「医師を目指しているので医学部に再受験したい」

「岡山大学医学部に入りたい」

他学部卒業や社会人になったあとでも医学部への入学を目指すことは可能です。

とはいえ、大学によって再受験に対する寛容性は異なります。

そこで本コラムでは岡山大学医学部がどの程度再受験に寛容なのか、データや理由をもとに解説します。

岡山大学医学部への再受験を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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岡山大学医学部は再受験に寛容なのか

結論からお伝えすると、岡山大学医学部は再受験に対して「比較的寛容」です。

国公立大学医学部への寛容度を「とても寛容」「比較的寛容」「厳しい」と3つにわけた場合、岡山大学医学部はほぼ中間に位置すると考えられます。

志望する大学が再受験に対して寛容かどうかは、基本的に22歳以上の受験者数や合格率を見て判断できます。

それぞれの数値が高ければ再受験しやすい大学といえるでしょう。

岡山大学医学部が再受験に寛容といえる理由①

岡山大学医学部が比較的寛容といえる理由は年齢別合格者数を見て判断できます。

以下では、岡山大学医学部の合格者数を年齢別の表でまとめたので参考にしてみてください。

〇岡山大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3045名55名6名3名6名
H2944名44名13名2名13名
H2846名37名15名8名10名
H2748名48名12名1名8名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

岡山大学医学部の平成27年~平成30年の4年間の年齢別合格者数は上記の通りです。

現役生や既卒1年目の19歳の合格者数が多いことは当然ながら、22歳以上の合格者数も比較的多いと考えられます。

平成30年の22歳以上の合格者数は6名、平成27年は8名と一桁台ですが、平成29年と28年は10名を超えているため、再受験しやすい大学と判断できるでしょう。

岡山大学医学部が再受験に寛容といえる理由②

岡山大学医学部が再受験に寛容かどうかは、合格率をチェックすることも大切です。

以下では、22歳以上の受験数から割り出した合格率を表でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

〇岡山大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H3043名14.0%
H2962名21.0%
H2847名21.3%
H2751名15.7%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

岡山大学医学部の22歳以上の受験者数と合格率は上記の通りです。

先述した通り、平成30年の22歳以上の合格者は6名で、平成27年は8名と少ない印象ですが、合格率を見るとそうではないことがわかります。

なぜなら、岡山大学医学部の22歳以上の合格率は10%以上を推移しているからです。

合格者が少ない=再受験に厳しいと考えることは時期尚早かもしれません。

平成29年と28年にいたっては20%以上と高い合格率となっています。20%以上は5人に1人が受かっている計算です。

再受験に寛容であるかどうかは合格者数だけではなく、合格率もチェックしましょう。

岡山大学医学部の入試情報

岡山大学医学部への再受験を目指す場合、偏差値や直近の倍率、試験科目をしっかり確認することが大切です。

以下では、岡山大学医学部の入試情報をまとめたので参考にしてみてください。

偏差値67.5~70
倍率(2024年度)・志願倍率:3.06倍
・実質倍率:2.82倍
試験科目(共通テスト)国語100、地歴・公民100、数学100、理科100、外国語100【計500】
試験科目(個別学力検査)数学400、理科300、外国語400【計1100】
参考:2024年度 岡山大学入学試験実施状況 ● 一般選抜(前期日程)
参考:一般選抜 学生募集要項

岡山大学医学部の偏差値は67.5~70です。国公立大学の医学部の中では偏差値が高く、北海道大や名古屋大学の医学部とほぼ同等です。

近隣の広島大学医学部の偏差値が65~67.5のため、相当な受験対策が必要と考えられます。

志願者と募集定員から割り出した志願倍率は3.06倍、実際の受験者と合格者数で割り出した実質倍率は2.82倍です。

10倍を超える倍率の医学部もある中では比較的低めとなっており、しっかりと対策を講じておけば十分に合格圏内を狙えるでしょう。

試験は共通テストと個別学力検査の2種類です。共通テストはすべて100点ずつで苦手分野をなくすことが鍵といえます。

個別学力検査は数学・英語・外国語の3科目ですが、配点がいずれも高めとなっているため、幅広い範囲を網羅しておく必要性があるでしょう。

岡山大学医学部に再受験で合格するポイント

岡山大学医学部に再受験で合格するポイントを3つ紹介します。以下のポイントをおさえて、当時の試験に挑みましょう。

過去の合格者の平均点は最低限キープ

医学部への再受験を目指すにあたり、過去の合格者の平均点は把握しておくようにしましょう。

再受験で最低限狙うべき得点の目安になるからです。

2024年度 入学者選抜の合格者成績情報」によると、医学部の共通テストの平均点は428.8点、個別学力検査の平均点は871点です。

割合でいえば共通テストは85%、個別学力検査は79%にあたります。

過去問を解き、採点する際は上記のボーダーをクリアできるようにしましょう。

時間配分を意識しながら取り組む

岡山大学医学部の個別学力検査の場合、数学、理科、外国語の試験時間はそれぞれ2時間です。

例年通りでいけば令和7年の試験も同様であり、ゆとりがあると思うかもしれません。しかし、配点は理科が300点、数学と外国語が400点と異なります。

数学や外国語は問題数が多い、もしくは1問の配点が高く解くのに時間を要することが想定されます。

再受験の場合、テストの雰囲気に慣れている現役生に比べると、時間配分が得意ではありません。

せっかく苦手を克服できても、当日時間が足りずに終わってしまっては努力が無駄になってしまいます。

繰り返し演習問題を解くだけではなく、過去問に取り組む際は時間配分を意識しておきましょう。

面接対策:現役生や既卒生と同じでは不合格と認識しておく

岡山大学医学部では個別学力検査で面接を実施しています。

岡山大学の「一般選抜 学生募集要項」では「面接は総合判定の資料とし、評価によっては、大学入学共通テストの成績及び個別学力検査等の成績に関わらず不合格となることがある」と明記しています。

つまり、テストの点が高ければ面接は雑でも良いという考えは非常に危険です。

さらに、再受験の場合は違う学部・学科を卒業していることもあるため、「どうして今になって医学部を受験しようと思ったのか」など、再受験ならではの質問も多いと考えられます。

現役生や既卒生と同じ面接対策では不合格となる可能性が高いと認識しておき、十分な対策を講じておきましょう。

岡山大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは岡山大学医学部の再受験について解説しました。結論としては、岡山大学医学部は再受験に対して「比較的寛容」といえます。

22歳以上の合格者が一桁台の年はありますが、その分合格率が高く、このようなデータからも再受験しやすい大学と判断できるでしょう。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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