとの受験対策についても丁寧にアドバイスを行っています。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも

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